京都大賞典 気になる馬達
阪神競馬場 2400m
野芝に洋芝をオーバーシードは東京と同じ。
注目は下の記述で去年とほぼ同じです。
『第3回阪神競馬前にAコース部約6,200平方メートル、第3回阪神競馬終了後にはBコース部を中心に約14,900平方メートルの芝張替を実施しました。その後ベースとなる野芝の生育促進に努め、9月上旬に洋芝(イタリアンライグラス)を播種しました。野芝・洋芝とも生育は順調で、全体的に良好な状態です』
BコースはAコースから直線部3メートル、曲線部4メートル外側に内柵を設置。
Aコース部分は3回開催前なのですでに4日間使用済み。
Bコース部分は3回開催後なので新品同様。
去年の京都大賞典は確かに800~1000m区間から11秒台が続くロングスパートでラスト2ハロンが11.8-13.0と大きく失速する消耗戦で先行勢に不利な流れ。
なので4コーナー7番手のマカヒキ1着、12,7、10番手の人気薄3頭が4~6着に入ったのもうなずけます。
もう一つ、この4頭は馬群の外側を走った事。
10レースの戎橋Sもハイペースだったとはいえ、真ん中から外の2頭(4,12人気)の1,2着。
去年の開幕日のオパールSも大外を追い込んだナランフレグの2着は実力馬で良いとしても16番人気のメイショウケイメイが惜しい4着に追い込んだ。
りんどう賞でもやや外の6人気エクロールが2着。
もうおわかりでツね!
開幕週だからと言って内前絶対の馬場じゃないってことでツ!
内前の馬もおさえつつ!
BEAR IN MIND 外の人気薄の差し馬に注目!
春の阪神の実績
去年のマカヒキは大阪杯4着2回
2着アリストテレスは天皇賞春4着、すみれSタイム差なし2着
3着キセキは大阪杯2着
今年のメンバーでは、
アイアンバローズ 阪神大賞典2着、天皇賞春5着
アリストテレス 去年2着
ウインマイティ― 忘れな草1着
ディアマンミノル 2400m3勝クラス、2600mOP勝ち
ヒンドゥタイムズ 1800mL勝ち
評価
近走で逃げた経験のある馬が多い
前走のスピードからアフリカンゴールド、ユニコーンライオン、キングオブドラゴンが先頭争いか。
その後ろにディアスティマ、ウインマイティ―、アイアンバローズ、ボッケリーニ、アリストテレス
その後ろにレッドガラン、マイネルファンロン、ウェラアズール
後方待機がヒンドゥタイムズ、ディバインフォース、ディアマンミノル
前に馬が多いので去年のような展開になってもおかしくないな。
勝ち負け
ボッケリーニ 浜中騎手がミスしなければ(同じ事を先週も書いた記憶が…ミスって4着に1000円)
ディアマンミノル 展開向きそう…え?荻野っちの連勝?それもなさそう(失礼)
ヒンドゥタイムズ
3着候補
アリストテレス
アイアンバローズ
マイネルファンロン
馬達
アイアンバローズ 先行/好位
去年は12着。
1番枠から終始内ラチ沿いを走って直線伸びず。
位置取りは良かったのだが直線で内外の馬場差がでた。
外回りで通常なら直線でバラけて内にスペースができるのだが、騎手たちに『開幕週の内』という意識が強く内が開かない。
脚色がなかったようにも見えるが途中であきらめているようにも見える。
その後使いながら減らしているので18キロ増も影響したかもしれない。
今年は春の実績から巻き返したい。
去年の4月にも阪神2400mを勝っており、相性の悪いコースではない。
馬体重チェック。
アリストテレス 好位
去年2着
鮫島駿騎手のコメント
「先週はCWコースで長めから追って、今朝は坂路で整える感じ。3週連続乗って感じはつかめていますし、間隔はあいていますが、態勢は整ってきたと思います。今回は前めでしぶとさを生かす競馬も考えています」
ジャスティンパレスでも追切を熱心に乗って結果を出した鮫島騎手。
まだ映像を見ていないので詳しくはわかりませんが良さそうですね。
リピーター枠
ディアマンミノル 差し/追い込み
去年4着の外差し馬。
阪神外回り2400,2600mも勝っている。
2400m以上で直線の長いコースは得意。
傾向から外せない馬。
楽しみ
ヒンドゥタイムズ 差し
小倉記念は△で2着
去勢効果か速い時計の決着にもなんとかついていけました。
本来はもう少し時計のかかる馬場が得意。
斉藤崇師のコメント
「変な力みが取れました。前回より見た目にはフックラしています。2400メートルは初めてですが、引っ掛かる馬じゃないので。この前ぐらい走れれば」
「ここ目標に仕上がりはいいですよ。前走からセン馬になりましたが、輸送が得意ではない馬がいいレースをしてくれました。叩いて馬体もふっくらしてきましたし、引っかかる馬ではないので初めての2400メートルも問題ないでしょう」
騙馬になって落ち着きが出ればこなせる距離も広がる。
走り方から重馬場も〇
欧州的なこの馬にチャンスはあると思う。
ボッケリーニ 先行/好位
AJCC〇、日経賞〇、目黒記念無印
今回は浜中騎手で想定1番人気ですか…
浜中騎手で1番人気ね…
ボッケリーニ君は非常に堅実で掲示板は外さないだろう実績がある。
そこを浜中騎手がやらかすんですよ(浜中アレルギー)
例えば、5枠に入って、内から2列目の好位でまわって直線で少し外にだせば勝てる。
勝てるはずなのに、浜中アンチマジックでなぜか内ラチ沿いに入って直線でバテた先行馬が邪魔になってスムーズに追えず4着。
ボッケリーニ君は強いよ。
勝てる力はあるよ。
ボッケリーニ君はね(しつこい)
マイネルファンロン
AJCC△、天皇賞春△
宝塚記念は無印でしたが追切良かった。
そう、AJCCからずーっと追切で走る気を見せていたんです。
ムラ馬がどうしたんでしょう?
手塚師のコメント
「舞台は悪くないけど、使って良くなる馬。少し掛かるようになっているし、昔のファンロンの感じ。いいときに比べるともう少し」
「悪いわけではないけど、1回使った方がいいかな」
調教師さんのコメントからは今回は叩き台みたいな雰囲気、でも断言できないみたいなw
動きは悪くないし頭の動きもいい。
走る気持ちはある。
ただ、調教師さん的には状態面でまだ仕上げていないという事なんだろう。
ステイゴールド産駒は人間の思惑を裏切る馬。
7歳はステイゴールド産駒がもっとも輝くとき!
2200mだったらなー。
レッドガラン
安田隆師のコメント
「動きは良かった。最後は11秒9だからね。状態は夏の札幌記念の時と比べるとかなりいい。涼しくなってきたのもいい。あとは距離がどうか。走ったことがない距離だけに」
距離は大丈夫だと思う。
急に加速するタイプでもないし、ゆったり走れる。
むしろ1600~1800よりも2000~2200mの方が良さそう。
札幌記念は非常にタフな馬場と展開。
ラスト3ハロンが12.4-12.6-12.7と失速する中で後ろの馬も上りは36.6~36.9秒。
レッドガランは37.0秒で許容範囲内。
いつもの馬群の中で溜めて直線で外に出す競馬ができれば上位に食い込めるかも。
重馬場それじたいは悪くないが重馬場で体力を消耗させられるかもしれない。
ユニコーンライオン
おそらく距離短縮の次あたりだと思うんだよね、走るのは。
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