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オークス 2024年 気になる馬達


過去の傾向

2023年
1着リバティアイランド
ドゥラメンテxオールアメリカンxザール
母は豪GⅠ2勝
母内にボールドルーラーのクロスあり
ザール内にサーアイヴァー
2着ハーパー
ハーツクライxAPインディ系
母父ボールドルーラー系
東京1600mGⅢ1着
3着ドゥーラ
ドゥラメンテxキングヘイローxステイゴールド
キングヘイロー内にサーアイヴァー
母母内にボールドルーラー
チューリップ賞、桜花賞と成績は悪かったがレースに参加できていなかった感が強い。
さらにオークス前に坂路で初めてのラスト11秒台を記録して上昇の兆しが見えた。
4着ラヴェル
キタサンブラックXダイワメジャーXフレンチデピュティ
東京1600mGⅢ1着
先行して残ったのも直線で内ラチ沿いを走ったのもこの馬だけ。
惜しかった。

今年の東京1600mGⅢ1着
クイーンズウォーク  クイーンC1着
チェルヴィニア    アルテミス1着

2022年
1着スターズオンアース
ドゥラメンテxスマートストライクxドイツ系
母は仏GⅠ6勝
東京1600mGⅢ2着
2着スタニングローズ
キンカメxクロフネ
母母内にセクレタリアート
東京1600mGⅢ3着
3着ナミュール
ハービンジャーxダイワメジャーxフレンチデピュティ
東京2歳マイル1分33秒8、上がり33.0

東京1600mGⅢ3着以内
サフィラ アルテミスS2着

東京2歳マイル1分33秒8
ステレンボッシュ 上り33.6

2021年
1着ユーバーレーベン
ゴールドシップxロージズインメイxブライアンズタイム
母父にプリキロ
母母母父がサーアイヴァー系のオーストラリア馬
札幌2歳S2着、阪神JF3着でその勝ち馬が桜花賞馬
2着アカイトリノムスメ
ディープインパクトxキンカメ
母母がデピュティミニスター系xボールドルーラー系
この組み合わせはドゥーラの母母母と同じ。
フレンチデピュティもデピュティミニスターxプリキロ系xボールドルーラー。
この要素はこの高速馬場で重要。
東京1600mGⅢ1着
3着ハギノピリナ
キズナxアドマイヤムーンxヘクタープロテクター
2020~2023年のオークス3着以内12頭の内9頭が父か母父ミスプロ系。
ディープインパクト系で3着以内に入った9頭中、2頭が母父、3頭が母母父ミスプロ系。

ディープインパクト系で母父か母母父ミスプロ系
クイーンズウォーク キズナxミスプロ系xデピュティミニスター系xボールドルーラー系
タガノエルピーダ キズナxキンカメ
ライトバック   キズナxデインヒル系xミスプロ系
ラヴァンダ    シルバーステートで母母母母父ミスプロ系
(エセルフリーダ  キタサンブラックxハービンジャーxミスプロ系)

前走桜花賞

桜花賞4着か4人気以内
ステレンボッシュ 1着(50%/62%/62%)
2人(37%/57%/85%)
ライトバック   3着 (複44%)
スウィープフィート4着 (複33%)
クイーンズウォーク8着 3人(複37%)

前走フローラSは上り1,2位
ラヴァンダ 1分59秒0で上がり2位

前走フラワーCは東京1600m重賞3着以内で上がり33秒台あり
該当馬なし

前走忘れな草賞は上り3位以内&100%に近い上がり上位率
タガノエルピーダ上り1位だが4走中2走が上がり4位以下。
しかし、その上り4位以下のレースはGⅡ4着、GⅠ3着。

人気

3人気以内の信頼性高く、1着は継続騎乗が有利
ステレンボッシュ  1人モレイラ→戸崎
スウィープフィート 2人継続
ライトバック    3人継続
クイーンズウォーク 4人継続

その一方で4人気以下の複勝率は似たり寄ったりで複勝率で言えば5人気も16人気も変わらない。
つまり人気薄の2,3着は十分にあり得る。

評価

今年の東京1600mGⅢ1着
クイーンズウォーク  クイーンC1着
チェルヴィニア    アルテミス1着

東京1600mGⅢ3着以内
サフィラ アルテミスS2着

東京2歳マイル1分33秒8
ステレンボッシュ 上り33.6

ディープインパクト系で母父か母母父ミスプロ系
クイーンズウォーク キズナxミスプロ系xデピュティミニスター系xボールドルーラー系
タガノエルピーダ キズナxキンカメ
ライトバック   キズナxデインヒル系xミスプロ系
ラヴァンダ    シルバーステートで母母母母父ミスプロ系
(エセルフリーダ  キタサンブラックxハービンジャーxミスプロ系)

桜花賞4着か4人気以内
ステレンボッシュ 1着(50%/62%/62%)
2人(37%/57%/85%)

ライトバック   3着 (複44%)
スウィープフィート4着 (複33%)
クイーンズウォーク8着 3人(複37%)

前走フローラSは上り1,2位
ラヴァンダ 1分59秒0で上がり2位

前走忘れな草賞は上り3位以内&100%に近い上がり上位率
タガノエルピーダ上り1位だが4走中2走が上がり4位以下。
しかし、その上り4位以下のレースはGⅡ4着、GⅠ3着。

人気

3人気以内の信頼性高く、1着は継続騎乗が有利
ステレンボッシュ  1人モレイラ→戸崎
スウィープフィート 2人継続
ライトバック    3人継続
クイーンズウォーク 4人継続

勝ち負け
ステレンボッシュ 軸になる

2着候補
コガネノソラ   下剋上
アドマイヤベル
チェルヴィニア

3着候補
スウィープフィート
ライトバック
タガノエルピーダ
ミアネーロ

人気薄でも可能性はゼロではない
エセルフリーダ
ホーエリート

馬達

ステレンボッシュ
エピファネイアxルーラーシップxダンス
父エピファネイアにシアトルスルーあり、先週のVMもエピファネイア産駒が勝ったように高速馬場相性いい。
母父ミスプロ系も〇
デアリングタクトがエピファネイアxキンカメでこの馬も同じ系統。
2歳東京の1600mで1分33秒8で上がり33.6秒〇
胴の長い体型で2400mもOK
桜花賞1着でオークスで1人気になった馬は【4-1-0-1/6】
ソダシ以外は全て連対で2着のハープスターも0.0秒差。
唯一、乗り替わりがマイナス要素だが勝ち負けの確率は非常に高い。

スウィープフィート
スワーヴリチャードxディープスカイxミスプロ系
スワーヴリチャード内にシアトルスルーあるし、母父はボールドルーラー持つアグネスタキオン系
フォトパドックで皮膚の薄さを見せていて状態は良さそう。
道中も我慢できるし、追い出してからの大きなフォームも東京向き。
桜花賞は先に外に出せたライトバックに先着を許したがあのレースでの2頭に大きな差はない。
オークスでも直線でスムーズに走れた方が上位に来るだろう。

ライトバック
キズナxデインヒル系xマキャベリアン
アルテミスSで4着だが直線で進路なく右往左往していた。
エルフィンSでも直線で少し減速する場面もあったがスウィープフィートに先着。
桜花賞では最後方から直線で大外を選択し尚且つスウィープフィートに進路を与えなかった。
桜花賞で上がり1位1着は【3-1-0-0/4】だが上り1位2着以下は【0-0-0-3/3】。
どちらかと言えばマイルベストだがこの時期なら2400mも走れてもおかしくない。

クイーンズウォーク
キズナxミスプロ系xデピュティミニスター系xボールドルーラー系
血の並びからは一番推したい馬。
ただ、母はスプリンターでこの馬もその性質が強く出ている。
桜花賞は内ラチ沿いもあまり良くなかった。
走り方から距離延長には不安。

チェルヴィニア
ハービンジャーxキンカメ
母母母父のポッセがボールドルーラー持ってる
ハービンジャーxキンカメはモズカッチャン
ハービンジャー産駒だとディアドラ4着、ナミュール3着
血統的にはハービンジャー産駒としては母方にもっとノーザンダンサーが欲しい。
東京1600mGⅢを上り1位で勝っているのは〇
桜花賞は大外枠から外4列目先頭というスタミナ面で非常に厳しい競馬を強いられた。
更に直線で前を狭められて必要以上に後退してしまった。
追切時計も向上しているし今回は巻き返す

サフィラ
ハーツクライxロミタスxデインヒル系
東京2歳1600mGⅢで1分33秒9で上がり33.4秒〇
阪神JFは外枠から前半は外で壁を作れず。
前の3頭には離されたがしぶとく4着に粘り込んだ。
クイーンCは位置取りは悪くなかったが直線で伸びず。
解せない負け方はマイナス10キロの影響か?
距離が延びるのは歓迎だが仕上がるのはまだ先。
現時点の状態でどこまでできるか。

タガノエルピーダ
キズナxキンカメxトニービン
朝日杯は内から先行し3着
チューリップ賞は大外枠から外3列目先頭で4着
3戦目の忘れな草賞は速いマイルを2回先行した後だったのに離れた4番手で折り合えたことが収穫。
あのレースができれば2400mも大丈夫。

ラヴァンダ
シルバーステートxベーカバド
チューリップ賞は直線で2度も進路をふさがれて脚を余して負けた
フローラSは直線で狭い内ラチ沿いを抜けて来たが2着まで。
ちょっと運が無い感じは有る。

アドマイヤベル
スワーヴリチャードxミスプロ系xグレイソヴリン系
ハーツクライ産駒のハーパーが去年2着に入った。
2014年のヌーヴォレコルト以来、久しぶりに馬券内に入った。
ハーパーは母父APインディ系でボールドルーラー色が強い。
それにクイーンCを勝っている。
アドマイヤベルの父スワーヴリチャードも母にシアトルスルーを持ちダービー2着。
アドマイヤベルの母にはボールドルーラーなし。
その代わりに母母父がグレイソヴリン系でトニービンが刺激されている。
やや欧州色が強い、それがどう出るか。
百日草ではアーバンシックに上がりで0.6秒差を付けられた。
フリージア賞では何頭か不利があったが2着。
フローラSは8番枠から中団で折り合い、直線では不利なく走れた。
長い直線の後半でストライドを伸ばす動きもできているしコースは合っている。
後は通用するかどうか。
ウインマリリンの勝ち時計と上りのバランスを考えれば及第点は与えられる。
フローラSの2,3着が重賞で0.7、0.3秒差も悪くない。
マリリンの2着ホウオウピースフルはクイーンC0.6秒差。
モズカッチャンの2着ヤマカツグレースはフィリーズ0.8秒差。
桜花賞組が上だとは思うが候補に入れるべき。

コガネノソラ
ゴールドシップxロージズインメイ
この組み合わせはユーバーレーベンと同じ。
さらにコガネノソラは母母母父がボールドルーラー系
馬体重を増やしつつ成績を上げていて侮れない馬。
10月の東京の未勝利では逃げ切りでポッドテオに勝っている。
4月の
中山1800mでは中団から抜け出して加速ラップ締め〇
そしてスイートピーSで化けた。
勝ち時計1分45秒6はレースレコード。
これまでのレコード1分46秒2のタガノパッションはオークスで0.3差4着。
レースも800m通過45.6秒で桜花賞よりも速いペースを経験している。
前が早く縦長の展開をやや後方から直線で外に出して追い込んだ。
特にラスト200m過ぎてからのストライドの伸びは素晴らしかった。
11.9-11.6の加速ラップ締めで3着を3馬身突き放した。
2着のニシノティアモはフェアリーS0.3差
フリージア賞でもアドマイヤベルと大差ない。
一発ある。


エセルフリーダ
キタサンブラックxハービンジャー
コガネノソラに僅差だったニシノティアモに0.2差で勝った馬。
母デルマオギンさんはモーリスつけないのでしょうか?
エセルフリーダさんはいかにも東京が合う走り。
2戦目の東京で楽勝。
3戦目の中山1勝クラスはメンバーが揃った好レース。
GⅢと言ってもいいレベル。
レースペースも12.3-11.2-12.4-11.6-12.4-11.9-12.3-12.4-11.6-11.7と乱ペースで先行勢はスタミナを消耗する展開を2番手で進み0.6差5着。
4戦目の中山2000mでは前半は控えて後半勝負。
ニシノティアモが脚を余した印象はあるが11.8-11.7の加速ラップ。
何故か右回りを多く使っているが東京での走りが一番良かった。
多頭数の経験が無いのと騎手に不安はある。

ミアネーロ
ドゥラメンテxプルピット
キンカメ系なので母の戦績が重要。
母はダート1700mGⅠ勝ちで米オークスも3着。
父ドゥラメンテはオークス2連勝。
母はボールドルーラー色強い〇
ミアネーロは新馬で外から追い込んできた馬を体当たりで吹っ飛ばす武闘派。
菜の花賞は後方から追い込もうとしたが直線でゴチャゴチャしてまともに走れなかった。
それでも1分33秒6で走っている。
フラワーCは中団の内から直線で不利なく内から抜け出す有利な競馬で勝利。
勝ち時計1分48秒0はオークス2着だったスタニングローズの1分48秒5よりも速い。
インパクトのある勝ち方をしていないが底も見せていない馬。

ホーエリート
ルーラーシップxステゴxクロフネ
母のフレンチデピュティとアイリッシュカーリにボルキロがあり高速東京良さそう。
フラワーCでは8人気で◎をつけ悔しい2着><
フリージア賞では進路なく参考外。
カニキュル、エルフストラックとの比較でもフローラS組とも大差ない。
フラワーCの内外の進路どりを考えればミアネーロを逆転できるかもしれない。







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