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株:4月2日 しまむら 2024Q4決算

このnoteは素人の妄想の垂れ流しであり、特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではなく、特定銘柄および株式市場全般の推奨や株価動向の上昇または下落を示唆するものでもなく、将来の運用成果または投資収益を示唆あるいは保証するものでもない。
最終的な投資決定は読者ご自身で判断するやん。
この記事にそそのかされて売買しないやん、せんきゅー。


2025年の会社予想利益がコンセンサスに届かなかった?…だと!?

しまむら(8227)が昨日発表された決算を受けて寄りで約8%も下落。
そしてその後の場中はよこよこ。
下げ過ぎからの買い戻しが入っているが、同じだけ売りも入っているのだろう。

決算は良かった。
『24年2月期の連結経常利益は前の期比4.3%増の567億円になり、25年2月期も前期比1.7%増の576億円に伸びを見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。5期連続増収、増益になる。

同時に、前期の年間配当を270円→280円(前の期は260円)に増額し、今期は190円とし、2月20日割当の株式分割を考慮した実質配当は35.7%増配とする方針とした。

直近3ヵ月の実績である12-2月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比12.1%増の99.2億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の5.8%→6.2%に改善した』

増収増益で2-3月の決算で重要だった増配も果たし利益率も改善。
どこに落とす理由があるのかという決算だった。

下げた原因と考えられるのが来期の予想利益の伸びの低さ。
売上高は前期比3.9%増と一見好調に見えるのだが当期利益になると前期比で0.4%増なってしまい、なおかつコンセンサスを下回ってしまう。

これってどちらかといえばコンセンサスを作成した方に問題があるんじゃね?
予想売上高が今期の会社実績の1.023倍なのに予想利益が今期会社実績利益の1.060倍はおかしいでしょう?
人件費や光熱費が上昇することを考えれば予想利益の伸びは大きくはならないよね?

利益率に関してはむしろ会社の中期計画では上昇しているんだから。

私はしまむらの株を持っていませんが、この決算で8%も下げてしかも上げないのかよ?

このしまむらの決算は4-5月の決算シーズンの難しさを物語っているように見える。

人件費や光熱費その他で利益率が減少する企業が多いと思う。

日銀の短観で大企業の経常利益予想がマイナス3.7%という情報もあって、悲観的な見方が強くなっているのだろう。

増収増益で増配もして8%株価下落とかやってらんないだろ?

つまり、これって日経平均のPERが17を超えてきて業績に要求される水準も非常に高くなったってことでしょう。
決算またぎが難しくなりそうですね。

『しまむらグループ』ってどんな企業か外国人にもわかるように教えて!

じぇみに先生:Sure!明白了!Vale!

しまむらグループ:日本最大級のファッション企業

しまむらグループは、日本国内で2,200店舗以上を展開するファッション企業グループです。
低価格高品質な商品を提供することで、日本国内で圧倒的な支持を得ています。

グループ会社

  • しまむら    : 主力ブランド。カジュアル衣料からフォーマル衣料まで幅広く取り揃える総合衣料品店。

  • アベイル    : トレンドファッションに特化した衣料品店。

  • バースデイ : ベビー・子供用品専門店。

  • シャンブル : 雑貨とファッションを融合させたライフスタイルショップ。

  • ディバロ  : 靴とファッションを融合させた専門店。

特徴

  • 圧倒的な規模:

    • グループ全体で2,200店舗以上を展開し、日本国内最大のファッション企業グループの一つです。

    • 年間売上高は8,000億円を超え、多くの人々に愛されています。

  • 低価格と高品質:

    • 独自の商品企画とサプライチェーン管理により、高品質な商品を業界最安値で提供しています。

    • プライベートブランド (PB) 商品も充実しており、コストパフォーマンスの高い商品が豊富です。

  • 幅広いターゲット:

    • レディース、メンズ、キッズ、ベビーまで、幅広い世代のニーズに対応しています。

    • 各ブランド独自のコンセプトで商品展開しているので、それぞれのライフスタイルに合った商品を選ぶことができます。

  • 地域密着:

    • 全国各地に店舗を展開しており、地域に根差したサービスを提供しています。

    • 地域のニーズに合わせた商品展開やイベント開催などを行っています。

外国人観光客にもおすすめ

  • 一部店舗では免税サービスを提供しています。

  • 英語・中国語・韓国語の表記を取り入れた観光客向け特設ページを公開しています。

  • 外国人向けのスタッフが常駐している店舗もあります。

日本のファッション文化を体験できる場所

しまむらグループは、日本のファッション文化を体験できる場所です。
流行のファッションアイテムはもちろん、日本の伝統的なアイテムやキャラクターグッズなども販売しています。

まとめ

しまむらグループは、低価格で高品質な商品を提供する日本最大級のファッション企業グループです。 幅広いターゲットに対応しており、外国人観光客にもおすすめのお店です。

2024年2月期 本決算

決算概要

  • 2024年2月期の連結業績は、売上高6,350億91百万円(前期比3.1%増)、営業利益553億8百万円(同3.8%増)、経常利益567億16百万円(同4.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益400億84百万円(同5.4%増)となった。

今後の見通し

  • 国内経済は緩やかな回復が見込まれるが、世界経済の停滞や地政学リスクの高まりなど、日本経済にも大きな影響が懸念されている。

  • 小売業を取り巻く環境は、トレンドファッションやサステナブルファッションの需要が高まっている一方で、原材料価格の高騰や円安による商品原価の上昇が続いている。

  • 実店舗とECを融合したオムニチャネル化が加速すると見られている。

長期経営計画2030

  • 2030年2月期に国内売上高8,000億円以上、営業利益率10%、ROE8.0%程度の実現を目指す。

  • 事業ポートフォリオの再構築、既存店売上の伸長、新規出店強化と既存店改装の推進、EC事業の拡大などの成長戦略を掲げている。

  • 労働力不足への対応や人事労務制度の見直し、デジタル化の推進、物流網の再構築などの基礎と基盤の強化にも取り組む。

  • ESG活動では、プラスチックごみの削減やサステナブル商品の開発、サプライチェーンの環境・人権配慮の強化などに注力する。

2024年度経営計画

  • 商品力の強化、販売力の強化、基礎と基盤の強化を3本柱として取り組む。

  • しまむら事業では、PBとJBの高価格帯商品の拡充や、デジタル販促の強化などに注力する。

  • アベイル事業ではJBを中心に商品の企画・デザイン・品質をレベルアップし、ラインロビングによる新規顧客の獲得を図る。

  • バースデイ事業では専門店としての品揃えの最適化やデジタル販促の強化に取り組む。

  • シャンブル事業ではアウター衣料のJBの新規立ち上げやブランドコスメの展開を開始する。

  • ディバロ事業ではトータルコーディネートを意識した品揃えの推進とオリジナル商品の拡大を進める。

  • EC事業では品揃えの拡大やシステム改善、撮影・採寸・原稿作成の内製化による効率化を図る。


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