オールカマー 気になる馬達

中山2200m

先週の3歳のセントライト記念と違い、古馬になると非根幹距離適性がより重要になってきます。
過去の3着以内馬もそのほとんどが1800m以上の非根幹重賞での連対実績がある。

グレイルのように前年のセントライト記念3着でオールカマー3着というのもある。

今年で言えば、

ソーヴァリアント 2021年セントライト記念2着
バビット     2020年セントライト記念勝ち

そしてここ2年でいえば神戸新聞杯も2200mで野芝オンリーの馬場も同じなので軽視できない。

ヴェルトライゼンデ 神戸新聞杯2着
ロバートソンキー  神戸新聞杯3着

重馬場

日曜は台風の接近もあってそもそも開催されるかどうか。
月曜に代替競馬の可能性もあり。

先週の月曜日に重馬場スタートでセントライト記念にはかなり回復したとはいえ柔らかい馬場でレースをしたのでかなり傷んだはず。
傷んだのだが、先週までのBコースが今週からCコースになりもっとも傷んだ内側3mがカバーされる。
とはいえ、今週は台風の影響で雨が降り続くらしい。

土曜も重馬場でレースが行われるとすれば、日曜はけっこう荒れた馬場になりそう。
それでも冬の中山に比べれば野芝が元気なので馬場は傷みにくい。
2021年のAJCCの不良馬場に比べたら大したことのない重馬場。
あの馬場で2着にはいったヴェルトライゼンデは全く問題なく走れるだろう。
そして同じ日の未勝利2200mを勝ったソーヴァリアントも問題なし。
さらに同じ日の中京も不良馬場で2200mを勝ったロバートソンキーもいい。
デアリングタクトは金鯱賞では負けたが桜花賞の走りから問題なさそうだし、金鯱賞よりも状態は良さそう。
クレッシェンドラヴは重馬場を勝っているが大阪杯の走りから悪くなりすぎると良くないので少し心配。

評価

以上の中山2200mと重馬場で簡単に予想していい気がする

勝ち負け
ヴェルトライゼンデ
ソーヴァリアント
デアリングタクト

3着候補
ロバートソンキー
テーオーロイヤル


クレッシェンドラヴ

馬達

ヴェルトライゼンデ
休み明けの方がしっかりと走るタイプ。
これまでもスプリングS好走から皐月賞凡走、神戸新聞杯好走から菊花賞凡走と使った後が良くなかった。
今回は長期休養明けを快勝したがすぐに次のレースを使わずに夏場を休んだのが好材料。
引き続きフレッシュな状態でレースに臨めると思う。
今回の馬体写真も充実しているというか自信たっぷりに見える。
バカンスに行って充電完了♪ みたいな。
バリバリ働きまっせ―。
神戸新聞杯、AJCCの活躍からこの時期の中山2200m重馬場も得意だと思われる。
戸崎騎手もここ2週は悪くない競馬をしているし、勝ち負け

ソーヴァリアント
AJCCの日の未勝利2200mを快勝。
映像を見ても普通に走っているので重馬場は全く苦にしない。
ただ、良馬場よりも少し疲れるだけでそれは他の馬も同じ。
セントライト記念は2着だが、気にしない方がいい。
アサマノイタズラが噴火したんだよ。
菊花賞でも上位に入れただろう馬で能力はかなり高そう。
だが、休み明けはどうか?
今回の骨折は右後肢の第3中足骨で復帰率が46%と低く、獲得賞金水準も有意に低下する。
強かった馬だが、今回は骨折の影響がどこまであるか。

デアリングタクト
安田記念の走りから戻ってきたと判断。
宝塚記念は△で3着。
エピファネイア産駒が古馬になってだんだんと気力がなくなっていくのを見ると、個人的な見解なんですけど、若い時にやんちゃしてた人が大人になって昔を『あの頃は俺も若かった』と振り返るような感じ。
身体の問題じゃなくて心がもう『若いもんにはついていけない』と悟りを開いているように見える。
一方でステイゴールド系が年をとっても気力十分で『若僧がなめんじゃねーぞ!ゴラ!』なのとは対照的。
『走りたい』と見えるかどうか。
そこがポイントだと思う。
最終追切が大人しすぎるのは1週前にビッシリやったからだと信じたい。
勝ち負け

ウインキートス
去年2着。
今年も目黒記念で好走しているし力は衰えていない。
去年より1キロ軽い斤量も〇
ただ、間隔開けない方がいいタイプでもある。
リピーターはおさえた方がいいが…

クレッシェンドラヴ
8歳だけど今年は良く走っている。
日経賞は▲で4着。
一昨年のオールカマーで4着。
今回も頑張っても4着かもしれないが!
追切でも静かな闘志を見せていたし走るよ!

ロバートソンキー
中京の不良馬場でも問題なく走っている。
同じ日にアカイイトが2000mを2分6秒3で勝ち、ロバートソンキーの2200mと12.5秒しか違わない。
前走の新潟ではさらに重心が安定した走りを見せた。
馬場不問タイプで中山も問題なく走れる。

テーオーロイヤル
ダイヤモンドSでも天皇賞春でも直線ではよれている。
根性の有る頑張り屋さんです。
どちらかと言えば重馬場は良くなない方。
それでもスタミナと根性で重馬場でも粘りこむのだが今回は2200mという距離ではGⅠレベルの馬達に少し劣りそうだ。

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