株:6月17日 今日の岡崎氏のお話
このnoteは素人の妄想の垂れ流しであり、特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではなく、特定銘柄および株式市場全般の推奨や株価動向の上昇または下落を示唆するものでもなく、将来の運用成果または投資収益を示唆あるいは保証するものでもない。
最終的な投資決定は読者ご自身で判断するっス。
この記事にそそのかされて売買しないでスー、せんきゅー。
マーケットアナライズでの岡崎氏のお話
先週が中銀ウィーク
カナダとECBは金利を下げたがアメリカは金利を下げなかった。
日本銀行は金利を上げなかったのだが、国債の買い入れ額を減らした。
FOMCでは若干の修正があった。
一通りのイベントを消化したつもりで始まるのだが、結局何も変わっていない。
日本は心地よかったはずの円安がむしろ気持ち悪くて、円安になると金利が上がってしまうのではないか?という不安もでる。
記者会見でも記者達は全員そんな事ばかり質問する。
本当に今、日本の景気がどうなっているか全くわかっていない、何も考えていないんだなとあきれた。
そんなに利上げさせたいのか?みたいな記者会見だった。
『円安になったらどうするんですか』?
どうするもこうするもないだろう、なってから考えりゃいいだろうと思う。
植田さんは可哀想に針の筵(むしろ)になってた><
その結果今日は157円台で、今日は日本の株は下がっている、アメリカの株も小型を中心に弱含み、アメリカの長期金利も4.2%まで落ちて落ち着いている。
ちょっとこれ、袋小路に入っちゃいましたね!
今日の機械受注統計も悪かった。
予想通り悪かったのだが、あとは認証不正問題。
モノを作れないのだったらこの国は成長できませんから、4-6月期のGDPもマイナスになる。
そうなると4四半期、まるまる1年成長しない国になる。
全然成長しない国でどうして金利を上げようと見なさん質問するんですかね?
そこが良くわからない。
(岡崎さんが以前言っていた『荒れる6月』)
荒れ始めたと思うし、景気が悪い方に向かうと言うのを相場が読み始めていますから、そこがポイント。
景気敏感株が売られている。
実際にFOMCは景気が悪くなってもいいんだ、痛くもかゆくもないんだと言った、そういうデータをだした。
それに備えなければいけない1週間になる。
今週の展望
もう700~800円下がってしまったので今から売っても間に合うのかなという感じもするが。
一昨日、大阪のセミナーでも話したが、4月19日に37000円をテストして、あの時はスピード違反での調整、あそこでいったん止まって、デフレ脱却シナリオで緩やかに上がりだしたつもりだったが、ここにきて大きな試練が始まりました。
37000円を試す動きが今週からしばらく続く。
今日の寄り付きで売っていた人は非常にやりやすい展開だが、様子を見ていた人たちはしんどい。
今日の寄り付きの水準38400円位をイメージしながら売りのポジションを1つでも2つでも持たなきゃいけない展開になってきたと思う。
理由は簡単で景気後退期です。
日本はスタグフレーションです。
景気後退期なのに利上げをしろと国民から言われている不思議な国ですね。
国会だけでなく、ワイドショー、経済記者からも全員から言われている。
いったい何が起きているのか?
私のような人間の方がわからない。
逆に皆さんの方がわかるかもしれない。
私に全然わからないですね。
いったい何がしたいんだ日本人は?
(円安への危機感の方が強いんですかねー?)
でも円安への危機感は介入しか方法ないですよ。
そもそも為替って言うのは矛盾に満ちた市場だからハッピーに行くわけない。
アメリカの中央銀行と日本の中央銀行がそれぞれ自由度を持って、自分たちのやりたいことをやれば為替は何処に行くかわからない。
これは変動相場制がはじまったときからのお約束。
それが嫌だったら固定相場制にするとか、日本人がアメリカの株を買えないようにするとか資本の自由化を止めるしかない。
だからこそ『介入』という手段が合って、その状況をイエレン財務大臣は『稀有な事例』と言っている。
稀有な事例はある事はある。
こんな風に為替が困った方向に行くとなったら新興国も先進国も介入に頼らざるを得ない。
これだけ言っても聴く耳もたない人にはわからない。
今週はアメリカがSQ
日本は先週終わって、6月SQの買い戻しがあった。
今週は新たな相場が始まって下をテストする展開。
アメリカのSQがこの10年で見た事のない世界になっている。
過去120回のSQを見てもないパターン。
今は、ナスダックやS&P500などの大型指数が買われている。
一方でラッセル2000は鈍いまま。
5月17日のSQからどんどんとワニの口のように中小型株は下に超大型は上に行って、ここまで乖離したのは過去120回にはない。
つまり、どっちかが間違っている。
中小型株に対してナスダックが異様に買われたのがITバブル。
今回はその時以上に中小型株に対してナスダックが買われている。
これを未来に賭けているんだ、AIだと言うが、常識というのが必要だ。
AIを搭載したアップルのスマホは何時間もつのか?
そろそろそういったことを考えないといけない。
電気はどうするのか?
PCにAIを搭載して、決算や短信を1000社読めとなったらどれくらいかかるのか?
やったことないでしょ?
そこだと思うんですよ。
どんだけ金がかかるのか?
どんだけ電気が必要なのか?
この問題を考えると、AIの夢に私は乗らなくてもいいと、岡崎氏は大阪セミナーで思いました。大阪で教えてもらいました。
(素人:AI搭載モバイルコンピューターでARM+クアルコムやインテルがアップルの消費電力に追い付き追い越せになっている。
また、NTTのTsuzumiなどの小型で電力消費が少なくて済む技術も生まれてきている。
確かに、エッジAIとしての個人利用のAI搭載PCは初期の段階ではネットを経由して得られるほどの性能はないだろう。
しかし、すでに各社がその問題に取り組んでいるので近い将来には解決するとAI楽観派の私は夢見る)
日本株は仕組みは変わらない
まずは生産しないといけない国。
自動車を作らないといけない国。
認証不正問題が軽く済んで、『工場を止めなくていいよ』となったらいいニュース。
まずはこれが大事。
第2に、ここが重要なのですが、本当に内需は起きたのか?
目覚めたのか?
そのデータを早く見つけたいものです。
それをみつけるデータはあまりない。
家計簿を見てもあまりわからない。
上がった賃金が、何に使われていくのか?あるいは何にも使われないのか?
ここを見なければいけない。
やっとデフレから脱却できたのにインフレしかなければそれはスタグフレーション。
少なくとも9か月、この4月を入れれば10か月スタグフレーションですから。
スタグフレーションの時になかなか強気な相場を描けない。
一から出直しです。
ちょっと言い過ぎたが、逆に日本株のチャンス。
前項の買い場かどうかは別にして、いったんここで引いて、次の波に備えた方がいい。
ここで無理をするとアメリカの景気後退の時に一緒にもんどりうってひっくり返ることになる。
岡崎氏はアメリカの景気後退が来ていると思う人間なので、ここは警戒的に構えていて、とりあえずはこの間の4月19日の37000円で止まるかどうか。
底を見極めてから動いた方がいい。
おそらくはアメリカの長期金利は正しい方向に向きだしたので、これが遅かれ早かれ4%を切ってくると、併せて為替も円高方向に修正すると思う。
(鈴木さん)
先週は1月決算企業の決算発表があったがあまり良くない。
人件費の上昇がきいていた。
1月決算企業は小型のIT企業が多いのだが、ことごとく厳しい。
業績そのものはあまり良くないというのがはっきり出ている。
TDK6762
株価は随分高い所まで来てしまったがw
コロナが開けてから、社会に必要なモノがあきらかになってきた。
遠隔医療、自動運転、ロボティクス、ビヨンド5Gなど
TDKは中長期経営計画をちょうど入れ替えたところ
7つの未来(モビリティ、メディカル、AR/VR(アップルの売り出したビジョンPro)など)の分野にTDKが作る小さい部品が必要になってくる。
喫緊の課題としては再生可能エネルギーをいかに発電するかばかりではなく、いかに貯蔵して既存の電力ネットワークに流していくが問われている。
蓄電システムとしての電気を溜める技術に秀でている。
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