宝塚記念 2024 気になる馬達
今年は京都の2200m
前回京都2200mだったのは2006年。
稍重で2分13秒0
1着ディープインパクト
サンデーxリファール系
1000m通過約62秒を後方待機
残り600m手前で外側を上がって行き、直線でも馬場の良い外側を走り完勝。
胸前の筋肉をよく使って脚を上げていて重馬場も得意。
上半身もしっかりしていて重心も安定。
四肢の伸びも良い。
戦績は有馬記念で2着とパフォーマンスを落とした。
有馬記念2着→宝塚記念1着と順位上げた。
京都2200m実績
プラダリア GⅡ勝ち
ディープボンド GⅡ勝ち
ルージュエヴァイユ エリ女2着
ブローザホーン 3勝クラス重馬場圧勝
前年の有馬記念出走組
去年のジャスティンパレスも有馬7着からディープインパクトと同じく阪神大賞典、春天を連勝して宝塚記念3着と有馬→宝塚で順位上げた。
2022年のタイトルホルダーも有馬5着で春天を勝ち、宝塚1着と順位上げた。
キセキは2019、20年と連続して有馬→宝塚2着。
この前年の有馬記念から順位を上げる流れはある。
今年は、
ジャスティンパレス 4着(脚余した)
ソールオリエンス 8着(内でのびのび走れなかった)
プラダリア 14着(京都得意)
ディープボンド 15着(京都得意)
イクイノックス、クロノジェネシス、オルフェーヴル、ゴールドシップのように前年の有馬→宝塚の両方勝つ馬もいる。
内2頭は有馬前の菊花賞1着、残り2頭は秋天1,2着。
ドウデュースはどうだろうか?
有馬前の秋天は7着で過去の馬達の傾向と異なる。
評価
勝ち負け
ソールオリエンス 馬は買い、騎手は切り
ジャスティンパレス 軸
2着候補
ルージュエヴァイユ
プラダリア
3着候補
ドウデュース 重馬場△
ブローザホーン
ディープボンド 逃げるかも?
穴馬
ヤマニンサンパ
シュトルーヴェ 決め手は上位だが体調はどうか?
私の心が汚れていて正しく評価できない馬
ローシャムパーク
馬達
ジャスティンパレス
ディープインパクトxロイヤルアンセム
京都の稍重春天で1着〇
有馬記念は仕掛け遅れて2着。
今回はルメール騎手に替わるのでコーナーで置いて行かれる危険性も減る。
ドバイシーマはラスト400mが約22.6秒という瞬発力勝負で少し劣った。
ジャスティンパレスとしては瞬発力勝負よりも消耗戦の方が得意で中距離ならば平均よりも速い流れの方が力を出せる。
今回は近5走で逃げた馬がいない。
先行馬とその後ろの馬の立ち回り次第だが600~800m勝負になりそう。
ルメール騎手なら過去4回のこの馬の騎乗から中団より前の位置取りをしてくれるはず。
瞬発力でこの馬を上回る馬がいるかもしれないが、3着以内の確率は高そう。
軸にしたい
ソールオリエンス
キタサンブラックxモチベイター
菊花賞は長距離なのにしっかりと前に馬を置かないで外にはみ出して無駄にスタミナ消耗。
内外の走行距離の差も大きかった。
有馬記念は直線で内で進路を探しながら走り参考外。
中山記念は小雨の稍重馬場だが開幕週で内前有利を外を周って上り1位。
馬場バイアスと展開が合わなかった。
大阪杯では1000m通過手前で外を上がって行き、そのままロングスパート戦になってバテた。
3-4コーナーを外4列目先頭で走る不利もありながら良く0.5秒差におさめた。
ローシャムパークも動いて上がって行ったが3-4コーナーは外3列目先頭。
小回りコーナーでは特に外にいくほど走行距離が増えていくので外の2<3<4列目の差は大きい。
それを考えれば馬は良く頑張った。
今回は外差し馬場なので道中はしっかりと壁を作って脚を溜めて直線勝負すれば上位争いできる。
ただ、騎手からは切りたい。
横山武史騎手は成績にムラがある。
得手不得手な競馬場もハッキリしていて京都阪神の勝率が低く、長い直線も比較的苦手。
馬へのあたりが強くジワーっと加速させていくような繊細さがない。
なので新潟も外回りは【2-3-1-28/32】勝率6.2%、複勝率18.7%と内回り(勝率11%、複勝率29%)と比べて悪い。
Go!サインを出す時にガツン!といってしまうので馬が最高速に達するのが速く、長くいい脚を使えなくなってしまう。
逆に言えば、追ってから反応が速いので小回りでここぞという時に抜け出すのが上手かったりする。
ソールオリエンスが中山の4コーナーで大きく外に膨らんでしまうのも武史騎手のGo!サインにその強い馬力で目一杯反応していたから。
ドウデュース
ハーツクライxシアトルスルー系
母父内にプリンスリーギフト持ち〇
母母母内にプリキロあり〇
京都は合っていそうではある。
ドバイターフは内で進路なかった。
外を不利なく長くいい脚を使えたナミュールや、前で先に進路が開けたダノンベルーガに先着されたのは全く悪くない。
去年の秋天はJC、有馬と追切を見れば休み明けの影響があった。
有馬の追切後に評価したがスルーセブンシーズや3歳で行くと決めていたので印は付けなかった(脳内お花畑)
『この秋で一番いいかもしれない。
秋天よりも絞れたジャパンカップで良くなり、今回はさらに引き締まってきたように見える。
1週前の追切で比べても秋天は確かに迫力があるが今回の方が沈む動きがあり全身を上手く使えている。
巻き返しがありそう』
有馬記念は後方待機から残り600m手前から外を上がって行き、仕掛けるタイミングが完璧だった。
今週の京都も先週のマーメイドSのように外差しが有効な馬場になりそうなのでドウデュースに合うレースはできそう。
人気過剰になりやすい馬。
重馬場や表面が柔らかい馬場も良くない。
有馬記念が完璧な内容だったので今回は割引たい馬。
プラダリア
ディープインパクトxクロフネ
母母内にプリキロ複数でリボーもあり京都合いそうで京都実績も高い
去年の阪神の宝塚記念でも0.4秒差6着で、今年京都にコース替わりするのはプラス。
大阪杯は2000mが短かった。
新馬未勝利を2000mで勝てず、2400mで連勝した馬。
京都記念ではべラジオオペラに先着しているので今回も3着候補には入れたい
ディープボンド
キズナxキングヘイロー
母母母内にプリキロ複数あるしニジンスキーもある。
最近の京都で好走している馬の血統傾向に合う。
京都2200mGⅡ勝ちあるし、去年は重馬場の京都大賞典でプラダリアから0.1差3着。
春天好走後の宝塚記念も2年連続で掲示板。
今年は京都2200mなので過去2回の宝塚記念よりも成績を上げられるかもしれない。
今回はもしかしたら先頭を走るかもしれない。
ロングスパートに持ち込んで持続力勝負になれば3着あるかも
ルージュエヴァイユ
ジャスタウェイxフランケル
エリ女△で大阪杯は▲
馬群の中で脚を溜めて3-4コーナーでは内ラチ沿いをとり、直線で内を差してきた。
前2頭の後ろまではすぐに追いついたがそこで進路なく、べラジオオペラの内にスペースができるのを待たなければいけなかった。
ゴール後に先頭に立っているので脚を余してしまった。
強い馬。
京都記念はラスト12.3-11.6-11.8の400m勝負になってしまい後方待機には厳しかった。
重馬場は悪くない。
愛知杯は展開と進路どり。
エプソムCで先行しても結果を出しているようにやればポジション取れる馬。
6月実績あるのもこの時期に良さげ
そこ等へんを川田騎手が上手くやってくれればチャンスある。
今回も印をつけるよ!
ブローザホーン
エピファネイアxデュランダル
京都大賞典◎日経新春杯〇
しかし、春天は無印で失敗><
走り切った京都は3回とも上り1位!!!
圧巻だった烏丸Sの重馬場での無双っぷり
函館記念の直線で進路を無くしてから内に大きく切れ込んで3着に入った内容。
春天は2馬身差負けだがゴール前の勢いは凄かった。
阪神大賞典で3000m以上に不安を覚えたが、改めて京都では無視できない存在だと再確認。
前回は前で競馬した阪神大賞典をふまえての後方待機だったが、今回も似たような位置取りになるか?
重馬場は歓迎だし、外に出して長くいい脚を使うスタイルも今の馬場にあう。
先週までの時計勝負の良馬場だったら他の2000mを得意とする馬に劣っただろうが、重馬場なら話は違う。
ローシャムパーク
ハービンジャーxキンカメ
大阪杯は向こう正面でマクりながら2着と強い内容。
函館記念で洋芝稍重を勝っているが良馬場ベストだと思う。
輸送苦手な田中博康調教師でもあるし、ここは嫌いたいんだけど…
2200mのオールカマーを好位から理想的な競馬で勝っている。
騎手はオールカマーはルメール騎手で今回は前回と同じ戸崎騎手。
前回のようなレースぶりは今回はできない。
ハービンジャー産駒は芝ではルメール騎手が圧倒的。
戸崎騎手も素晴らしいがルメール騎手が良すぎる。
距離も2200mより2000mの方が良い。
コースも阪神2000mと函館2000mよりも京都2200mは勝率7.4%、連対率20.2%、複勝率27.7%で勝率で劣る。
つまり、前走よりも1着の確率は少ないと見る。
やべぇ、必死だよ…切りたいがためにマイナスデータをあさるあさましい人間になっちまったよ…怖くて鏡を見れないよ><
べラジオオペラ
カナロアxハービンジャー
この馬は東京、阪神タイプでしょう。
大阪杯は向こう正面でマクってきた馬がいたために1000mのロングスパート勝負になりラスト1ハロンで先行勢は大きく失速した。
3-4コーナーで外にいたローシャムパークの方が厳しい競馬をしていた。
そして展開次第ではルージュエヴァイユに差されてもおかしくなかった。
今回は前回よりも条件が少し悪くなると見て評価を落とす。
騎手的には武史騎手よりも和生騎手の方が京都では買いたい。
横山和生騎手は京都良くなってきた
今年になって京都【3-3-0-4/10】
連対した馬の内3頭は4,5,8人気で良い。
以前は和生騎手はやや前重心で急な下り坂で加速しすぎてしまう傾向があった。
ロンシャンでのタイトルホルダーを見ても下り坂で必要以上に速くなってしまった。
そこのところの調節が上手くなったのが今年の和生騎手(素人目線W)
シュトルーヴェ
キンカメxディープインパクト
日経賞は直線で進路が無くゴール前で開いてから一気に伸びた。
ゴール後も差を広げて力は余っていた。
目黒記念は上り32.9秒で直線一気
斤量58.5でメンバー中2番目に重く、斤量が重いと加速に時間がかかるのだがそれをものともしない素晴らしい瞬発力。
成績の上り1位率の高さを見るまでもなくこの宝塚記念のメンバーでも決め手上位。
過去に目黒記念組で穴を開けたのはノーブルマーズとマリアライトで2頭とも前年6月の阪神で2200mを勝つか2000mGⅢ2着している。
これってけっこうバカにできなくてモズベッロも前年の宝塚記念の日に1800m2着している。
今回は同じ競馬場はあり得ないが、シュトルーヴェは去年6月東京で3勝クラス2400mを0.0差2着している。
調教師さんの「ただ暑いせいもあるのか、気配とすれば前走時よりも若干落ちています」というコメントは少し不安。
レーン騎手も当初予定はタスティエーラだったというし…
ヒートオンビート
キンカメxディープインパクト
目黒記念は直線で全く進路が無く参考外。
手ごたえは良さそうだったのでまだ活気はある。
有馬記念は外5列目の先頭でバテて当然。
ただ、ここ2戦からはシュトルーヴェを買いたいと思ってもしょうがないだろう?
スムーズなレースが出来ていないので万が一の可能性はあるが…
ヤマニンサンパ
ディープインパクトxスウェプトオーヴァーボード
鳴尾記念は5番枠から集団の後ろを追走。
直線で外に出して追い込んだが開幕週の馬場では位置取りの差は大きかった。
安定して追い込んで届かずを続けている馬。
つまり、条件が変われば届くかもしれない。
初めての2200mでサプライズが起こらないとも限らない。
前走はー2キロだがそれまで体重を増やしていて成長も感じる。
大穴
カラテ
トゥザグローリーxフレンチデピュティ
母内にプリンスリーギフト持ち
去年と同じローテで臨むが2200mは合わないんじゃないかな?
鳴尾記念の0.5秒差は思った以上に走れていたし、重馬場になればとも思う。
プリンスリーギフト持ちだし京都競馬場も合う。
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