東京新聞杯 気になる馬達
前置き
今週も雨が降らないので馬場は硬めで去年よりも時計が出るだろう。
前半のペースにもよるが2019年位の時計がでてもおかしくない。
メンバーを見ての第一印象は、
カラテは爪の調子さえよければ勝てる
リピーターでカテドラル
昨年後半は意味不明騎乗で力を出していないケイデンスコールが脱岩田パパで今度こそ
タイムトゥヘヴンは人気ない時に買い
ファインルージュは桜花賞3着は強い。この馬の取捨がカギ。
ホウオウアマゾンはマイルはGⅠ級だと少し長いが大きく負けていない。
血統
冬東京なので、ハーツクライ、キンカメは当然。
3-4コーナーから直線半ばまで緩い上りが600m続くので後ろ脚の蹴り出す力が重要。
上りは後ろ脚に重心がかかるからね。
急坂は上半身の強さも必要になるけど緩やかな坂は後ろ脚の力強さ。
だからトモの筋肉に大きく貢献するダンチヒの血が重要。
2021年は2,3着が母父ダンチヒ系
2020年は1,2着が母父ダンチヒ系で3着は父母父にダンチヒ
例外のカラテには父がキンカメ系で母母母にゴールデンサッシュ、インディチャンプにも父母にゴールデンサッシュ、母父キンカメ。
ダンチヒ系の中でもリボーを持っているデインヒルが多いのもリボーを持っているキンカメに通じるものがある。
レッドオルガはダンシングブレーヴがカギ。
スマートレイアー、クラレント、トライアンフマーチ。
富士Sでもレッドアヴァンセ、レッドアリオン
レッドオルガは東京マイルを2勝していたし、32.9秒という上りを使っていたように実績もあった。
ただ、今年は母父ダンチヒ系がカテドラルしかおらんねん><
その代わりにロードカナロアでしょう。
特に今年は速い時計が出る馬場なのだからキンカメ系のスピードキングは欠かせない。
いやもうね、ケイデンスコールしかないと思うんですよ。
キンカメ、ハーツクライ、リボー、ベルベットサッシュ(=ゴールデンサッシュ)
この血統で馬券に絡まなかったらそれは現実が間違っている(脳内お花畑)
2020年は凡走したんだから今回こそ。
59キロという言い訳もある。
ケイデンスコールは来てほしいけど来ないパターンか?
評価
1着
カラテ
2着候補
ホウオウアマゾン
カテドラル
3着候補
イルーシヴパンサー
ファインルージュ
ケイデンスコール
穴
ディアンドル
出走予定馬
カラテ
去年と同じく中山のマイルを快勝しての東京新聞杯。
調子さえ万全ならGⅠでも戦える力はある。
菅原騎手は乗れるんだよね?
勝ち負け。
カテドラル
こちらも11月以来のレースというのは去年と同じ。
マイルチャンピオンは上り33.1秒という自己最速。
この馬なりに走ってはいたが前半のペースが少し遅かった。
スタートに難があるので枠の並びは重要。
去年の東京新聞杯は珍しくスタートが悪くなかった。
ホウオウアマゾン以外の馬の出方にもよるがペースが落ち着いたらチャンスは少なくなる。
速いペース希望
ファインルージュ
キズナxボストンハーバーで東京新聞杯で活躍する血統とは少し違う。
キズナの東京1600m【5-5-2-43】
去年の富士Sを勝ったソングラインはキズナ産駒。
ソングラインは母父シンボリクリスエスでシアトルスルー持ちで母内でボールドルーラーのクロスあり。
先週もチラッと書いたけどボールドルーラーの血も冬東京でそこそこいい。
ファインルージュは母母内にリボーもあり、キズナ自身のダマスカスも力のいる馬場で有効。
これまでの傾向とは違うが走ってもおかしくない血統。
桜花賞は超高速馬場だが、そこでスピード決着に対応できたのが今年の速い冬東京にも〇。
スピードの持続力勝負に強いので普通に上位争いするだろう。
休み明けも走るし、距離が長かったオークスでさえ1.0秒しか負けていないので適距離なら東京でも走れるだろう。
1番人気かー。
ホウオウアマゾン
キンカメxアグネスタキオン
母母父シアトルスルーで母内にボールドルーラーが3本。
APインディ(ボールドルーラー3x4)の影響もあってストライド大きめで長くいい脚を使える。
本来は東京競馬場も得意な方だと思う。
NHKマイルの負けは10キロ減が示しているように前走との間隔が短かく万全ではなかったと見る。
武騎手のレース後のコメント
「イメージ通りの競馬はできたが、トモ(後肢)の感じが、本当(の出来)ではなかった。パンとすれば、大きなところを狙えそうな馬」
東京で重要なトモが本来の出来でなければあの結果も納得。
スワンSでは22キロ増でその後も2キロ増が続いていて成長している。
武騎手の言う『大きいところを狙える』身体になってきたと考える。
実際にマイルチャンピオンシップで0.4秒差、阪神カップでも0.3秒差とトップレベルの力を示している。
斤量57キロもあまり気にならないタイプだと思う。
3着以内
ケイデンスコール
ここ2走は位置取り後ろ過ぎ。
力を出し切っていない。
こんな馬じゃない。
石橋騎手で2020年の東京新聞杯の位置取りができれば今度は違う結果になるはず。
イルーシヴパンサ―
ハーツクライxキンカメ
皐月賞で凡走した後に東京で3連勝。
脚を溜めれば直線で短距離馬らしい回転の速い脚を使える。
いいものは持っている。
6月の東京で1分32秒0があるが、非常に東京的な時計。
例年よりも馬場の状態が良く、木金に降った雨が内から乾いた内伸び馬場。
しかも前半800m45.5秒と超ハイペースに引っ張られた。
高速適性はある、血統も冬東京〇、成長している〇、脚の回転も速い。
掲示板に入る可能性はある。
本当に良くなるのはこの秋じゃないかな。
体重が10キロ前後増えていたら楽しみ。
ディアンドル
ルーラーシップ(キンカメ、トニービン)xスペシャルウィーク
これで引退ディアンドル。
母方にグレイソヴリン系もあり東京は得意。
しかし、初東京のヴィクトリアマイルで4着と好走したのにその後も東京を使うことなく引退レースを迎えてしまった。
なんで福島記念をつかったのか小一時間問い詰めたい。
前走はスタート良くなかった上に直線で不利があって参考外。
いつも通りに先行できれば見せ場をつくれる。
掲示板候補。
穴馬
マルターズディオサ
主戦の田辺騎手はイルーシヴパンサーに騎乗。
ターコイズSのレース後コメント
「スタート自体は悪くなかったですが、ダッシュがつきませんでした。直線では全然反応してくれませんでした」
確かにマルターズディオサらしくないレースだった。
今回は様子見かな?
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