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株:7月1日 今日の岡崎さんのお話

このnoteは素人の妄想の垂れ流しであり、特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではなく、特定銘柄および株式市場全般の推奨や株価動向の上昇または下落を示唆するものでもなく、将来の運用成果または投資収益を示唆あるいは保証するものでもない。
最終的な投資決定は読者ご自身で判断するっス。



マーケットアナライズ 

日銀短観が出ましたが

これも考えさせられる内容になりました。
製造業は予想よりもちょっと良かった。
非製造業の方はちょっとだけ悪かった。
非製造業の何が悪かったかと言うと、小売りがこっぴどく悪かった。
小売りがこっぴどく悪いなんておかしいだろう?
だって百貨店がこれだけあがっているんだぞ!?と思われるかもしれませんが、百貨店は数は少なくて、小売りはスーパーとかの方が社数は多い。
そのスーパーが仕入れ価格が上がっている、消費者が節約志向が高まっている。
どこ行ったんだ賃金上昇は?
賃金上昇や『株が上がってめでたいな!』というのは高級品だけだったと。
あるいはインバウンドで高級品だけだったと。
庶民の暮らしはむしろ苦しくなっている。
そういう事を思わせる小売り。
なんですかこれ!?マイナス12ですよ?
前回より12ポイントも落ちているんですね。
しかも賃金が上がった後の四半期ですからね。
これはもう少し深く調べなければいけないものが朝から飛び込んできました。

(鈴木さん)
百貨店は決算が良かったのですが、本当に2極化が進んでしまった。

今週の展望

今週はまだ考えあぐねている。
モデルは一応あるのですが、そのモデルが先週間違えた。
岡崎氏は先週のこのラジオで『売りから入りましょう』と言ったら、これが見事に踏みあげられた。

驚いたのは先週の金曜に39500円で引けて、その後に海外で買われて39900円まで上昇した。
先週のアメリカ市場も上昇したのなら、これは単純に間違えたのだなと納得できる。
しかし、先週1週間のアメリカのS&P500はマイナス。
ナスダック100もマイナス。
アメリカは先週は中小型株がプラスだった。
あれ?こんな事はめったにないと思い気付いたのは、俺もバカだな焼きが回ったなと思ったのは、先週は週末、月末、四半期末、上半期末だった。

それでリバランスが入ったのか、確かに日本株は出遅れている。
この四半期で見れば圧倒的に大型成長株が優位でしたから、行き過ぎていたところがあったのでしょう、金曜はNVIDIAも下がっていたしマグニフィセント7はやや売られて終わっている。

先週1週間は短期的な需給だったと言ってしまえばそれまでなんですが、日本株に関してはもう一つテーマがある。

例えば、今日の日銀短観というテーマが入りました。
日本の株はアメリカの大型株と比べるとサイズ的に小さすぎる。
アメリカの中小型株の方がサイズ的には近い所にある。

日本には日経平均とTOPIXの二つがある。
日経平均は半導体がエンジンになっている。
一方で今のTOPIXのエンジンは銀行株。
銀行株というのは金利が上昇してなおかつ名目GDPが増えれば大きくなっていくと言うモノ。

一応、曲がりなりにも日銀短観で大企業全体の数字は良くなっている。
一応前には進んでいる気はする。

問題は小売りが悪かった事もそうなんですが、明らかにマーケットに地雷が埋まっている。

先週のアメリカで言うとNIKEという地雷が爆発した。
NIKEという天下無双のブランドでダウ30銘柄にも入っていますが、一日で20%落ちた。
NIKEとはいえ平均単価300ドル(48000円)ですよ。
アメリカで好きな人は買うかもしれないが、日本人ではなかなか買えないでしょう。
ましてや、お隣のメキシコも通貨安になってきているし、新興国も軒並み通貨安と景気の悪化が出ている。

振り返ってみると、この四半期の地雷はNIKEだけではなかった。
Salesforce(CRM)も一時20%近く下げている。
これもダウ銘柄。
ダウの銘柄で一日に20%下げるのはめったにない。

あのダウ銘柄で四半期に2つも地雷を踏んだ。

その間にS&P500もナスダックも最高値更新しているという状況で、これは本当に判断が難しい。

肝心要の景気判断は今週の雇用統計で一から始めるしかない。

先週の予想が外れたのは、週末、月末、四半期末、上半期末だったのはあるが、では今週はどうか?

一応、この勢いがあるので下がらないだろうなと思います。
上目線で行くのですが、今週の経済データで最後の金曜の雇用統計でどんでん返しがあるのではないか。

例えば失業率が下がったら、まだまだ利下げはないという事で株は広く薄く売り。
失業率が4.1、4.2の方向に行くとおそらく第3の第4の地雷が踏まれると思う。

今回の地雷はNIKEとSalesforceに共通しているのは『小売り』
これだけ利上げが高止まりして1年、利上げが始まってからは2年と4か月がたとうとしている。
何と言っても利上げの幅が5.25%もありますから。
確実に4月から小売りが悪くなっていますから。
確実に第3、第4の地雷を踏んできますから、個別株は非常に難しい。

結局、プロまでもパッシヴ型にならざるを得ない。
プロまでもS&P500に戻らざるを得ない。
NVIDIA、マイクロソフト、アップルの3つだけ買っておけばいいみたいな世界になっていくのですが、危険と言えば危険。

日経平均は残念ながら買いで入るしかない。
勝負をかけるとしたら週末にかけてナスダックは売り。

木曜はアメリカ市場が休みなので、月火水で一つの相場。
金曜は全く新しい相場になりそう。

政治の影響は?

相場の世界は血も涙もない冷酷無比な世界ですから。
フランスに関しては極右が勝つという事は最低賃金が上がる、移民が排斥されるという事。
結局のところ金利のインフレの上昇圧力になってしまう。
これはヨーロッパ全体の大企業にしてみればネガティヴ。
移民排斥されると安い労働力を確保できなくなる。

アメリカではトランプ有利は事実だが、FRBに金利を下げろと言うプレッシャーがかかる。
アメリカも移民排斥でインフレには上昇圧力がかかる。
労働力が足りなくなって賃金が上昇する形になる。
皆がハッピーになるのは無理な話ではあるが。
トランプの当選確率が上昇すれば短期金利の下げ圧力がかかるが長期金利は現状維持。
ドルには売り圧力がかかる。
株は一部の資源株や従業員の多い所にはプラスになるが、ハイテクにはネガティヴかもしれない。

鈴木さん


高額品が売れている。
安いものが厳しい。
極端に安いものが売れている。
生活防衛認識が広がっている。

銀行株はマイナス金利が解除されて、預金を集めて貸し出すという銀行本来の業務が動き出している。
80年代の不動産担保一本鎗だったのが現在は規制緩和も進み様々なビジネスがやりやすくなっている。
銀行株はもうひと段階上があって、PBR0.5が0.8に、0.8の銘柄は1.0に上昇するのはあるかもしれない。


日本製鋼所5631

プラスチック循環社会でプラスチック加工機械に受注が入っている。
防衛軍事関連銘柄としての立ち位置。
パトリオットの発射装置の外枠を作っている。
今季受注が1000億円くらい上乗せされている。
広島に全くあたらしい機械工場の新規建設。
5ヵ年計画を3年で達成してしまい、新たな3ヵ年計画を出した。




























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