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株:4月8日 今日の岡崎氏のお話など

このnoteは素人の妄想の垂れ流しであり、特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではなく、特定銘柄および株式市場全般の推奨や株価動向の上昇または下落を示唆するものでもなく、将来の運用成果または投資収益を示唆あるいは保証するものでもない。
最終的な投資決定は読者ご自身で判断するっス。
この記事にそそのかされて売買しないでスー、せんきゅー。

マーケットアナライズの岡崎氏

先週はリバランス警戒で下げる局面だった。
今週は4月限のSQがあるがあまり自信がない。
4万円台になってから初めてのSQ
けっこう落ちる時は速く落ちていて、SQが上で決まるのか下で決まるのか不安定。
今日はインプライドボラティリティは少し下がっているが、これから42000円方向に向かうエネルギーはなさそう。

(素人注釈:『インプライドボラティリティ』「予想変動率」ともいう。
市場参加者の将来の予想(人気、期待度など)が反映されるもので、インプライドボラティリティーが高い場合は、そのオプションの買い需要が多く(売り需要が少ない)、低い場合は売り需要が多い(買い需要が少ない)と判断できる)

逆に下の方、どんだけインザマネー(オプション取引の権利所有者が権利行使した場合に、利益が出る状態)になるかという闘い。

コールオプションが踏まれて踏まれて、例えば39500円コールを上抜けて、40000円コールよりも上抜けて、40500円コールも上抜けてSQ日を迎えて高く決まる、というようなパターンには今回はならない。

大引けの値段で38500円とか、38000円は触っていないのであるとしたら下方向ではないか?
しかし、いつものような断定的には言い切れない。

いくつもSQを見てデータも11年あるのだが今回のようなパターンはあまりない。

ただ、一つ言えるのはアメリカ株がおかしい。

例えば、今日の日本マーケットでは半導体が調子づいているが、アメリカのSOX指数は3月7日の高値を超えていない。
ナスダックは22日から、S&P500も28日から高値抜けていない。

Vixの先物ポジションのオープンインタレスト、建玉が去年12月がピークでその後どんどん減る傾向にある。
細かい数字を見て行けば調整の局面に入っている可能性が高いというシグナル。

クレジットリスクはハイイールドの同年限の国債利回りとの金利差が3月21日がボトムでそこからジワジワと上がってきている。

一回調整があるのかなー?

今回のリスクの取り方は異常。
株は買うは、ゴールドは買うは、コモディティは買うは。信用リスクも買う。
いかにもこれまで買いそびれた人たちがポジション取っているような感じ。
相場が前に進むのをためらいがちになっている。
ちょっと壁にぶち当たったような感じ。

今週からの決算発表、長期金利が4.4%を考えればアメリカ株に関してはより警戒がハッキリしてきた。

アメリカはちょっともう買ってはいけない所まで来たんじゃないか?

日本株も今週はハッキリと言えない週です。

金曜からウンウン言っているのは、アメリカの雇用統計が強すぎる。
30万人も増えている。
ゴールドマンサックスは移民が増えたからだと書いている。

しかし、移民のデータは何処見ても見えない。
アメリカの人口統計は毎月発表されるが、移民がどういう経路でアメリカ国民になったとデータになるのかを知らない。

雇用は経営者が雇用するといえば移民でもなんでも雇用。
雇用に移民がどの位入っているのか数値化するモノを持っていない。

2019年の3月と比較してみると人口は0.9%位しか増えていない。
15~60歳の労働人口も同じく0.9%位で人口の増加と労働人口の増加は同じ位。

就業者も1%増。

雇用は1.4%増で数があわない。
岡崎氏はマルチプルジョブホルダーは7%増えている。
コロナが開けてアメリカで複数仕事する人が増えている

日本でも非常勤取締役とか社外取締役とかすっごい増えている。
会社に行っていないけど社員ですみたいな人が日本でも増えている。
アメリカでもこれが増えているのではないかというのが岡崎氏の結論。

雇用統計で就業者数が増えていないから雇用者数も増えないんじゃないかと思ったら30万人増えていた。
トレンドとして就業者数と雇用者数が乖離しているがこの乖離の原因はマルチジョブホルダーではないか。

雇用統計が強いことは事実
ただ、マルチジョブホルダーは不況になると大きく減る。
景気が良いと伸びるが、景気が少しでも落ちると大きく減る。

直ちに金融緩和はできない。
しかし悪くなった時に急に悪くなる可能性がある。

(素人注釈:
2019年3月から、マルチは789万人から848万人に7.5%、59万人増加。
両方ともフルタイムの人数が28万人から38万人に増加。
セカンドジョブがパートタイムの人は447万人から506万人に増加。
そして!両方ともパートタイムだった人が220万人から208万人に減少!
ファーストもセカンドも両方ともフルタイムってどういう事?ってつまり社外取締役とかいうヤツなんでしょうね。
そういうのは富裕層系のマルチは増えているが、両方パートのマルチが減少している。
パートのマルチが減少しているのは低所得者層の問題なのかな?

不法移民は当然そんな仕事についていない。
このために不法移民を調べました。
不法移民はコロナ期間に減少しましたがバイデンの下で再び上昇しコロナ前の2019年よりも増えています。

建設業の15%が不法移民と不法移民率の大きい建設業の労働者は742万人から821万人に10.6%増えている)

鈴木さんのおススメ銘柄

竹内製作所 (6432)
世界で初めてミニショべルを開発した会社
ミニショベルのシェアで欧州2位、北米5位
売り上げの9割がアメリカとヨーロッパ
『建設機械のベンツ』とも言われる

6割近い増益を見込んでいる。
進捗率が77%だったので増額修正もあり得る
アメリカで好調
欧州の景気も持ち直している
中期経営計画も順調に伸びている
需要が強いので供給網を強化する。
アメリカのサウスカロライナ州で新工場設立
長野の本社工場も拡充
生産能力は現在の1.5倍になる
原材料価格の上昇は厳しいが値上げと輸送コストと円安でなんとか
AEM(米国機械製造業協会)の殿堂入り
竹内明雄会長が「竹内製作所を創業し、そのリーダーシップによってミニショベルとクローラーローダーを発明したこと」、「類まれなる革新性と独創性によって、米国内の建設機械業界の生産性、持続可能性、経済的及び社会的繁栄に大きく貢献したこと」が認められ、アジア人として初めてAEM の殿堂入りをしました。

クボタなどの海外に強い機械セクターが好調

排ガス規制もTier4を早々にクリアしている。

この燃費規制と排ガス規制をめぐりアメリカではもめている。
トランプ政権下で緩和されバイデン政権で引き締められた。

今後、トランプ政権下で緩和されると他の企業にもチャンスが出てマズい事になる。

住友林業や積水ハイムのようにアメリカ市場の建築関係ものびている






日経平均は下落トレンド

個人的にはこの3,4月は去年の6,7月に似ていると思う。
去年も6月までの3か月間で日経平均は急騰して株の価値も急上昇したので年金基金が5兆円規模のリバランスを行った。
年金基金はポートフォリオを「国内株式、外国株式、国内債券、外国債券に25%ずつ均等に投資する」と決めているので株が急騰すれば株を売って債権を買うというリバランスを行う。
3か月おきにリバランスを行うのだが、今年も1~3月で日経平均が急騰したので2兆円規模のリバランスを行った。
それにプラスして、4月15日のアメリカの確定申告や銘柄入れ替えなどの需給イベントがあり現在の下降トレンドになっている。

そこで、ダブルトップを形成している所など去年の6,7月に似ているように見えるのでどこまで下げるのかを予想。
去年は5月の下値を結んだラインが7月の安値抵抗線になった。

2023年

それに対して今年は2,3月の下値を結べば38000を超えた辺り。
ちょうどボリンジャーバンドの-2σにもあたりそうでピッタリじゃない?
38200円が下値と予想。

今日、4月8日もなんか見た事あるなーっと振り返れば1.46%と大きく下落した3月28日の翌日3月29日にそっくり。
これは午前で上げているけど午後落ちるよね?

先週金曜のEPSは2326.5とけっこう落ちている。
PER17は39550.5だからおそらくこの辺りで跳ね返されるだろうと予想して(後だしと言われないように)検証のために1360ダブルインバースを少し買ってみた。
10時41分に買って13時10分に売り1475円の利益!
木曜の特売でタマゴが10パック買えるよ!!
タイヨーの納豆なら28個も買える!!!

検証の結果、予想は当たっているわけで、もしもこの流れが続くのなら明日は4月1日のようになる?

問題なのはEPSが下がっている事なんよ。
PERは17が抵抗線になっているから株価が上昇するにはこの決算シーズンでEPSがあがらないといけない。

2月の決算でもトヨタの決算からEPSが大きく上昇。
今回は5月8日にあるトヨタの決算が再び大きな注目になる。

トヨタ自動車は2月の決算で、今期(2024年3月期)営業利益予想を引き上げ、4兆9000億円とした。
従来予想から4000億円引き上げ、市場予想も上回った。
トヨタの経理担当者によると、今回の業績見通しには、ダイハツについては2月末までの出荷停止、豊田織の対象エンジン搭載車を作っている工場は2月10日まで停止する影響を織り込んでいる。

このトヨタの決算は果たして賃金上昇分も織り込んでいるのだろうか?
賃金上昇分を差し引いても利益率が上昇していればLet's Party!



原油価格が4月5日の上昇分下がった…がまた上昇

原油価格の動向には鉱業枠のINPEXや石油資源開発がシンクロする。

石油・石炭製品枠のENEOSや出光の方が少し反応が遅い。


今回は一時84円台にまで落ちたが再び上昇して午後4時で86円台に戻っている。
100円になるシナリオもあるようなのでしばらくは注意が必要

インペックス
石油資源開発
ENEOS
出光




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