あまさだけが、ただ、

さんどめまして!!にどめまして!!はじめましてこぼれです!!
今回は前回ののーとにも書いた曲のひとつ、どうしてももうちょっとかたらせて!!ってなってしまったのでかたらせてください!!

その曲がこちら、R sound DesignさんのMarbleです。

サムネがまずいい~、かわいらしくて、どこかセピア、を感じました。

※歌詞をじゅんばんにみていきますがきっとあっちこっちしちゃうので一回先に曲を聴かれることがおすすめです~

まず最初、みみにきこえてくるのは、かしゃ、かしゃ、すぽっ、かしゃかしゃ、とあのチョコのお菓子を出す音。
そんなに良く食べていたわけでもないですし自ら買ったことあるかな?みたいな程度の想い出しかありませんが、見た目にも色鮮やかでかわいくて、そしてなんといってもあまい。「チョコレート」といったときに含まれがちな「苦さ」ってものがないですよね。


その音が終わると流れ込んでくるのは踊りだしたくなるような、でもどこか哀しい、寂しい感じのメロディ。
この曲を聴いて思ったのが、もしかしたら僕、三拍子の曲が好きなのかもしれない、ということで、いやもしかしたら聴きなれてない拍子が好きなのかもしれません、一時期変拍子にドはまりしたこともあったっけ・・・っと脱線。

街は色づく 水色空と桃色花に染まるの
街は騒めく さよなら達と新しい色の予感に

街は色づく、のところの弾む感じがとても心地よくて、ついつい体を揺らしてしまいます。
この歌詞に出てくる色名は全部あのお菓子の色、あれってたしか味って色で変わらないですよね。でもなぜかこれが食べたいって色があるんだよなぁ。
さよならと新しい色、そして桃色の花、ホワイトデーをイメージした曲ということなので・・・出会いと別れの季節ですよね、さよならもあるけどあたらしいものともであえて、

カーテン閉ざして窓の外遠ざける
茶色い棲家で温く流れる午後に

曲をきいててなんとなく漠然と根拠もなく思ったことが「むかしを懐かしんでるなあ」なんです、歌詞ではなくメロディが、なんとなくそんな風に聞こえたんです。
でもってやはり、というべきか前向きではない御様子、

雪の匂い忘れてさらり醒める黄色い夢
一つ運ぶマーブル 君がくれた円い応え

円い応え、ってなんなんだろう。
ただのイメージに過ぎないんですけど、想っている「君」からのokのサイン、ってことなのかな。
あまいチョコを口にするごとに、あまい記憶がふわあ、と蘇っているような。

踊る灯り合わせてゆらり揺れる心と声
二つ運ぶマーブル 僕にくれた赤い気持ち

とんで二番のサビ、
僕にくれた赤い気持ち、「君」と「僕」の幸せなおもいでが、ふたつめのあまいチョコで呼び起こされる。
「ゆらりゆれる」メロディがゆめうつつ、というか回想しているまどろみ、みたいなふうに聴こえてくる。

過行く季節に やがて廻る時間に
どうしてこの胸 融けず残るマーブル

ここまでゆらりゆらと聴いていたのでここでおもわずきゅ、、、と締め付けられてしまった。
もうとなりにいない「君」、時間に置いて行かれたように、
あまい気持ちはずっと、「僕」の心の中でたゆたっていて、
たぶん「僕」も時間の力できっとわすれていく、とおもっていたけどどうしてもわすれられなくて、あまいあまいチョコの様な思い出が、ただただ胸の中にある。
で、ここで僕が「うぉ・・・(胸グサッ)」って思ったのは、これがただのチョコではなく「マーブルチョコ」であること。
冒頭でもお話ししました通り苦くないんです。ただただ、あまい。
こういう過ぎ去った恋とか愛のはなしって苦くてあまくてチョコだ、って感じですよね(それが嫌いと言ってないむしろ好き)
でもこれは、ひたすら、あまい。
きっと苦い思い出がなかったわけじゃないと思うんです。一番は別れるときとか、・・・まだ人生短い僕が語るのもなんですけど苦い思い出のない別れたカップルっているんですかね?
のにもかかわらず、「僕」が思い出すのは甘いんです。こんなセンチメンタルになってるときは苦い思い出も多くよみがえってきそうなのに、それでもあまさだけ。
これってわりとすごいなあ、って。
僕は、好きな人とさよならしたとき、そのすきでおもいつづけているここにいない人、そのひとを想う時に苦味を感じずにいられる・・・かなぁ、と考えて、
それでも「あまい」のばかりの「僕」は、いったい「君」とどんな時間を過ごしたのかな、とふと。

過ぎた季節抱き寄せ 街の色僕を残して
やがて融けるマーブル 君が好きな色残して


「融けず残るマーブル」が融ける、
むかしどんなにすきでも、
いまもまだ恋しくても、
やがて、それでもその気持ちはいずれきえてゆく。


ちょっとまだこの気持ちは、僕は理解したくないなぁ、なんて思ってしまいます。ずっとすき、なんて「人対物」ならまだしも「人対人」ならありえないって判っているはずなのに、
それでもまだ、融けないマーブルを信じたくなってしまう僕でした。・・・わかってはいるんですけどね(ハイパー自分語りタイム)

色で味は変わらないけど、「君」は「僕」が手のひらに出して食べようとしたチョコを、「私その色好き」ってもらって食べていたんじゃないかな。それから「僕」はなんとなーくそのことを覚えていて、「君」には色を選んであげるように、会う時のためにその色を取っておいたりしたんじゃないかな、なんて。・・・しみついたその色をとっておくくせが残っていて、最後の方に残るのはその色だけ、、、

これ僕の前回のnoteでMarbleを語った文章なんですけど、
わりとこれきにいってて、
さいごの「かしゃ、かしゃ、」という筒を振る音がとてもとても、寂しく感じてしまうのです。
そしてそれは、最初の最初に聞いた冒頭の音の感じ方とは、全然異なったものでした。
こうしてえんりぴへのみちがひらけまs((


しめかたがわからないのですが・・・笑
かたるのはいったんここでおしまい。またね。

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