見出し画像

保育士実技試験【造形】対策用テキストのご紹介、活用方法(2024年前期改訂)

こんにちは。しろうずです!
storesにて、保育士実技試験の造形対策のテキストを販売しています。(noteの「ストア」タブからもshopをみれます)。

このテキストのコンセプトは、今まで人物の絵を描いたことがない人でも、誰でも描けるようになる!がコンセプトです。

これまでの市販のテキストではなかなか描けないという形が対象です。採用している絵は上手すぎず、難しすぎず、初心者でも真似しやすいように作っています。棒人間で絵が上達せずに悩んでいる方々のご意見や、添削指導で実際にレクチャーしていく中で生まれた商品。簡単な図形がかけさえすれば、初心者でも上達が見込めます。



商品紹介

テキストは現在4つあります。
●「顔と人体の描き方のキホン」
●「造形ドリル」
●「ポーズ集」
●「予想問題イラスト集」

*テキストは全てダウンロード形式です。印刷物ではないため、ご自身でプリントアウトしていただく必要があります(期ごとの改変が多いため、変更しやすいダウンロード形式にしています)。

「顔と人体の描き方のキホン」

販売ページ画像
顔と人体の描き方のキホン 表紙

このテキストは、顔と、正面向きと横向きの人物のみが描けるように作成しています。斜め向きの人物は難易度が上がるため、採用していません。とにかく、最低限これさえマスターできれば、ギリギリ試験に合格できる!というテキストです。

テキストは顔の描き方と、全身の描き方に分かれています。簡単な図形がかければ、手順を追って描いていける仕組みを採用。初心者の皆さんが特に苦手な横向きの立位や椅子に座っているポーズもマスターできる仕様になっています。

総ページ数:32ページ
価格:1500円
(*2024年前期時。価格は変更する可能性があります)


「造形ドリル」

造形ドリル 表紙

「壊滅的に絵が苦手です」/「不合格しました...涙」の方々の添削指導をする中で生まれたドリルです!テキストを見て描くだけでは上手く描けない、という方向けに開発しました。

こんなお悩みを持つ方におすすめです!
●線または形がぶれたり、いびつになったりして不安定
●人物のバランスがうまく描けない/頭身、胴体・腕・足の太さや長さがおかしい
●人物に動きがない
●人物の視線と動きがうまく連動できていない
●人物がうまく配置できていない(構図に課題がある)
●色塗りの線が一定でない(スキマが多い、ムラに見える)

このドリルでは初心者がつまづきがちな上記のポイント別に、徹底練習していきます。トレース(線をなぞる)の練習や、人物をメモリに分割して描く練習、構図の練習など、手順を細かに説明・実際にワークとして取り組んでいきます。
<ご注意>ご自身でプリントアウトして練習していただく仕様です。

全く描けない人でも、これを1周すれば基本的なスキルが身に付く!!2周すればかなり描けるようになる!(...と思います)

総ページ数:67ページ
価格:2500円
(*2024年前期時。価格は変更する可能性があります)


「ポーズ集」

販売ページ画像
ポーズ集 表紙

お手本さえあれば、大体のポーズが描けるという方はこのテキストがオススメ。人体の構造は、なんとなく理解できるという方向けです。

初心者の方でも、「顔と人体の描き方のキホン」または「造形ドリル」で正面と横向きの人物がマスターできた方向けです。ポーズのバリエーションを増やしてさらに高得点を狙いましょう。

ポーズとしては、正面や横向きに加えて、斜め向きの人体や、難易度の高いポーズを採用しています。

さらに!!令和6年前期より、保育の現場で使いそうな小物集も掲載しました(6Pあります)。これでアイテムで悩む必要はなし…だといいな(カバーできていなかったらごめんなさい!)。

総ページ数:36ページ
価格:1700円
(*2024年前期時。価格は変更する可能性があります)


「予想問題イラスト集」

販売ページ画像1
販売ページ画像2
予想問題イラスト集 表紙

予想問題20問に対し、色鉛筆カラーによる解答例20問分、別構図や類題も掲載しています。イラストの総数はおよそ60点。初心者でも比較的真似しやすいよう、作品中人物どうしを極力重ねずに、また「顔と人体の描き方のキホン」「ポーズ集」がマスターできれば描けるようなイラストを採用しています。
ほか、配色についての説明や、構図の解説、例題集(お題集。テーマと描く人物、対象年齢を記載したリストです。練習問題として使用できます)もついています。

総ページ数:54ページ
価格:2510円
(*2024年前期時。価格は変更する可能性があります)


購入はこちら↓↓

各テキストの活用方法

●「顔と人体の描き方のキホン」の活用方法

顔と人体の描き方のキホン

特に時間がない方は、★マーク(黄色い星)のみマスターしましょう。マスターする方法としては、繰り返し鉛筆などで見て真似すること。

また初心者の方に多いのは○が形が歪んだりデコボコしたり、閉じられていなかったりすること。テキストでは○を描けるようになることは必須事項としています。

テキストより抜粋

また顔の描き方も人体の描き方も、1から図解で解説していますので、みただけではピンとこない人も順を追っていけば描けるようになります(…のはずです)。

ここからが大事なのですが、人体をマスターするコツは、人体を簡単な図形で捉えること。関節から関節まではまっすぐに接線を引きましょう。テキストの人体をよくみて欲しいのですが、体のかなりの部分が直線で構成されていることがわかると思います(*なおここが結構初心者のつまづきポイントであることもよ〜くわかっていますが、なんとかクリアしてください)。どこが直線で、どこが曲線なのか?どこからが直線のスタート地点でどこまでが終点なのか?テキストをよ〜く観察してください。

なお、実寸作品を描く際には、マスターした人体をいくつか組み合わせていきましょう。何をしている様子かわかるように手と腕の動きをつけていきます。

正面・横向きの人物が描けるようになれば、大概の問題に対応できるはずです。多少、体を斜めにしたり、工夫は必要ですが、理論上は描けるはず。あとは応用力を身につけていきましょう。実際に不合格だった方の中には、正面と横向きの人物をマスターしただけで、合格した方もいらっしゃいます!

ただし、高得点は難しいので、そこは勘弁してください。

●「造形ドリル」の活用方法

まず一度練習作品を45分の試験と同じ条件で作成し、苦手分野を特定していきます(時間オーバーしても描き切ってください)。なお苦手分野を特定するため、お手本は見ずに、かつオリジナルの構図で描くようにしてください。

苦手分野は先ほども挙げましたが、およそこんな分類ができます。

A:線または形がぶれたり、いびつになったりして不安定
B:人物のバランスがうまく描けない/頭身、胴体・腕・足の太さや長さがおかしい
C:人物に動きがない
D:人物の視線と動きがうまく連動できていない
E:人物がうまく配置できていない(構図に課題がある)
F:色塗りの線が一定でない(スキマが多い、ムラに見える)

苦手部分が特定できたら該当するページを印刷の上、練習します。クリアできるまで繰り返し練習してみてください(ページによっては複数回印刷する必要があります)。なお苦手部分が特定できない方は全てのページを練習してください。このドリルは、ずっとこれだけをやればいい、というものではなく、あくまでも補助的なもの。スキマ時間など使って定期的にドリルの練習を行うと良いです。

練習前に、4ページ以降の「各練習の特徴について」を読んでから取り掛かるようにしましょう。初心者の方に多い傾向や、練習に取り組むにあたっての注意事項なども盛り込んでいます。

練習したのに不合格だったという方は、AとBを徹底練習してほしいです。ここが合否を決定的に分けるポイントです。不合格の方は、この2つのポイントが自分では描けているつもりになっているように思います。自分では、ちゃんと描けているかどうかがわからないという方は、練習したら必ず人に見せてアドバイスを受けるようにしましょう。

ドリルの使い方は、造形対策のメインの練習としては実践的な45分の本番と同じ練習を行い、ドリルは補助的に使う、というやり方をオススメします。とにかく基礎を徹底する、がコンセプトのテキストです。頑張って!


●「ポーズ集」の活用方法

マスターしておきたいものに◎、マスターできておくと便利なものに○をつけています。限られた時間のなかで全てをマスターしようとするのではなく、絞ってマスターしていただきたいと思い印をつけました。もちろん、◎以外のものでも、ご自身が使いやすいと感じたポーズがあれば、そちらを徹底マスターしても良いと思います。

とにかく「このポーズならかける!」というポーズをいくつか作ってください。それを実寸作品では、手や腕の動きをつけて応用させていけばいいんです。決まったポーズを繰り返し見て描いて、見て描いて……を繰り返してください。

とにかく難しいのは斜めのポーズ。とくに、肩の位置、胴体と手前側の腕・奥側の腕の位置、描かれ方をよーく観察してください。腕はどっちの腕がどう見えているか?胴体は奥の腕より前?後ろ?……と、混乱していたあなたでも、テキストをみれば、わかるはずです(私もかつてこんがらがっていました)。

また足においても、手前側と奥側の足、これ見え方同じじゃないですよね?太もも、描いた絵が同じ太さになってませんか?

斜めの人体は、多くの方のつまづきポイントですので、ここは意識して練習してくださいね!この観察をすれば、斜め人体もマスターできます!


●「予想問題イラスト集」の活用方法

予想問題イラスト集表紙

予想問題を自分で解いて解答を描いてイラストを後で参考にする、という方法や、初心者の方はイラストをそのまま真似したり、描きやすい正面向きや横向きの人物に置き換えて描くといいでしょう。

解答例20作品は色鉛筆で行っています。初心者の方が難しい「白」の表現方法や、ガラス窓、地面の色塗りのやり方、また人物の陰影なども参考にできます。
また解答例の左側にはアドバイスも付いていますので、試験の際の参考にしてください。

イラスト集解答例のサンプルです。中身のイラストはこのイラストとは異なります。

解答例の次のページに類題解答例や、初心者に描きやすい、別の構図例がついています。別の類題にポーズを応用させて組み込む例や、テーマが近い類題の解答例も豊富です。お手本をみながら練習できますね。とにかく答えを真似するだけにしたい!そんなあなたのためのテキストです。

イラスト集解答例のサンプルです。中身のイラストはこのイラストとは異なります。

例題集(テーマと人数、場所を一覧にしたリスト)も添付されています。季節の設定がない例題44問、春〜夏は12問、秋〜冬は19問をリスト化しています。保育園でのテーマが思いつかない人、模擬問題20問以外にも沢山練習したい人はこちらをご使用ください。

例題集(一部分)

ご購入はこちら

販売ページはこちら↓↓です(画像をクリック)

画像をクリック(タップ)

終わりに

独学の方が短時間で上達するには効率よく練習する必要があります。

繰り返しになりますが、
1)限られた時間ではたくさんのポーズをマスターするのではなく、使えそうなポーズをマスターする。
2)上達にはお手本をよっく観察して描く→お手本と見比べて違和感に気づく→修正するというプロセスが大事。

あとは周囲の人にも見せて感想をもらってくださいね。テーマを教えず、何をしてるかがわかるか聞いてください。

それで、よかったら時短のためにもしろうずのテキスト買ってくださいね!

「棒人間からちゃんとした人間が描けるようになった」
「価格以上の価値を感じている」

などなどのご感想をいただいております!

今後も、できるだけ受験生の皆さんが使いやすいテキストにしていきたいので、こういう内容があったらいい、というリクエストがあれば、kobo.shirouzu@gmail.comまでお寄せください。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?