1日1コビト紹介 :チョウジゴク
おはようございます!こびと研究室です。
八百屋やスーパーへ行くと、春キャベツが店頭で積まれるようになりました。この時期のキャベツは甘くて美味しい(そして安い!)ですよね。
今日は今が旬のキャベツに寄生するチョウジゴクをご紹介します。
チョウジゴク
体長:10cm
キャベツに寄生する。口からチョウが好きな匂いを出し、寄ってきたものを食べてしまう。日中は、ひたすら口を開けてチョウを待っている。寄生されたキャベツは、なぜか甘味を増す。
メモ:
アリジゴク(ウスバカゲロウの幼虫)という昆虫がいます。これは砂地にすり鉢のようなくぼみを作り、落ちてきたアリを捕食(砂をかけたりもして落ちてくるようにしかけます!)するのですが、このチョウジゴクはなんとキャベツの中心に寄生して、キャベツに卵を産みつけようと集まってくるチョウを狙います。寄ってきたチョウを見つけると、すばやく飛びついて捕まえてしまいます。
口を大きく開けてチョウを待つ姿は何だかおかしくもありますが、買ったキャベツにもぐりこんでいたらびっくりしてしまいますね。
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