1日1コビト紹介 : ダマシエサトリ
こんにちは! こびと研究室です。
ふと窓から外を眺めていたら、艶やかな黒い身体と特徴的な二股の尾を翻して飛び回るツバメの姿が目に入りました。今年もやってきたんだな、と嬉しくなります。
今日は主にツバメの巣にまぎれこみ、ツバメの子になりすましてくらす、こんなコビトを紹介します。
ダマシエサトリ
体長:5〜8cm(トウチンは含まない)
鳥の巣にまぎれこみ、親鳥からエサをもらう。ほかのヒナが成長すると、また別の巣に移っていく。
メモ:
鳥の中には「托卵」といって、卵を別の鳥の巣に産みつけて世話をさせる習性をもつものがいます(カッコウなど)。コビトの中にも、動物の子になりすまして、世話をしてもらう種類がいますが、ダマシエサトリもその1種です。主にツバメの巣にまぎれこむため、ツバメに似せた体の毛色柄やくちばしにも見えるくちびるをしています。
ツバメが南の国(フィリピン、インドネシア、マレーシアなどの東南アジア)で越冬している間、ダマシエサトリがどのようにくらしているかは調査中ですが、ツバメの帰還に合わせて、きっとそろそろ動き出しているはずです。ツバメの巣を見つけたら、(驚かせないようにそうっと)覗いてみてください。
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