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第9回KC振り返り−魔導そして墓所六武−

自己紹介

こんにちは、コビトカバです。
簡単に自己紹介をすると、現在大学生のリンクスユーザーで、アイコンは金0銀4銅1個所持しており、良くも悪くもKCでコンスタントにトップ100には入れる程度の実力です。
さて、早速今回のKCカップの振り返りをしていきたいと思います。
私の今回の結果はこちら

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反応に困りますね。何とも言えない結果です。
使用したデッキは主に魔導と墓所六武で、今回はこの2つのデッキについて説明していきます。

魔導について

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まず魔導について。魔導はKCを始めてから6万DPに達するまで使用していました。ある程度リンクスに精通している人ならここで「何故この環境で魔導を使うのか?」という疑問が浮かぶと思います。その通りで、トップシェアが予想される堕天使に勝ち越せないテーマは本来使うべきではありません。しかしメインギミックの相性というのは構築や立ち回りでひっくり返る場合が多く、そのことは過去のKCを振り返っても明らかです。
使用した理由は主に2つあります。
①事前の調整で魔導なら他のテーマも見つつ、構築次第で堕天使に有利を取れると確信したから
②今回のKCは土日しか走れず、金アイコン狙いが現実的ではなかったため、Tier1のテーマしか使わない普段の自分から成長するいい機会だと考えたから
後述しますが、罠とサイマジが引ければ堕天使相手に3枚ゲーテは1発撃てれば十分という理論のもと、極力魔導書カードは少ない構築になっています。

魔導というテーマは非常に奥が深く、相手のテーマによって立ち回りが変わることで知られていますが、この立ち回りで1つのカギとなるのがサイレントマジシャンLV8です。

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特殊召喚が容易であり35打点をメインギミックの中で突破することができないテーマに対しては無類の強さを誇ります。古代の機械相手に沈黙を自爆特攻してLV8を立て、相手の後ろをゲーテで除外すれば大体勝てることは有名ですね。そして私はこの「不純物が少ないテーマにはLV8ゴリ押しで勝てる理論」を堕天使にも適用できるのではないかと考えました。何故なら堕天使側のLV8突破方法は
①3体並べて粉砕(スペルビアなら2体)
②狡猾ラヴァゴなどの不純物
③ディザイア
の3パターンしかなく、これらを意識してゲーテを使えば堕天使側はジリ貧になると考えたからです。しかし実際に試合をしてみると堕天使側が3体展開をすることが割と容易で、ゲーテだけでは対処することが難しいことが分かりました。そこで一緒に調整していた限界コードのそらつんが提案したのが禁じられた聖杯です。

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相手が3体展開してこようが自分のLV8に聖杯を打つことで打点が3900になり堕天使側は抜けなくなります。当初はこれで堕天使をカモれると考えていましたが、堕天使側の構築が煮詰まるにつれ、ミラーを意識して星遺物を巡る戦い入りの堕天使が流行りだします。聖杯で効果を無効にすると星遺物の影響をモロに受けてしまうため、最終的には採用を見送りました。

分断の壁なども神属や星遺物で逃げられてしまうため、それらのカードで逃げることのできないカードを採用する必要がありました。そこで目をつけたのが自由解放と暗闇を吸い込むマジックミラーです。

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マジックミラーは言わずもがな最強堕天使メタカードです。自由解放は2:2交換しか出来ず使用条件が限られているので普段は使われていないカードですが、魔導に入れることで沈黙の戦闘破壊がアド損にならないため実質1:2交換ができます。加えて沈黙の自爆特攻でも発動できるので、相手が不純物を引き込むのを待っている間に2枚ゲーテで堕天使縦→自爆特攻&自由解放→LV8でキル、みたいなこともできます。神族星遺物で逃げることが出来ず1:2交換ができてその後場には35打点。これに加えてゲーテ。最強ですね。
そして何よりこのカードの強い点は「初見殺し」であること。自由解放はサイド制の大会で魔導のサイドに投入されていたくらいで使用率が低く、しかも魔導のシェア率が極端に下がっていたため対戦相手の意表を突ける確率が極めて高かったです。初見殺しの鬼mintさんの言葉を借りれば「初見殺しは上位層との差を埋めてくれる数少ない手段」です。

罠を引けていれば基本的にゲーテはデッキ内に1枚しかないディザイアにのみ撃てばいいので、理論上堕天使相手には3枚ゲーテ1発撃てば勝つことができます。罠とサイマジを出来る限り引きたいためデッキは薄くしたい一方他のテーマにも強く出る必要があり3枚ゲーテは2回は撃ちたいこと、初動のグリモバテルは外せないことから不純物3の上記のような構築になりました。

輪廻デスペ襲来 そして墓所六武へ

金曜深夜から走り始め、土曜夕方の段階でDPは6万に到達します。

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それなりに好調ですね。しかしこの辺りで皆さんご存知輪廻デスペラードが流行りだします。星遺物や聖杯メインになったデスペラード相手なら勝ち越せると見込んでいましたがこれは予想外で、バテルに対し輪廻天罰を撃たれ続けDPが伸び悩みます。(輪廻デスペ流行らせたやつ絶対に許さん)

堕天使や魔導のようにモンスター効果を起点に展開するデッキでは輪廻デスペや岩に勝ち越せず、デッキを変更する必要に迫られました。モンスター効果を使用せず展開できてそれなりにパワーもあるデッキ。そこで私が選択したのは六武衆でした。

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スキルが墓所なのは今回走れる時間が短く、イージーウィンできる試合を増やさないと音速で伸び続ける金ボーダーには届かないと判断したからです。具体的には、対堕天使で先行取った時にシエン墓所するとマスティマ素引きか追放2枚引かれない限りほぼ勝てます。確かに楽に勝てる試合は増えましたが、3日目・最終日に六武ミラーも一定数増え中々墓所では勝ち越すことが難しかったというのが実態です。六武のプレイングに関してはへいろーさんがブログに書いていたのでそちらをご覧ください。ちなみにガーディアンの力が1枚入っているのは粉砕じゃないためひたすら堕天使モンスターを横に並べて遅延する輩が一定数いたため永続的に打点を補助できるカードが最低1枚は必要だと考えたからです。

ここから限られた時間の中魂を燃やして試合数をこなしましたが、9万ちょい超えてから少しずつDPを溶かしfin。いつもの銀といった感じです

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まとめ

土日の2日間しか走れないとは言いながらも500試合近くこなすことはできました。しかし速度重視で勝率が下がっては金は取れないですね。
しかし仲間と協力して生み出したデッキで一定の結果を残せたのは評価すべき点だと考えています。
この記事が少しでも皆さんのリンクスライフに良い影響を与えられたら幸いです。ではまた👋

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