韓ドラ「マイディアミスター」「私の解放日誌」に見る幸せになる覚悟
こんにちは、第一次韓国ブーム(20年以上前)でちょっと韓国映画にはまり、長らくお休みしていましたが時を経て最近まだ韓ドラ熱が急上昇中の私です。
ということで本日は表題の通り
韓ドラ「マイディアミスター〜わたしのおじさん〜」「私の解放日誌」
こちらについて。
まずこちらの両作品、とても評価も高く話題になりましたよね。
私も最近「私の解放日誌」→「マイディアミスター」の順で無事完走いたしました。
どうやら同じ制作スタッフが手がける作品という事で、納得。
伝えたいメッセージ性が一貫しているなと感じたのでこちらにアレコレ感想などを述べようと思います。(ネタバレ含む)
私たちは幸せになる覚悟を持った時から幸せになる
この両作品の特徴は、登場する人物たちが共に代わり映えのしない毎日に、取るに足らないと感じている自分の人生に、何かを変えたいと思いつつ何から始めたら良いのか分からずにいるところから始まります。
そして、人と人が織りなす人間関係の中で「気付き」「葛藤し」そして「自分に向き合い」最後には幸せになる「覚悟」を持つ。
結果的にそれぞれに「赦し」「解放」され、それぞれに少しずつ「変化」し「自分を満たしていく」。
「私の解放日誌」では主人公の女性が「毎日の喜びをちょっとずつ集める、そうやって自分を立たせていく」のようなシーンがあります。
そう、自分を幸せにしてくれるのは満たしていけるのは他ならぬ自分で、遠くの何かを待っていては始まらない。
行動したら、昨日より今日、今日より明日がちょっとずつほんのちょっとずつでも
一歩、また一歩と歩を進めていける、そんなことに気付いていく。
だから、どんなことも「歓待」出来るようになる。
「マイディアミスター」でも主人公の女性が自分の過去を初めて受け入れてもらえたことによって、心が解放され、最終的には自分が幸せになることの覚悟を決める。主人公のおじさんもそう、主人公の女性によって解放されていく。
「俺たちは幸せになるんだ」と力強いメッセージを投げかけます。
個人的に思う両作品の魅力は、登場人物達はそもそも「幸せになること」に臆病で懐疑的ではあるけど、前提として幸せになりたいし、どこかで出来るんじゃないか?そう思いたいと「信じている」というところ。
それはとても人間らしく根源的な思想が根底にあって見るものに爽やかさと勇気を与える。
そして
それぞれの状況がたとえ風でも吹けば倒れてしまうくらいぎりぎりのところであったとしても、見て見ぬ振りして自分を誤魔化しどうにか生きてきたとしても、どんなに硬くなった心でもきっかけと勇気によって少しずつ解放されていけるし、諦めなければ、勇気を出して幸せになる覚悟を持って行動すれば、必ず良い方向へ向かうという強いメッセージ性を感じます。
他人が許せないのは自分を赦せないから。
自分を解放するのは他ならぬ自分自身。
現代を生きる私たちはもっと許していいし、解放されていいのかもしれませんね。
最後に
余談で、解放日誌のクしの前半田舎暮らしのダダ漏れる男の色気とマイディアミスターのパク部長の海よりも深いイケボ。
ここも両作品の見どころです!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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