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人工呼吸器をつけ全国で初めて普通学校を卒業した歩さんの35年

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人工呼吸器を装着しながら地域の小中高校に通い、大人になってからはヘルパーの介助を受けながら1人暮らしを実現させた女性が、2021年1月に35歳で旅立ちました。彼女の名前は平本歩さ… もっと読む
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#医療的ケア

人工呼吸器をつけ 全国で初めて普通学校を卒業した歩さん 制度の壁こじ開けた35年(3)

■自立に向かって 人工呼吸器を装着し、当時前例がなかった在宅生活を4歳で始めた平本歩さん。2011年初春、ついに1人暮らしを決意します。 神戸新聞記者 久保田麻依子 ◆1人暮らし 部屋の愛称は「とんちん館」  25歳になった歩さんは2011年春、1人暮らしへの決意を固める。人工呼吸器を付けた同年代の友人2人が、大阪・箕面市で共同生活に挑戦していることに刺激を受けた。そして何にも増して、亡くなった父の弘冨美さんがくれた「自立に向かって邁進せよ」との遺言に突き動かされ、ず

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