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【11/19江井ケ島探鳥会】おてつだい…チュウヒ編

探鳥会中盤、上空にノスリ&ハイタカ
空も注意しないと…とおもっていると
2羽のタカ、ん、さっきの2羽?
いや1羽はトビ、もう1羽は……????
明らかにトビではない、ハイタカよりだいぶ大きい
じゃノスリ?うーんノスリにしてはやたら黒っぽい
それに翼が細く、ノスリの形じゃない
この時点での結論は「チュウヒ」
茶をベースとした色、細い翼に体、トビにせまる大きさ
チュウヒは色の個体変異が多く、大陸で繁殖するタイプと国内で繁殖するタイプでも大きく違う
神戸では観察チャンスが少ないので、どんな体色だったか頭に入っていない
断定できないが、チュウヒの可能性が高いと考えた

帰宅後、画像を見直してみる
日本のワシタカ類に記載されている「国内型雌幼鳥」に下面のパターンがそっくり、間違いないチュウヒだ
過去に撮影した市内でのチュウヒの写真ともよく似ている

2014/02/08 神戸市西区神出町 Canon EOS 70D EF400mm f/5.6L USM


予想外のチュウヒとの出会いであった


2022/11/19 明石市大久保町
Canon EOS R7 RF800mm F11 IS STM

 今回は大きな池や田園地域ということで鳥との距離が遠いことが想定されました。そこで探鳥会中の記録用レンズとして「RF800mm F11 IS STM」をチョイス。天気も良く、F11という暗さもハンデにならないと判断しました。このレンズにはフレネルレンズが使われています。フレネルレンズは一般に逆光に弱い特性があり、今回のように上空、しかも太陽に近い方向を撮るのはかなり厳しい条件になると考えられます。しかしながら記録用としては十分な写りで、この写真が撮れたおかげでチュウヒの識別ができています。
 EOS R7で使うとフルサイズ換算1280mm、実売では13万円を切るくらいの価格。純正の800mm超望遠としては格安です。ちょっと大きめですが晴れの田園やため池用としてつかえるレンズだと思います。

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