ライブとその後の飯が無かったら死ぬ

1ヶ月ぶりにnoteを書く。1つ前の記事を書いている私は信じられないかもしれないが、今はコロナやらなんやらでライブがボコボコ無くなっている。K-PROもよしもとも公演中止だし、ゾフィー単独も空気階段単独も見れていない。ワニは今日死ぬらしい。

このままでは生きていけない、そう思って日々過ごしてる。とは言え明日も私は起きてご飯を食べて寝るだろう。ただスペブルに行かないだけ。R2D2が見れないだけ。だけ???ふざけないでほしい。いや、本当に。ふざけんなよ。なんでこの楽しみを奪われる必要があるのか。日々なんのために生きてるのか。気が滅入って何も、何もできないじゃない。

私がこういじけたってコロナの特効薬が完成して世界平和がもたらされる訳じゃないのは分かってるんだけどね。泣きたい人が他にもたくさんいるって、辛いのは芸人さんの方だって分かってるんだけどね。分かってるはずなんだけど。でもどうしたって悲しくて、やるせなくて、泣いてしまう夜がある。


この前、藁にもすがる思いで行ったライブが本当に本当に面白くて、その場で声をあげて喚きそうになった。みんな面白かった。1ヶ月前には他にも見る機会はあるしまぁいいかと思っていたようなライブだ。なのに今は愛おしい。当たり前にライブがあって、好きな芸人さんが出てくるのってこんなに嬉しいんだね。自分にしては多めにいれたつもりの投げ銭も、この嬉しさに対しては全然軽くて釣り合わない。お金はいくらあったって足りない。

その後にオタク達と行ったやよい軒も美味しくて。食券やおかわり自由のシステムにずっとすごいすごいって言ってたな。初めてだったから。オタクと食べるご飯ってなんでこんなに美味しいんだろう。ご飯を食べながら好きな人達と好きな人達の話をする、それだけの時間なのに。白飯3杯食べるフォロワーがかわいくてかわいくて抱きしめたくなったもんね(キモイから言わなかったけど)。一緒にご飯に行くメンバーはいっぱい食べる人が多いのが良い。好き。

次の日はオタク3人でバーミヤンの鍋を食べに行った。適当に放り込んだ牛肉や無限に食べれるおこわをバクバク食べた。鍋と無限中華と面白い話はちょうどいい贅沢、最高。でも最後はお腹ぱんぱんになって大変だった。私の敗因は最初になみなみのカルピスソーダを飲んじゃったことだと思う。2人は烏龍茶だった。先々のことを考えてる大人だ。

苦しいお腹を落ち着けるために夜の新宿をお散歩した。普段死ぬほど行ってる新宿だけど、ちょっと奥まで歩くと煌びやかなホテル街。あぁ本来はこういう街だもんねぇって悠長なことを思った。そこに目の前で若い女の子がおじさんの腕を取ったのを見て心がザワっとした19歳女、場違いがすぎる。でも両脇を歩くお姉さん2人はいつも通り面白い人達で、バッティングセンターや元学校の本社、小さい劇場、 芸人さんが話してた居酒屋を夜の街から切り取ってゲラゲラ笑った。途中で絡んできた兄ちゃんも、新宿の道端で話してる女3人がお笑いの話をしながらチゲット待機をしていたとはよもや思うまい。そこまでするライブじゃないけど、こちとら本気なんだ。

わざわざ道端で取ったブレナイとブレナイ寄席が無駄にならないといいな。帰りにオタク達とご飯食べれりゃいいな。失意の濁流を抜けて曇天から射す一条の光が見たい。一条と言わず、眩しすぎるくらい大きくて日々を照らしてくれる光がいい。そんな日常が早く戻ってきてよ。お願いだからさ。

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