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#SaveTheCinema 映画リレー 第1回 『トゥルーマン・ショー』

地元の映画館・長野相生座ロキシーの支配人、田上真里さんからバトンを託された7日間映画リレーチャレンジ。1日目です。好きな映画を挙げていきます。

せっかくなので1本目は相生座さんで鑑賞した作品です。『トゥルーマン・ショー』(1998)。ジム・キャリーの映画は好きなものが多いですが、中でも抜きんています。脚本のアンドリュー・ニコルが監督した管理社会SF『ガタカ』にも共通する、“ある特異な社会に閉じ込められた人間がその構造を打ち破るストーリー”。

管理社会もののフォーマットは素敵。自作を引用しますと、『小説 スマイルプリキュア!』とか、今年の舞台『天才てれびくん the STAGE』とか、その他ショートショートなども、この構造で物語を作っています。もっと踏み込むと、この手の映画は、もともと自分は平凡で何の取り柄もないと思っていた人間が自力で主人公になるプロセスにカタルシスがあります。『主人公は僕だった』って映画もありましたね(タイトルだけで大傑作)。

予告通り、バトンのご指名はしませんが、1日も早く映画と映画館が僕らの身近なものに戻りますように。脚本担当作、「東映まんがまつり」『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』も自粛の影響で公開待機中です。乞うご期待。最後は宣伝でした。


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