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江戸時代から続く府中のまちの仏具店「梶川老舗」さんでお位牌を作りました

初めてのお位牌

お位牌を作るのはどこに頼んだらよいのかな?
お世話になっている蓮宝寺のご住職に聞いてみたら、大國魂神社の前にある仏具屋さん『梶川老舗』はどうでしょう。とご紹介を受けました。

早速出向き、慣れない目つきで初めての店内を物色。
「うちは手書きするよ。日本で(東京で?)2人しかいなんだよ、書けるのが。」と、職人風のご主人が少しぶっきらぼうに説明してくれました。
(ちょっと怖い)

奥様に許可を頂き店内を撮影。各種仏具が所狭しと並んでいました。

お位牌のメーカーはナイショ?

お位牌の形や色、デザインは何種類もあり初めて見ると迷います。
ご主人のアドバスによるとご先祖様のお位牌に揃えると良いそうです。
帰宅後、仏壇を覗き、先代のお位牌を片手に注文させていただきました。
ご主人から手渡されたカタログにはいくつものお位牌が載っていますが、メーカーに関する記載は一切ありません。ナイショなのかな?不思議です。

手書きの戒名はデジタルに勝る

待つこと数日。ご主人の立派な手書き文字で戒名が記されたお位牌を手にしました。
デジタル時代の今、手書きのアナログなお位牌は人の心をほっとさせますね。
お値段も良心的。府中市民なら知っているデジタルなふちゅチケで払いました。(この場面でちょっとどうなのかな・・・と思いながら。)

仏具が必要になったら梶川老舗で相談

お店に出ている奥様はとても気さくで丁寧・親切。楽しくお話しできました。
「みなさんここにお店があることを知らないんですよ。まあ、目立たない店ですからねぇ~。」
「初めての方は一度うちに寄って相談してくださればいいのに。」

こんなことでもない限りまちの仏具屋さんに足を踏み入れる機会はありません。江戸時代から150年の歴史を持つ梶川老舗の奥様と顔見知りになれて良かったです。
いい味出してる地域のお店。また買いに行きたくなりました。

仏壇も各種あります。
ご主人のこだわりの手書き。良心的な価格です。
創業嘉永二年 梶川老舗


けやき並木にさりげなく佇むお店


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