ガンマ部分的攻略 フォースの狙い方講座その2

ガンマ攻略その2という事で、ダッシュフォースの解説と狙い方について語って行きたいと思います。
ダッシュフォースは言葉だけで説明するのが非常に難しい為、図解を混ぜながら説明します。

ダッシュフォースの共通した特性
 地上Dのダッシュフォースは、一度山なりに飛んでから各々の特性の軌道を描きます。(各軌道の名称については適当に付けました。)

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その為、敵が自分より高い位置にいれば轢く事が出来ますが、自分より低い位置、もしくは姿勢が低くなっている状態では密着していても当たらなかったりします。

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 また、ダッシュフォースには拡散タイプと収束タイプがあります。

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 拡散タイプは立ちフォースと同じ様に、敵の左右に拡散したまま飛んでいきます。敵が立ったままだと当たりません。
 収束タイプは一定の距離以上で収束し、収束位置で止まっている敵に当たります。
 射出音はどのダッシュでも、しゃがみフォースと同じ一発分の音です。
 
前フォース

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 拡散タイプで軌道は「はさみ形」。弾速が速くてダウン値も高いのですが、敵の左右に拡散して行くので初見では「どーやって当てんのコレ!?」「密着で当てる以外使い道が無いじゃん」となります。
 ガンマは当てたい攻撃を当てるには一工夫必要な機体です。考え方を変えましょう。
 敵をロックしてるのに敵の周りにしか飛ばない攻撃=敵をロックしたまま敵の周りに置き攻撃が出来る!
 そう、置き攻撃として活用できるんです。
 軌道は、一度山なりに飛んでから下側は地上を這う様に、上側はそのまま上から打ち下ろすような山なりの軌道を描きます。
敵との距離によって下側のフォースの山なり具合が変化します。遠ければ大きく、近ければちょびっと山なりの軌道になります。

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狙いどころ
 自分に対して左右に移動しようとする・移動している所に差し込むように撃ちます。立ちフォースの狙いどころに近いです。

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 移動速度が遅い重量級などは遠距離でも移動中に撃って当たりますが、移動速度が速い機体は振り切られてしまいます。
 「移動しそう」な所に置いておくのが基本ですが、位置取りに走っていたり、敵を追いかけ回している時にも有効です。その場合、敵の移動する方向と前フォースの軌道のベクトルが交差するように調整する必要があります。

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 追いかける時だけでなく、迎撃する時にも使えるので、回り合い中の振り向き攻撃としても優秀です。
 後は強引に密着で押し当てるなどが挙げられます。

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マスピでは前フォースの軌道がしっかり上から始まる為、完全に密着していないと当たらない事がしばしばあります。アケの頃は近距離判定が優秀すぎて「おねがい前フォース」とか言われてましたが、そこまでアテにはなりません。

活用のポイント
 段落ち援護として撃ちやすい反面、予想されやすい攻撃です。敵がレーダーをしっかり見ていれば、敵影の動き方と音でダッシュフォースである事が予想できる為、まず当たる事はありません。
 近場の低い障害物を超えてくれる軌道なので、壁裏に引っ掛かりながら撃ったり、段差の下から段落ち狙いの敵を撃ち落としたりする事が出来ます。

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 遠距離で敵が段落ち攻撃しそうなタイミングを狙って、段落ちする方向を塞ぐように撃ちましょう。
 硬直がしっかりとあるので、相手のD攻撃に合わせたり段落ちして硬直の軽減を図るなど、撃った後のリスク管理にも気を配りましょう。

細かすぎて伝わらない小技
・開幕に旋回して前フォース
 目の前に段落ちポイントがあったり障害物があるステージでよく使います。
 ダッシュ方向でフォースの種類を判別されて警告される事があったので、その逆対策としてやり始めたのがきっかけです。
 具体的には、真横に旋回して前フォース、45度くらい旋回して前フォース等です。
 横フォースや斜め前フォースと思わせて実は前フォースでした!というびっくり攻撃なのですが、それ以外にも一応理由がありまして、先に述べた「敵の移動方向と前フォースの軸が交差する」ように仕向けた作戦でもあります。
 図解にすると分かりやすいです。

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 通常の前フォースの軌道Aと、旋回して撃った軌道Bがあります。
 2つの軌道は一見ちょっと角度が違う程度の差しか無いように思われるかも知れません。

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 軌道Aと軌道Bを重ねて見てみると、縦軸の安全地帯が斜めになっていて、敵がそのまま前ダッシュすると被弾の危険があります。
 更に、フォースの左右で到達するタイミングにほんの少しズレが生じる為、ガンマ側に近寄るように横方向へダッシュすると想定より速くフォースが刺さり、反対方向へ移動すると想定よりやや遅いタイミングでフォースが飛んできます。
 開幕の距離が遠すぎる場合、びっくり攻撃以外の要素はほとんど無いのですが、VOXステージやマイザーステージなどの距離が近い開始位置の場合、軸を調整する要素が活きてきます。
 
 開幕に限らず、旋回してダッシュフォースの軸や軌道を調整するのは非常に重要です。
 何も考えずに何発も撃つよりも、考え抜いて狙い澄ました一発を撃ちましょう。


斜め前フォース

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 前フォースと同じく拡散タイプで軌道は「はさみ形」。前フォースと比較して弾速が遅く、ダウン値がちょっと低く(戦の斜め鎌と同程度)、フォースの左右の間隔がちょっと広い。
 前フォースと大きく違うところは、変な慣性を付けて密着で撃ってもフォースが密集せずにしっかり上から出るので、低い体勢や低い位置の敵には当たらない事です。

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 アケの頃から使いにくい武器でしたが、マスピでは上下誘導が少し向上した為、若干使いやすくなりました。それでもピーキーな使い道である事は変わらないので、前フォースとの弾速差を活かした変化球として使う事が多いです。

狙いどころ
 基本的な狙いどころは前フォースとほぼ同じです。この場合、敵が前フォースを警戒している事が前提となります。大きく移動して前フォースの軌道の外に行こうとする敵を引っ掛けるように撃ちます。

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 上の図のように、ある程度距離がある状態で対面している敵と、斜め前Dで並行に交差するようなタイミングで先行して置く撃ち方も有効です。
 同方向に斜めDをしている時は間隔が広すぎて当たりません。

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 また、放置された時など、こちらを見ずに遠距離に離れていく敵に対して置くように撃ちましょう。弾速の遅さとフォースの間隔の広さが良い方向に働きます。
 他には、残り時間が少ない時に近距離に近寄って追い込む時に撃ちます。
斜めに移動しながら撃つ事で、フォースの軌道上の安全地帯が読みにくい事を利用した囲いとして使います。斜めから差し込まれると、縦軸と横軸が瞬間的に塞がれる為、僚機の追撃が当てやすくなります。
 これも前フォースが警戒されている前提の話です。前フォースが狙えそうならそっちにした方がダメージも高くて効果的です。
 
活用のポイント
 ダウン値がそれほど高くない事を念頭におきましょう。重量級はほぼダウンしませんし、近接耐性が強い機体は耐える事もできます。密着を狙ったり、撃った後で近接間合いに入ってしまうようなタイミングで撃つのはやめましょう。
 段落ちやダッシュ終わりに障害物に隠れるようにするなど、撃った後のリスク管理を徹底しましょう。
 使い道としては前フォースのおまけみたいなものという位置づけで合ってます。
 前フォースの記事で書いてある軸調整の話は、斜め前でも有効です。


横フォース

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 収束タイプで軌道は「への字形」。収束距離は500以降。山なりに高く飛んで遠距離で収束します。
 ダウン値はフェイの横ハートくらいで、弾速はしゃがみフォースと同じくらい。
 遠くにいる敵の硬直を遠距離狙撃みたいに当てられるとカッコいいです。

狙いどころ
 横フォースは収束距離を合わせて狙撃するか、収束しきらない距離で引っ掛けるような狙い方をします。前述の拡散タイプのダッシュフォースより比較的使いやすいです。
 収束位置で止まっている敵を狙う場合は、距離の調整と障害物を上手く抜けるように撃つ事を意識しましょう。

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 移動している敵を狙う場合は、敵の移動軸とフォースの軌道を合わせるように撃ちましょう。敵が収束位置よりもこちらに近寄ってくるなら離れる方向に、敵が離れていくなら近寄る方向にダッシュして撃つと、フォースの収束する射程を維持出来て効果的です。
 収束しきらない距離で引っ掛ける場合は、前フォースに近い狙い方をします。距離がある程度離れていると、拡散タイプよりもフォースの軌道が内側に寄るので、細かく走り回る敵を引っ掛ける事ができます。
あまり距離が近いと当たりません。

活用のポイント
 基本的には止まっている敵に対して援護で使う武器です。段落ちなど硬直を取られないようにしながら撃ちましょう。
  狙いたい距離が保てているのであれば、ダッシュする軸をそこまで気にしなくても良いと思います。
 「への字形」の軌道の為、近くの障害物は超えやすいですが、遠くの障害物は超えにくいので、敵が背の高い壁に隠れている場合は届きません。自分が壁上に登って高い場所から撃つか、位置を変える、もしくは別の行動を選択しましょう。

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 低い障害物なら遠くでも超える事があるので、隙を見て撃つようにしましょう。
 図にあるように、壁に密着して撃つと消えてしまう事がありますので注意が必要です。


斜め後フォース

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 収束タイプのフォース。収束距離は380以降。山なりに高く飛んで中距離で収束します。
 ダウン値はほとんど無く、たまに多段HITします。弾速は立ちフォースと同じくらい。
 収束距離が横フォースより近く、弾速が遅い代わりに誘導性が強めなのが特徴です。

狙いどころ
 ダウンが期待できない為、削りが目的の攻撃となります。
 中距離以遠からこちらへ近寄ってくる敵への迎撃や、壁が多いステージでの壁超え攻撃、横フォースとの弾速差を利用した時間差攻撃などが挙げられます。

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 ダッシュした方向と逆側に若干膨らむような軌道のため、敵が移動する左右方向に対して逆方向にダッシュして撃つと当てやすいです。
 
活用のポイント
 この攻撃はここまで紹介したダッシュフォースのどれよりも安全確保に意識を向けて撃ちましょう。当たっても敵がダウンしないので、強引に前ビ等で突っ込まれると簡単にダメージ負けします。
 気を使う一方で、テムステージやラスティなどで逃げながら迎撃として撃てる使い勝手の良い武器なので、使い方を覚えておいて損はありません。
 こちらの安全確保の為に予め旋回してダッシュの方向を微調整するなど、丁寧に小細工を仕込んで行きましょう。


後フォース

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 収束タイプのフォース。収束距離は300以降。山なりに高く飛び、円弧を描くような軌道で収束します。
 ダウン値はほとんど無く、たまに多段HITします。弾速は立ちフォースよりやや遅い。
 収束距離が最も短く、距離300にしっかり合わせると壁裏の敵に当てる事が出来ます。

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 硬直も長く、撃っている間は完全に無防備となる為、撃つタイミングが非常に難しい武器です。

狙いどころ
 壁が多いステージで使いやすそうですが、マイザー面やライデン面などで特に使いやすいイメージです。いずれのステージも、段落ちや安全確保が比較的やりやすく、壁裏に隠れられる状況が発生しやすいからだと考えられます。
 この武器に関しては、軸調整よりも距離調整が主となる為、距離計を見る癖を付けましょう。
ネタバレすると当然警戒される為、いかに気付かれずに撃つ事ができるかが課題となります。

活用のポイント
 残り時間が少なくなってきた時の逆転の一手、膠着状態を打破する切り札として練習しておきましょう。

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 図のように、ライデン面の浅い方の壁上から深い方の壁裏にいる敵に、フォースの上側だけ通せることを覚えておくと便利です。壁に密着してたら流石に当たりませんけど。


ダッシュフォース全般
 ガンマのフォースは全てがネタバレしたらほぼ当たりません。口頭警告で正確にダッシュ方向を伝えられても同じことです。
 射出音がしゃがみフォースと同じである事を利用し、敵が認識を間違うように多彩なダッシュフォースで翻弄しましょう。
 援護でしゃがみフォースを撃つメリットは、ダッシュフォースと混ぜ合わせる事で軌道を読みにくくする意味合いも兼ねています。苦労して撃ったのに当たらないと嘆かず、その後の布石だと前向きに捉えて動きましょう。


全てのダッシュ攻撃に共通すること
 各ダッシュ攻撃のトリガーを引いてから弾が出るまでの時間や、旋回保存や後付け旋回を駆使した上で旋回できる角度、最短で入力した時の所要距離をしっかりと把握しましょう。
 真後ろの敵に向けて撃てるのか、真横までしか狙えないのか、小さい壁の上から段落ちで撃てるのか、これらを知っていて使えるか否かで手数が大きく変わります。


終わりに
 今回はダッシュフォースについて書いてみました。図解の多さに心が折れそうでした。字が下手なのは見逃してください。
 空中Dについては一切語ってなかったり、端折っている所もありますが、大体私が語れる所は押さえていると思います。
 今回も当て方や狙い方を重点的にお話させて頂きました。
 ガンマを使う人、使いたい人にとって何か刺激になったのであれば書いて良かったと思います。
 次回は特に考えてませんが、いくつかリクエストがあったような…?
リクエストがあって、書けそうな内容なら書いてみます。
長々とお読みいただきありがとうございました!

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