デザインをする際に気をつけてる素材の選び方
乱立している素材写真サイト。高いものから安いものまでいろいろですが、印刷物に使うにしても、ホームページに使うにしても、厳選する必要があります。ありがちなチョイスミスの一例。漫画やイラストだから成立しているんだけど、これが実写になると途端に陳腐なことになる。つまり、日常生活で見ないポージングをついつい選んでしまってるデザイン。これは、日本の漫画文化が影響しているのだと思ってます。
では、例を挙げながら具体的に・・・。
実際にこの手の写真はいっぱい出てきますが、載せると営業妨害になるので、以下のイラストが実写だった時を想像してみましょう。
ガッツポーズ
こんな人いたら引いてしまう
顎に手を当てながら正面を向いてしかめっ面
こんな人見たことない
にこやかに「グッド!」
スポーツ観戦するエメリカ人では時々見かけるけど、
こんなテンションじゃないし・・・
肩より高い位置でどうぞ
これも現実ではなかなかレア
人差し指をたてる
こんな人金八先生しか知らない
現実ではこんなマーク出てこないし・・・
パソコンを開いて、一体誰に合図を・・・
OKなんて口頭で言うし・・・
アイドルでは時々見るけど。
こんな爽やかな朝はない。けど、医薬品や寝具では、これは写真でもアリですね。
こんな感じです。これらの例は、実写では使いずらいパターンですが、イラストだと成立するので利用します。でも、メインイメージにはなりません。説明の挿絵などで使う感じです。これらのポーズで実写を使うとして、子供の学習するものの挿絵、お役所の印刷物、メインで使う場合は、素材写真ではなく、ちゃんと撮影したものなら成り立つこともあります。
自社のホームページが子供っぽく見えたら、このあたりを気にしながら見直してはいかがでしょうか。
・・・虹、太陽が差し込む緑の葉っぱ、にもお気をつけください。
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