サラダチキンとキラキラジーンズ

　そういえば今って梅雨だったわってことが今年は多いです。日中に晴れ間が覗く日もちょくちょくありながらも、ジメッとした湿気とパラパラ降る雨のじれったさで一気に現実に引き戻されます。

　筋肉痛で歩くのがしんどい、何とか歩かないで目的地に着けないものか。テクノロジーで何とかできないものでしょうか。技術革新が進歩するにつれて、廃れていく産業もきっと出てきます。これを人類の進化における新陳代謝として受け入れられるか。僕はただの筋肉痛でも陰謀論と結びつけてどデカいトピックスに昇華させてみたかった、ただの成人男性なだけです。

　湯船にも浸かれて7時間睡眠もとれたので、体調は良いはずなのに、ちょっとどころの騒ぎではない位身体が重いです。低気圧として処理してもいいんですか？僕の中で低気圧ってめちゃくちゃ便利な言葉として利用してます。大抵のトラブルの原因は低気圧にできます。不条理と言われても、元々低気圧なんてものが不条理の塊なんだから堪忍してほしいです。

　コンビニでサラダチキンを買って、ペリペリ端っこから剥がして汁気が落ちないように食べる。外出先にいる場合はこうせざるをえないとは解っていても、ちょっぴり寂しかったです。

　いつからかこういうもんだからと咀嚼するようになってしまったけれど、大人になっても寂しいと思う時はとことん寂しがればいいのに、それに気づいた途端何かが崩れ落ちてしまうような気がして怖くてできない。そんな気持ちわかりませんか？

　向かいに座っている人のジーンズに、ラメの施しがされていて光に照らされてキラキラしてる。これを面白がれているから、まだしばらくは闘えそうです。