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instagram実験、再開。テーマは『関連性』。

こんにちは、こばとーんです。

以前、インスタの実験をずーっとやっていました。

こんな記事も書いてまして、沢山の人に買っていただけました。感謝。

そして、最近instagramがまたまたアップデートしたようなので、ちょっと調査しようと思います。

特に、上記記事にも書いた『タグとの関連性』ってやつがかなり強化されたっぽいんですよね。そのあたり、実験していきたいと思います。

アップデート変更点

一言で書くなら

・スパムっぽい行動への対処が行われた

ってことですね。
具体的には

・関連性の薄い内容をタグ付けすること
・関連性の薄いタグを混ぜること
・フォロー連打
・アンフォロー連打
・いいね!連打
・コメント等の行動連打

などをするとアカウント停止もしくは『シャドウバン』されます。

シャドウバンについて、公式には『行っていない』とされていますが、海外インスタグラマーの情報や、国内の意見を見ても『シャドウバンに近い対処は行われている』と見るのが良さそう。

シャドウバンとは、アカウント停止にはなっていないが『オススメに一切表示されない』『検索しても出てこない』『ハッシュタグが無効になる』などのペナルティを食らっている状態。自分ではなかなか気づかないので厄介。

フォロー連打やいいね!連打はスパム的なので当然として、『関連性の薄いタグ』の判定がなかなか難しい。

とはいえ、ハッシュタグはめちゃくちゃ重要ですから、今回はこれを検証していきます。

検証方法

今回は二通りのタググループで投稿をします。

ひとつは僕の最強タグ戦略に書いた方法の簡略化バージョン。人気投稿のタグを300個ほど集め、そこから写真関連に絞ってピックアップしたもの。

つまり『人気投稿で実際に使われているもの』基準。

スクリーンショット 2020-05-14 10.24.42

もう一つは『ビッグワード』の関連に出てくるタグと、さらにその関連タグ。

スクリーンショット 2020-05-14 10.10.11

こんな感じでタグ検索すると『関連するハッシュタグ』ってのが出ます。

これってつまり、instagramの運営が関連性を強調して『使ってねー』と言っている状態。おそらくシステム的にも有利なはずです。

ただ、これだけだと少ないので、『関連するハッシュタグ』をそれぞれ開いて、さらに出てくる『関連するハッシュタグ』も使いました。

要するに『子』だけじゃなく『孫』まで対象にした感じ。

システムのオススメ関連性基準、ですね。

絵柄の内容判定も考慮

instagramはFacebook傘下なので、顔認識や状況認識のテクノロジーが優秀です。

実際、instagramも『何が写っているのか』判定しています。

スクリーンショット 2020-05-14 10.36.44

これは『カラードレス』のタグです。明らかに、決まったフォーマットが選ばれる傾向にあり、関係のない内容は表示されません。

つまり、この形式で撮影している写真以外には使えない、ってこと。今回はこの手のハッシュタグを除外していきます。

先述のとおり、『関係の薄いハッシュタグが混ざっているだけで、検索での表示を制限される』現象があるためです。

30個めいっぱい使うより、安牌で検証する方向性と思ってください。

集めたタグをすべて検索して、『絵柄にバリエーションがある』タグだけを抜き出しました。

スクリーンショット 2020-05-14 10.56.17

似てるハッシュタグでも判定は違う

面白い点は『人間の判定とは違う』ってところ。

例えば『洋装前撮り』ってタグでも平気で和装が入っていたりしますし、『日本中の花嫁さんと繋がりたい』と『全国の花嫁さんと繋がりたい』は全く違います。『関東花嫁』『関西花嫁』もかなり差がありました。

和装、ってのは和服での結婚式のこと。洋装はいわゆるドレス。

あくまで『AIが学習した範囲』が基準なので、『人間がどう思うかは関係ない』ってことですね。

めちゃくちゃ重要です。

さて、それでは2つのグループでタグを選出できたので、今日から実験していきます。結果がわかったらまたお知らせしますね。

お楽しみに。

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