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ギブアンドテイクに学ぶ!フォローを使ったClubhouse戦略!
こんにちは、こばとーんです。
Clubhouseを初めて早一週間。それなりに成果が出てきています。
まずはフォロワー500人達成。現時点だとそこそこ多いほうだと思います。
・相互フォローは使わない
・無言部屋に行かない
・無差別にフォローしない
この点を満たして伸ばしたので、かなりホワイトで有益な方法かと。無意味な運用したくない方は参考にしていただけると幸いです。
ClubhouseはTwitterとは違う
まず、Clubhouseはリアルタイム会話が基本なので「重たい」SNSです。文字のように飛ばし読みができるTwitterとは違い、かならず時間の消費を伴います。詳細は下記を御覧ください。
そしてこれはコンテンツだけでなく、フォローやフォロワーについても影響するのです。
Twitterはフォローによる『害』がある
フォローするとタイムラインに相手のツイートが流れてきます。私達の視覚は認識した情報をほぼ反射的に収集してしまうので、不愉快なツイートがあっても避けることができません。
そのため、フォローする相手を絞り込むことがTwitter運用では肝心。そもそも流れてこなければダメージもないのです。
特に、僕のようなメンタル弱い人間はこの方法が必須でしょう。
ただ、Clubhouseはちょっと違います。
Clubhouseはフォローのデメリットが少ない
Clubhouseは「会話」するSNS。つまり、発言しない限り目立ちません。自分が会話の主になってルームを立ち上げない限り、タイムラインにすら現れない。
文字通り「つぶやく」Twitterでは、「自分の独り言」を出すニュアンスですが、「会話」のClubhouseだと会話の相手がいます。この状況の違いがマナーの悪い発信を抑制していると言えるんです。
つまり、Twitterの害は無いと言えます。まあ、ゼロではありません。しかしかなり少量です。
現時点ではたくさんフォローしておいたほうが得
Clubhouseにはルームが3種類あります。誰でも参加できる「オープン」、鍵付きで特定の相手とだけ喋る「クローズド」、そして自分がフォローしている相手だけ入れる「ソーシャル」です。
少しわかりにくいかもしれないので見方を変えてみましょう。クローズドはわかりやすいので省きますね。
Clubhouseではフォローしている相手がルームを解説すると通知が鳴ったりして参加を促してきます。
ということは、オープンは「フォロワーが参加しやすい部屋」であり、ソーシャルはさらに「フォローだけが参加できる部屋」。つまりフォローを外した相手は入ってこれない。
要するに「嫌な相手だけフォローを外す」といい感じってこと。
特に、活動をなるべく広げていきたい場合はフォローが多くないとソーシャルで入れる人数が限られます。
だからフォローを減らすメリットはあまりないのです。
FF比の価値観が逆転する可能性アリ
TwitterではFF比を意識する人も多いですよね。
「フォローよりもフォロワーが多いってことは、良いアカウントだ」って理屈です。
ただ、これがClubhouseでは成り立ちません。
その理由をこれから説明します。
フォローは小さなギブである
『フォローは小さなギブ』
— こばとーん (@KOBATONE_PHOTO) February 3, 2021
フォローのリスクが低い
+
みんなフォローしてほしい
この状況はフォローそのものが小さなギブになる。それで返してくれるかどうかである程度関係性が測れる。
フォローが増えることは嬉しいですよね。これはみんな一緒です。
そして、ここまで説明したとおり、Clunhouseではフォローすることにデメリットがほぼ無い。むしろ、フォローしたほうがいい。
相手が欲しがっているものをあげれば当然感謝され、好かれます。それならば、ノーリスクでプレゼントできるフォローをあげたほうが得策。
相手も興味を持ってくれ、フォローバックしてくれる可能性もグッと上がります。
つまり、フォローは小さなギブなのです。
ギバー・テイカー・マッチャー
社会心理学者アダム・グラントの名著『GIVE&TAKE』では人間には3つのタイプがいると分類しています。
・とにかく見返りを求めずに与える「ギバー」
・自分の得だけを求める「テイカー」
・2つのバランスを取ろうとする「マッチャー」
そして、アダム・グラントは最も成功するのはギバーであり、組織運用からはテイカーを排除することが最も大切だ、と結論づけています。
詳しくは原著をどうぞ。
フォローとコンテンツのギブアンドテイク
ギブアンドテイクの考え方をClubhouseに適用してみましょう。
フォローする、とは何かしらのギブアンドテイクになっているんです。例えば「良質な情報をくれる人」だったらフォローしますよね。たとえ相手からフォローされてなくても。
つまり、「良質な情報をくれる行為」がギブになっていて、そこに「フォロー」というお返しをしているのです。
この考え方はTwitterでは使えません。なぜならフォローには「害」を生むリスクがあるから。一概にギブアンドテイクとは言えないのです。
ただし、Clubhouseだと違います。
Clubhouseは機能が少ない。それゆえ明確。
Clubhouseは機能が極めて少ないです。コメントも出来ない。いいねもできない。
すなわち、ギブできるものは
・フォロー
・コンテンツ(トーク)
しかないのです。だからこそ、ギブアンドテイクの関係が見えやすい。
優れた主催者にフォロワーはあつまる
今はスタート時でごちゃついてますが、既にこの傾向が現れています。よく発信し、ルーム運営の技術を上げている人にフォロワーが集中しはじめているんです。
いずれClubhouseは三極化する。
— こばとーん (@KOBATONE_PHOTO) February 6, 2021
・喋る人
・たまに喋る人
・聴く人
この3つの間にある溝はめちゃくちゃ深い。聴くだけになってしまうとフォロワーはつかないから。
そして喋る人は『トーク筋力』が増していくので実力差が出る。
今を逃すとなかなか厳しい。
Twitterよりも発信ハードルが高いので、今後どんどん「発信能力の差」がフォロワーにあらわれていくはず。
多くの人にギブできる人間になるスタンスを目指すのが成功のカギでしょう。
先に与える
というわけで総論すると、興味のある分野の相手なら先にフォローしてしまうのがいい、って結論になります。
そのギブに対して返してくれるかどうか、です。もしフォロバしてくれないのなら、相手がテイカーなのか、もしくは興味が違うのです。
いずれにしてもフォローリスクは少ないですから、正攻法で攻めるなら
・興味のある部屋で喋る
・仲良くなりたい人はフォローする
が良いかと思います。
TwitterみたいにFF比で見栄貼ってると損する可能性もあるので、書かせていただきました。
なお、今後の展開によってはこの理屈が成り立たない場合もございます。あくまでスタートしたばかりの話である点、ご了承ください。
有益じゃなくてもギブはできる
ギブ、なんて言うと「有益なコンテンツ」「有料級情報」みたいに考えがちですけど、べつにそんな必要はありません。
居心地がいいとか、何も考えなくて良くて楽とか、声がいいとか、そんなのでいいんですよ。それだけで何かしらを与えてます。
僕もどんなものが与えられるか模索中。なので、あなたも一緒にClubhouseで頑張っていきましょう。
ではまた!
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