PCIから考察するホープフルS

はじめに

競馬歴2年半のkobaと申します。
TARGETという分析ツールを使ってPCI(ペースチェンジ指数)という数値から、各馬の戦績を「瞬発戦」「持久戦」のどちらのタイプかに仕分けしつつ適正を見ることが多いです。

しかしながらホープフルSは2歳馬戦ということで各馬戦績が浅く、そもそも適性をつかみ切れない&適正を能力で凌駕してくる馬が好走するケースが多いのもまた事実です。
そんなことにもめげずに、2022年最後のGⅠレースを分析して行きましょうか。

PCIについては、有馬記念の分析とセットで記載したこちらの記事で説明しておりますので、未読の方は参考にされてください。
【PCIから考察する有馬記念の各馬適正】
https://note.com/kobatomo_keiba/n/n51d0e1df1b80

ちなみに、僕の有馬記念ですが、、持久戦適正の高いボルドグフーシュに◎を付けて2着に来たものの、瞬発戦適正の高いイクイノックスに能力で凌駕されました(泣)

ホープフルSの傾向

さて、さすが冬場の中山コース。毎年PCI3が55を切るタフ戦になる傾向です。(「PCI」「PCI3」 については、上述の記事にて説明しているので、そちらをご覧ください。)

類似系として「RPCI」という数値について補足しておくと、こちらはレースラップで算出したPCIです。レースラップ、つまり「レースにおいて先頭を走っている馬がバトンしたラップ」のことです。
誤解を恐れず言うと、「コーナー通過順位が1-1-1-1の逃げ馬のラップ」にほぼ近いイメージになりますね。

さて、下記がTARGETで抽出したホープフルSの過去10年分のレース一覧です。

【2021年】
・PCI3:51.63(持久戦)
・1着馬:キラーアビリティ → コーナー通過順位 3-3-3-3(先行)
【2020年】
・PCI3:51.53(持久戦)
・1着馬:ダノンザキッド → コーナー通過順位 4-3-5-3(先行)
【2019年】
・PCI3:52.63(持久戦)
・1着馬:コントレイル → コーナー通過順位 4-4-3-2(先行)

上記の通り、直近3年では先行馬が速い上がりを使って押し切るケースが続きました。持久戦レースだけあって、1着馬のあがり3Fタイムは35秒以上かかっています。
一方、10年分のレース結果を見渡すと差し決着もあります。この際に注目して欲しいのが「RPCI」で、この値が低いほど逃げ馬が序盤に飛ばしての持久戦傾向ということです。RPCIが50を切るような上記傾向のレースほど、バテ差し決着になっている、と解釈できます。

さて、では今回のペースはどうなりそうか。流れるのか?
今回ハナを切る可能性のある馬の過去戦績における各PCI値を見て行きます。この値が小さいレースほど、自らが先行して持久戦を創出していると考えられます。

各馬の過去参戦レースにおけるPCIの最小値は、それぞれ下記。
・グリューネグリーン:51.8(京都2歳S / 阪神芝2,000m Mデムーロ騎乗 1着)→ここで持久戦経験&勝利済み
・シーウィザード:60.0(新馬戦 / 函館芝1,800m 浜中俊騎乗 1着)→(PCIが大きい)瞬発戦しか経験してない=ペースを飛ばすようなハナの切り方をしていない
・ジェイパームス:61.3(新馬戦 / 東京芝2,000m ルメール騎乗 1着)→(PCIが大きい)瞬発戦しか経験してない=ペースを飛ばすようなハナの切り方をしていない
・トップナイフ:50.2(未勝利戦 / 札幌芝2,000m 横山和生騎乗 1着)→ここで持久戦経験&勝利済み
・ドゥラエレーデ:51.4(東スポ2歳S / 東京芝1,800m ムーア騎乗 4着)→ここで持久戦経験済み(※ダートの未勝利戦は除外)

ふむ、ある程度飛ばして逃げそうなのはPCIの値が低い3頭ですね。
では各馬の今回の鞍上踏まえて考察してみます。
・グリューネグリーン→Mデムーロが4度目の連続騎乗、前回ハナ切って1着の好走体験あり
・トップナイフ→横山典は近3走乗っているがいずれもハナを切っていない&前走京都2歳Sは最終コーナー6番手からのイン差しの展開
・ドゥラエレーデ→今回初騎乗のムルザバエフ、無理してハナは切らなそう

ということで、ハナを切るのはおそらくグリューネグリーン。
その他無理にハナにこだわって競ってくる馬もいなそうなので、PCIが52くらいのそこそこのペースで引っ張る持久戦になりそう。(=そこまでペース流れない)
ならば直近3年くらいと同じくらいのペース&展開傾向かと。
好位から最終コーナーを迎えられる追走力を持ちつつ、持久戦の展開で上がりの脚を使えそうな馬が好走しそうで、そういった馬を評価したいところです。

なお補足として、25(日)の中山芝レースは結構差しが決まっていましたが、これは展開面の影響と見ており、内外トラックバイアスの影響はあまり無いように見えたのでその点は軽視します。

主な対戦レースの分析

東スポ杯2歳S

東スポ杯2歳S(東京芝1,800m / GⅡ)2022.11.19
https://race.netkeiba.com/race/result.html?race_id=202205050511&rf=race_list

ガストリック 1着
ハーツコンチェルト 3着
ドゥラエレーデ 4着
フェイト 6着

このレースのTARGET分析画面はこちら。

PCI3が56.03の、上位3頭の瞬発戦(上がり勝負戦)。
ガストリックとハーツコンチェルトの末脚は純粋に評価はできる。あくまで東京の直線長いコースでの瞬発戦勝負として。
さて一方で、ここで光るのが、PCIが51.4で粘って4着に喰い込んだドゥラエレーデ。1着ガストリックとは0.2秒差、3着ハートコンチェルトとはタイム差なし。
このようにレースの好走傾向に逆らったポジション&ペースで好走した馬は、自分に向くレース展開になったときにさらに好走できるポテンシャルがあると評価できる。
今回のホープフルSが近年のような持久戦になるようなら面白い存在。
一方の5着のフェイトは評価が厳しい。PCIが54.1と瞬発戦向きのペースを自ら刻みつつ沈んだので、ガストリックとハーツコンチェルトには末脚のレベルで劣ると判断できる。(まあ2戦しか経験していないので断言はできませんが、このレースからはそのように評価ができそう。)

京都2歳S

京都2歳S(阪神芝2,000m / GⅢ)2022.11.26
https://race.netkeiba.com/race/result.html?race_id=202209050711&rf=race_list

グリューネグリーン 1着
トップナイフ 2着
ヴェルテンベルク 3着

このレースのTARGET分析画面はこちら。

PCI3が52.83と低めの持久戦。今回のホープフルSと同じくらいになりそうなPCI3の数値。
ではここで好走したから即評価できるか?と言うと、落ち着いて見る必要がある。
まず、逃げた1着のグリューネグリーンのPCIは51.8で、2着のトップナイフ(PCIは53.4)に何とか差されずに逃げ切ったかたちで完勝というほどでもない。3着のヴェルテンベルグ(PCIは53.3)もあまり差がなく差し込み入選。
4,5着馬のPCIはそれぞれ51.4、51.6なので先行して脚が余っていなかったかたち。戦績から見るに、絶対能力的には微妙そうな2頭。
そして、6着の(1番人気)グランヴィノスは、新馬戦では脚を残して同舞台で1着だったが(このときのPCIは63.7)、今回の持久戦でヘグって掲示板外。
上位に入った3頭は一定の持久戦の適正を示せたようには見える。しかしちょっと良く考えたい。
ホープフルSの舞台である中山芝2,000mコースは、こちら(京都2歳S)の舞台である阪神2,000mコースよりも坂の起伏が激しく、馬場自体もよりタフになる。(単純に25(日)の芝のクッション値を見るだけでも、阪神9.8に対して中山9.2と、タフな芝であることが分かる。)
より舞台がタフになるホープフルSでこの3頭が浮上するレベルか?と言われると、過去戦績を見てもあまり期待はできないかも。
トップナイフとヴェルテンベルグに道中不利があったのだが、どこまで見直しができるレベルかを吟味が必要。

野路菊S

野路菊ステークス(中京芝2,000m / OP)2022.9.24
https://race.netkeiba.com/race/result.html?race_id=202207050609&rf=race_list

ファントムシーフ 1着
トップナイフ 4着
スカパラダイス 6着

このレースのTARGET分析画面はこちら。

PCI3が59.03の、ゆったりしたペースからの瞬発戦(上がり勝負)。
1着のファントムシーフは、先行していながらもPCIを60.9使ってのブチ抜き圧勝。この馬は戦績は2戦のみでいずれも瞬発戦(新馬戦のPCIが61.3)で、持久戦の裏付けは確かにない。しかし、それにしても先行して好走できる戦績と、このレースでトップナイフとスカパラダイスを圧倒する脚力を持っていることは証明された。
もちろん持久戦になってパフォーマンスを落とす可能性も充分にあるが、中京2,000mの舞台でこの脚の余し方で末脚爆発の圧勝劇を勘案し、他の出走馬との横比較で考えると、東スポ杯2歳Sの好走組3頭よりは能力的に相当上であろう。

対戦レース分析からの評価

ここまで記載した「出走馬の主な対戦レースからの分析」での各馬評価は、
・能力面と先行性を高評価→ファントムシーフ
・持久戦における適正を一定評価→ドゥラエレーデ
・瞬発戦で見せた脚力は評価するも、持久戦適正不明&後方脚質の懸念から、小回り中山コースが向かなそう→ガストリック、ハーツコンチェルト
・ここでは能力格下に見える→グリューネグリーン、トップナイフ、ヴェルテンベルク、スカパラダイス

この中では、穴っぽいところで高評価はドゥラエレーデ。
しかし鞍上がまだ日本来て1ヶ月のテン乗りムルザバエフ、中山レースはまだ未経験なんですがどうなんでしょ。。24(土)阪神Cのラウダシオン3着はお見事だったと思うんですがね~。
加えて、そこまで決め手がない脚質の馬の好走が難しい舞台ということもあり、1着までは厳しいだろうというレベルの評価。

各馬評価

1. ファントムシーフ

鞍上:福永祐一(2回連続2度目)
脚質:先行
PCIからの評価:瞬発戦向き(瞬発戦:2戦2勝)
能力評価:A+
→阪神芝1,800m、中京芝2,000mと、PCIがそれぞれ61.3と60.9での瞬発戦を先行しながらの連勝。持続戦の裏付けがないが、脚を余しての快勝を見るにまだ底を感じさせない。中山で既に結果を出しているミッキーカプチーノほどの実績面の裏付けはないが、能力で上回る可能性は充分にあり得る。

2. ハーツコンチェルト

鞍上:松山弘平(3回連続3度目)
脚質:差し/追込
PCIからの評価:瞬発戦向き(瞬発戦:2戦1勝)
能力評価:B
→新馬戦の中京芝2,000mで8馬身差の圧勝をして見た目派手な勝ち方をしているが、同距離を快勝しているファントムシーフより走破タイム・PCI値・上がり3Fタイム共に劣る。
小回り&タフな中山があまり合う気はしないし、加えて、東スポ杯2歳Sの瞬発力戦でガストリックに負けていることも踏まえると高評価はしづらい。

3. シーウィザード

鞍上:Mデムーロ(4回連続4度目)
脚質:逃げ/先行
PCIからの評価:瞬発戦向き(瞬発戦:1戦1勝)
能力評価:C
→前走中山芝2,000mの少頭数戦で先行して勝っているが、序盤ペース緩めのさほど高くないレベルのレースで辛勝しているだけで、能力的にあまり評価できない。

4. セレンディピティ

鞍上:武豊(初騎乗)
脚質:先行/差し
PCIからの評価:瞬発戦向き(瞬発戦:2戦1勝)
能力評価:B-
→未勝利戦の阪神芝2,000mではシャドーロール装着で楽勝。ただこのレースレベルは高いとは思えないし、今回の舞台である中山での持久戦が向くかは怪しい。

5. フェイト

鞍上:坂井瑠星(初騎乗)
脚質:差し
PCIからの評価:持久戦向き(持久戦:1戦1勝)
能力評価:C
→新馬戦の新潟芝1,800mでの持久戦を圧勝も、ここは低レベル戦と見ている。前走の東スポ杯2歳Sでは瞬発戦をキレ負けして5着。
小回り&タフな中山での適正が高いとは思えない。

6. グリューネグリーン

鞍上:Mデムーロ(4回連続4度目)
脚質:逃げ/先行
PCIからの評価:瞬発戦/持久戦両刀(持久戦:2戦2勝、瞬発戦:1戦0勝)
能力評価:B-
→前走京都2歳Sで持久戦を逃げて勝っているので適正はあるが、このレースは東スポ杯2歳Sより低レベルと見る。新馬戦の瞬発戦でミッキーカプチーノと0.3秒差の3着に入選していることに少し希望を感じていたが、前走で底が少し見えた感じ。阪神よりもさらにタフになる中山芝2,000mでそのミッキーカプチーノが快勝していることより、逆転は難しいと見ている。

7. ボーンイングランデ

鞍上:斎藤新(2回連続2度目)
脚質:追込
PCIからの評価:瞬発戦向き(瞬発戦:1戦1勝)
能力評価:D
→低レベルの新馬戦の福島芝2,000mを捲り上げて勝利。PCIは55.8と別に脚は余っている状態ではない。瞬発力戦でこのパフォーマンスでは中山戦では厳しい。

8. トップナイフ

鞍上:横山典弘(4回連続4度目)
脚質:先行/差し
PCIからの評価:持久戦向き(持久戦:3戦1勝)
能力評価:B-
→前走京都2歳Sでは持久戦をインを突いての2着。道中不利を受けていたのでスムーズなら差し切っていたと思われる。しかしこのレースは東スポ杯2歳Sより低レベルと見ており、かつ持久戦で微妙な強さを見せたレベルと思っており、他馬比較で手は回らない。

9. セブンマジシャン

鞍上:Cデムーロ(2回連続2度目)
脚質:先行/差し
PCIからの評価:瞬発戦向き(瞬発戦:2戦2勝)
能力評価:B
→新馬戦の中山芝2,000mの瞬発戦で先行押し切り勝利は評価できるが、低レベル戦の印象。一方、前走黄菊賞(阪神芝2,000m)での差し切り勝ちは見事。ただしここは重馬場の割にPCI3が57.8、この馬のPCIも60.0と、脚が余った瞬発戦であった。いずれも今回の中山のタフ戦につながる評価はできない。

10. ガストリック

鞍上:三浦皇成(2回連続2度目)
脚質:差し/追込
PCI評価:瞬発戦向き(瞬発戦:2戦2勝)
能力評価:B
→決め手あるが東京コースのみの経験。連勝で勝ち切ったことは素晴らしいが、前走東スポ杯2歳Sでハーツコンチェルトと差のない競馬。そのハーツコンチェルトは横比較でファントムシーフより下と見ている。加えて、小回り&タフな中山があまり合う気はしない。

11. ドゥラエレーデ

鞍上:ムルザバエフ(初騎乗)
脚質:逃げ
PCIからの評価:持久戦向き(持久戦:2戦1勝)
能力評価:B+
→前走東スポ杯2歳Sは瞬発戦も、先行して粘っての0.2秒差4着は負けて強し。持久戦で前が残るような展開になれば期待できる。ただし決め手には欠けるので馬群が固まるような展開で最終コーナーを迎えるかたちだと、1着で駆け抜けるまでは厳しそうな印象。

12. モンドプリューム

鞍上:横山和生(初騎乗)
脚質:先行
PCIからの評価:適正評価できず
能力評価:D
→芝での3戦は未勝利。ダート戦の3戦で2勝。全く評価できない。

13. ヴェルテンブルク

鞍上:横山武史(初騎乗)
脚質:差し
PCIからの評価:持久戦向き(持久戦:2戦1勝)
能力評価:B
→前走京都2歳Sでは3着。ただ、このレースは東スポ杯2歳Sより低レベルと見ているのでそこまで評価したくない。一応、道中かなりエグい不利を受けていたのでその根性は評価したいが。他馬比較でやはり手は回らないところか。

14. ジェイパームス

鞍上:イーガン(初騎乗)
脚質:先行
PCIからの評価:瞬発戦向き(瞬発戦:1戦1勝)
能力評価:A
→ペースの緩い東京2,000mの少頭数の新馬戦勝利も、戦績はそれのみ。このレースがPCIが61.3とかなり高く脚が余っている状況での勝利。コーナー通過順位1-2-2と先行しながらも上がり3Fが11.4-11.3-11.1の加速ラップ。先行性も含めて期待できそうな1頭。
しかし、懸念点はまだ1戦しか経験していないこと。東京2,000mで同様に好走しており、かつ中山で既に結果を出しているミッキーカプチーノほどの実績面の裏付けは当然ない。
頭数も増える中で初の中山レースでの恐らく持久戦。気性面含めてリスクの多さは抱えているのでどうか。

15. キングズレイン

鞍上:ルメール(2回連続2度目)
脚質:先行
PCI評価:瞬発戦向き(瞬発戦:2戦2勝)
能力評価:B+
→評価できそうなのは前走の百日草特別(東京芝2,000m)のみ。ここまでの戦績からは瞬発戦向きに見えてあまり評価できないと言いたいが、着実に成長しているようにも見え、一蹴し切れないところか。

16. スカパラダイス

鞍上:今村聖奈(2回ぶり3度目)
脚質:追込
PCIからの評価:瞬発戦向き(瞬発戦:1戦1勝)
能力評価:D
→低レベルの新馬戦の小倉芝2,000mを捲り上げて勝利。PCIは56.4と別に脚は余っている状態ではない。その後の野路菊S(中京芝2,000m)とエリカ賞(阪神芝2,000m)のパフォーマンスが平凡。評価できない。

17. ジュンツバメガエシ

鞍上:石川裕紀人(初騎乗)
脚質:先行
PCIからの評価:瞬発戦向き(瞬発戦:1戦1勝)
能力評価:D
→新馬戦の札幌芝2,000mを2着、未勝利戦の阪神2,000mを辛勝。評価できない。

18. ミッキーカプチーノ

鞍上:戸崎圭太(3回連続3度目)
脚質:先行/差し
PCIからの評価:瞬発戦/持久戦両刀(瞬発戦:1戦1勝、持久戦:1戦1勝)
能力評価:S
→新馬戦は東京2,000mの瞬発戦でPCIは61.1、上がり3Fは11.4-11.3-11.3の加速ラップの中で上がり最速での快勝。加えて前走中山2,000mで快勝し、持久戦での実力を示した。しかもしっかり戸崎騎手が連続騎乗。人気するだろうが、評価せざるを得ない。

以上、最後までお読み頂きありがとうございました。

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