目標を立てる意味

目標を立てるのは、目標を達成するためではないと僕は考えています。

前の記事で書いたとおり、計画は計画通りに行かないため、出来るだけ計画を立てないようにしています。

それなのに、僕は何故目標を立てるのか。

自分のセルフイメージと現実の結果との間にGAPがあるか否かを確認するためです。そして、GAPがあった際は、一体何によって発生しているかを特定し解消するためです。

僕が営業研修のお仕事をする時に、受講生の方々にやってもらうワークがあるのですが、自分で毎月作れると思っている売上額と実際の売上額は、面白いくらい一致しています。

何が言いたいかというと、実際の結果が自分のセルフイメージ通りになっているということです。

目標とは、「そうなっていたい状態」を指すわけなので、「そうなっていなかった」時、自分の中に「そうなれない要素」があるってことなんです。

行動数が足りなかった、一つ一つの行動の質が悪かったというのは、表面的な現象であって、それを引き起こしている感情の因子を特定し、それを読み解かねば、また同じことが繰り返されてしまいます。

だからこそ、実際の結果を元に、自分の中に眠っている原因を見つけるために、敢えて目標を設定するんです。

目標が達成できたら、そりや、それに越したことはないですが、目標を達成できなくて凹んでいるのは本当に勿体ないことです。自分の見落としている思わぬ落し穴に気づける絶好のチャンスなのですから、目標を設定することで、セルフイメージとのGAPを埋めることに役立てて見て欲しいです。

そうすると、驚くほど目標を達成しやすくなります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?