見出し画像

教室で大切にするべきもの

いつも読んでくださっている方、本当にありがとうございます。

今日は「教室で大切にするべきもの」を僕なりにお伝えしようと思います。

1、共感すること

3つの柱を軸に説明していこうと思います。

まず、1つ目は「共感すること」です。
よくあるのは、「先生!聞いて聞いて!~なんだけどさ」という話。高学年だと「あの子とけんかした。どうしよう。」などの相談事。他にもたくさんあるんですが、大事なのは「共感」

「それわかるわ~!」「その気持ちすっごいわかる」「大変だったね」「おもしろそうだね!」など最初に 先生は話を聞いているという姿勢を見せるようにしています。 心から思ってなくていいんですか?て考える人もいますが、万人が心の底から共感できていたらこの記事は読まなくていいんだと思います。

ほとんどの相談事は聞いてほしいだけのことが多いんです。高学年の話だと聞いてほしい+なんとかしてほしいという二つの気持ちがあるんですが、まずは、「聞いてほしい」なんです。

大人と同じです。聞いてもらえないなって感じたら、話したくなくなりますよね。聞いてくれるんだと思ってもらえるのは大切なんです。

2、理由とお願い

次に2つ目は「理由とお願い」です。

いや2つあるでしょ!! と思われた方はこの2つはセットではじめて効果を発揮します。

例えば、「みんなに教室をきれいにしてほしい」と思う先生がいたとします。しかし、このまま伝えてしまっては伝わらないですよね!

インスタグラムに「伝え方が9割」という投稿があるのでぜひみてください!

なぜきれいにするのでしょう。きれいにしたらどんないいことがあるのでしょう。きれいにしなかったらどんな悪いことが待っているのでしょう。子どもは意外と知らないものなのです。「きれいにしていると物がすぐどこにあるかわかるし、何より気持ちがいいよね。先生は掃除が好きだけど、実は苦手なんです。だから教室をきれいにしたいなって思っています。一緒にやりませんか?」など理由をつたえてあげましょう。そこだけは譲れないと強く伝えてもいいと思います。

3、先生が楽しむ

最後は「先生が楽しむ」ということです。

この前小学校2年生に働くことの大切さついて道徳の授業をしました。もちろん「お金のため」「家族のため」「好きだから」などいろいろ働くことの意義について話し合いました。素晴らしかった。。。

好きだから働いている人ってどれくらいいるのでしょう。

すべての人がお金のためにはたらいているのでしょうか。

なぜ、「働きたいから働く」が出ないんだろうと思い、聞いてみました。
「お父さんやお母さん、周りの大人を見て仕事をしたいなと思う人は?」と聞くと手を挙げた子は2割程度。もちろん周りの大人に先生も入っているんだと思います。申し訳ない。

いろんな人に理由を聞いてみると手を挙げなかった子は「大変だから」「楽しくなさそうだから」でした。ちなみに先生はいつも楽しいけどなーっていったら、「先生はすごく楽しそう。だけど注意をしたり、毎日授業をしないといけないから大変」と。

そんなイメージを持たせているんだと反省をしました。先生が楽しむ+それを伝えてあげないといけないんだと。

大人の影響力って大きいんです。子どもの時考えたことが大人になった時に影響してきます。

学校の先生っていいなとおもって僕みたいに小さなときに思ったことが今職業になっている人も少なくないでしょう。つまり、子どものころから「働くことが素敵」と思ってもらえたら大人の勝ちなんだと思います。


4,まとめ

今日は教室で大切にするべきものについてお話しました。

ぜひ、

・共感すること
・理由とお願い
・先生が楽しむ

この3つをやってみてください!大人で子どもに明るい未来を作ってあげましょう!!


僕のInstagramは読書記録、気づいたことなどを投稿していますのでみてください!!

Instagram→https://www.instagram.com/kobakobatopt/

Twitter→https://twitter.com/kobayashi195375


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?