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TOEIC 50代お受験顛末記(現状950点なオレ氏のやり方ご紹介)

世の中には、数多のTOEIC教本、お本が溢れていますが、そういった数々で迷子にならぬよう、少しばかりオイラのやり方をご紹介です


①公式のTOEIC教本(リーディングパート)

あれこれと手を出されたい気持ちはよーく分かりますが、まずは王道、公式本のリピによって、なんというか、TOEICリタラシーとでもいうべき「雰囲気、世界観、ありがちな傾向」を掴むことをお薦めします。
できれば、複数VerをGetのうえ、何冊かをやりこなすことをお薦めします。

②公式のTOEIC教本(リスニングパート)

公式本に添付されているCDをスマホに取り込んだうえで、是非とも耳慣れされることが必須と思います。特に、特に、オージー野郎さんの癖ツヨなイントネーション、公式でも話者候補が何人かおり、それぞれがまぁ、こもった発音というか、本番でお聞き取りにくさ半端ないので、個別にその人の声自体に慣れておく、という対処くらいしか、私には思い浮かばないです。
プラス、是非に、1.3~1.5倍速をお薦めします。仕事で渡米してみて実感したのは、TOEICのノーマル再生では遅すぎ(2倍速では逆に早すぎ)でして、練習段階で、耳にストレスをかけておけば、本番ではえらいことゆっくりに聞こえます。

③NHK-worldのアプリで毎日ニュースを聞く

無料のアプリながら、大変な優れものでして、1日約10分程度ながら、ずっと続けているとだいぶと英語耳が鍛えられます。
元々、通常のNHKニュースの内容を英語バージョンにカスタマイズしている構成ですので、理解しやすく、また、担当アナウンサーさんも、日本人が到達できる英語発話のレベルとしてはこの辺りに辿り着きたい、そう思わされる現実的な、日本人(アジア人)ならではのトーク力でいいカンジです。
また、おそらくスクリプトの語彙レベル、意図的にTOEIC900点程度のレベルに抑えられており、難解なワードはあまり出てこないのも、TOEIC900レベル以上の自習にはちょうどいいカンジです。
個人的に大好きなのは、タイご出身のラジャ・プラナンさんと、山本美希おねい様の美しいEnglishなMCです。
(以下、④以降はまた後日)

④TOEIC特急シリーズ(出る単特急金のフレーズ)

ここからは、鉄板教材のなかから、いくつかご提案です。
提案、と記しましたのは、実際のところ、相性というか、それぞれやってみて合う・合わない、があるはずです。あくまで参考意見として、ただし定番とされる教材にはそれなりの理由がある筈ですので、その辺りも含みつつ、ご案内です。
で、まずは王道の「TOEIC L&R TEST 出る単特急金のフレーズ」です。
900点以上を目指されるという方々におかれましては、本書のlevel730、とされるフレーズ、単語あたりは、だいたい分かっておられると思います。
ですので、初読でそのレベルくらいは1~2回往復で十分かと存じます。
お奨めとしては、level860(200問)level990(100問)を、完コピするまで何度でも往復パワープレーですね!
先述の③NHK-Worldニュースが使う単語levelがちょうどこの辺りでして、あぁあのワードもこのフレーズも聞いたなぁ、という実感と共に、良書としてこのレベル水準のボキャを叩きこまれますと、大台が見えてくる、筈!

⑤TOEIC特急シリーズ(900点特急パート5&6)

これまた、定番中の定番ですが、このお本の良きところは、英文法というひろーくかつ、とおーい海原において、最低限のグラマー泳法として、このあたりを押さえておけば、TOEIC世界観的な文法としてはOK、そんな寄る辺、大海に浮かぶブイのような存在だから、と思っております。
基本的に、TOEIC900点台を目指される、という方々におかれましては、高校英語をある程度はやってきている(そこまでアレルギーではなかった)、そういった下地がおありというイメージでここまで記してきています。
そういった方々でしたら、1億人の英文法といった(良書名著ではもちろんありますが)大著に今からとりかかるのは、学習時間の効率配分という点でいささか??という感じがあります(実際にやってみた者として)。
中学英語レベルからの再学習、というお立場でしたらまた話は別ですが、そこそこやってきた、そんな方々でらっしゃいましたら、このレベルの教本をやりながら、思い出しながら(時には抜け漏れを埋めつつ)、大台を目指されていくのが、限られたお時間の最適化によろしいのでは、というお節介とともにご紹介です。

⑥TOEIC特急シリーズのリスニングアプリabceedの活用(リスニング強化へ)

続いては、リスニング系のご紹介です。
これまた、たーくさんの教本がありますが、慌ててあれこれ買わずとも、実は④⑤でご紹介しましたTOEIC特急シリーズ(朝日新聞出版)の教本は、原稿をネイティブが読み上げてくれるサービスが付いております。
それが優れモノアプリ、abceedです。
せっかく、テキストを目で追いかけてきてある程度、英語脳に馴染みだしているのですから、そのまま英語耳にまで染み渡らせる、ってありでは?
(という風に実際にやってきております)

(アプリイメージです)

⑦TOEIC特急シリーズ(5分間特急 超集中リスニング)

⑥に関連しますが、既に持っているテキストをある程度さらい終わって、新しいコンテンツが欲しいなぁ、という段階に達されましたら、こちらはいかがでしょうか。
同じく、abceedで再生しながら、リスニング特化の自習が出来ます。
このお本の良きところは、あえて、多くの日本人が苦手とするオージーさんの発話をわざとメチャ多めにして、かつ本番の受検モードより早めに喋っているところです。
強化学習としては、再生速度を1.2倍程度でいかがでしょう(公式テキストの音声なら1.3~1.5倍で良いと思いますが、本テキストですと少々早すぎ)。
以上、900点以上を目指されるのならば、といった観点からの、当たり前といえば当たり前なやり方ながら、あまり費用を使い過ぎずにあるもので頑張ろう!的なご助言です。


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