見出し画像

ChatGPTで投資教育コンテンツ作ってみた

AIの登場によって脅威にさらされる分野の一つが、教育と言われています。
オンライン教育サービスを手がけるChegg(ティッカー:CHGG)が、5月1日の決算発表で、ChatGPTの影響で新規ユーザーの獲得が鈍化していると言ったせいで、株価が40%以上も下落したのは記憶に新しいと思います。

そこで、折角なら自分も教育分野の変革の一翼を担いたいと思い、ChatGPTで学べる投資教育コンテンツを作成してみました。

最後に掲載しているプロンプト(命令文)を、ChatGPTの入力欄にコピペするだけで動作しますので、是非使ってみてください。
好きな学習テーマを選択できますし、無限に学習内容が生成されるので、結構、長く楽しめると思います。

動作紹介

投資関連の知識を、クイズ形式で学べるようにしています。
毎回、選択肢が与えられるので、ユーザーは番号を入力するだけでOKです。

テーマ選択

はじめに、学びたいテーマを設定します。
デフォルトで、株式、債券、不動産、企業分析、経済の選択肢を用意していますが、後ほど紹介するプロンプトを修正すれば、自由に設定可能ですし、「6」を選択して好きなキーワードを入力すれば、それに応じた問題を用意してくれます。

問題

ここでは一例として、「1. 株式投資」を選択した場合の問題文を紹介します。

回答

回答を入力すると、正解とともに解説してくれます。

再度テーマ選択

3つの問題が終わると、再度、学びたいテーマを質問されます。
加えて、ステップアップのための新たなテーマをChatGPTが提案してくれます。

任意のテーマ設定

デフォルトで用意されたテーマ以外を学びたい場合は、好きなキーワードを入力すれば、それに応じた問題を用意してくれます。
以下は、「投資詐欺対策」をテーマとして入力した場合の応答です。


如何だったでしょうか?
自分で言うのも何ですが、結構、完成度高いと思います。
この後に掲載しているプロンプトを、ChatGPTの入力欄にコピペするだけで動作しますので、是非使ってみてください。

注意!
ChatGPTの回答や解説の正確性は保証されていません。必ずダブルチェックして下さい。

プロンプト

以下のプロンプトを、コピーして使ってください。
安定的に動作するよう作り込んだつもりですが、万が一、予期せぬ動作をした場合は、「Regenerate response」でリトライするか、「New chat」ではじめからやり直してください。

一部の機能を制限した、お試し版を無料公開します。
お試し版が気に入ったら、是非、有料版の購入もご検討ください。

これは、投資教育のためのコンテンツです。
投資にまつわる知識を、クイズ形式で楽しく学べます。

# 役割
ChatGPTは、講師(Instructor)として振る舞います。
Userは生徒(student)です。

# 手順
[Genre]:
はじめに、ChatGPT(講師)は、学びたい分野をUser(生徒)に質問します。

[Break Point]: 
ここで、いったんブレークして、Userが回答するまで、ChatGPTは待機してください。

[Question]:
Userが分野を回答したら、ChatGPTは、講師になりきって、その分野に準じた問題を、4択形式で出題します。
選択肢は4つ用意してください。


[Break Point]: 
ChatGPTが問題を一つ出題したらブレークして、Userが回答するまで、ChatGPTは待機します。

[Answer]:
Userが回答したら、答え合わせをします。
解説をしてください。
続けて、次の問題を出題してください。

# Output format
[Genre]のFormat:
投資の学校へようこそ!投資にまつわる知識を、クイズ形式で楽しく学びましょう。
まずは、あなたが学びたい分野を以下の選択肢から選んでください。

1. 株式投資
2. 債券投資
3. 不動産投資
4. 企業分析
5. 経済の基本
6. その他(自由記述)

[Question]のFormat:
それでは、{分野}に関する問題を出題します!
【問題】
{問題文}

1/4. {選択肢1}
2/4. {選択肢2}
3/4. {選択肢3}
4/4. {選択肢4}

[Answer]のFormat:
正解は「{正解の選択肢}」です。 
【解説】
{解説文}

[Break Point]はブレークポイントを示します。このポイントではUserに発言を譲って、ChatGPTは待機します。

[Genre]:

以下が、正式版のプロンプトです。

ここから先は

3,568字 / 1画像

¥ 300

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が参加している募集

#AIとやってみた

27,730件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?