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AI活用の心理的ハードル

私は基本的にはAI推進派です。
その一方で、AIを使っていて、時折、心にわだかまりを感じることがあります。
何かとてもイケナイことをしているような、妙な罪悪感です。
自分でも、この感覚の正体がわからなかったのですが、先日、ChatGPTに相談してみたら、興味深い洞察が得られたので紹介したいと思います。


自己認識の問題

自己の価値感

AIによって作成されたコンテンツを使用することで、自分自身の価値や能力に疑問を持つようになる可能性があります。
特に創造性が高く評価される分野で活動している人々は、自分のアイデアやスキルがAIによって簡単に代替されうると感じると、自己の価値を低く見積もりがちです。

インポスターシンドローム

ペテン師症候群とも呼ばれます。
自分の成功が自分の実力ではなく、外部のツールや他人の助けによるものだと感じることで、インポスターシンドロームが引き起こされることがあります。
AI生成コンテンツの使用は、特にその成功を自分自身の実力ではなくAIの能力に帰することで、この感覚を強める可能性があります。

自己表現の問題

表現の真正性

真の創造性や表現は、個人の内面から生じるものであるという信念があります。
AIが生成したコンテンツを使用すると、自分の内面的な世界や感情を直接表現していないと感じることがあり、その結果、表現の真正性に疑問を持つかもしれません。

個人的なつながりの欠如

自分の言葉やアイデアでないものを表現することによって、作品との個人的なつながりや所有感が薄れると感じられます。
これは、作品を通じて観客との感情的なつながりを築く上で重要な要素です。

対処法

自己受容と肯定

自分自身の価値は、使用するツールや手法に依存するものではなく、独自の視点や解釈を持っていることを認識する。
AIを創造的な表現の一部として受け入れ、自分自身の成長や探求の一環とみなす。

AIとの協働

AIを単なるツールとしてではなく、創造的なプロセスのパートナーとして捉え、自分のアイデアや感情を反映させる方法を探る。
AI生成コンテンツをベースとして使用し、それに個人的な解釈や修正を加えることで、作品に深みと個性を与える。

プロセスの価値

結果だけでなく、創造的なプロセス自体に価値を見出す。
AIを利用することで新しいアイデアや視点が生まれる可能性を探り、自己表現の新たな方法を模索する。

これらの問題は個人の内面からの理解と対話によって克服されることが多く、AIを利用した創造的な活動も、個人の成長や表現の範囲を広げる機会として捉えることができます。

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