42Tokyo、piscine 合格不合格体験記(書ける範囲バージョン)

この記事は42Tokyo というエンジニア養成機関に興味がある方に、公開できる範囲の情報(カリキュラム内容に関しては守秘義務が徹底されている)を提示するものです

内容はあくまでも私個人の私見ですのでその点をご了承ください

2020年2月のpiscine(1か月にわたる入学試験)に参加しました

特殊なケースだと思いますが親子参加です

私(親)はITコンサル時代(22~25年前)にCOBOLという言語のプログラミング経験あり、最近は中高で情報科の教員としてブロックプログラミング(Scratchなど)を教えているが、働きながらでpiscineにフルコミットすることはできないため何とか時間をやりくりして参加

息子(子)は某大学でC言語を含めプログラミングの基礎は学んでいた状況でフルコミットで参加(上記公式Twitterでパーカーかぶっている人物です)

という状況で、息子合格、私不合格というわかりやすい結果になりました

書ける範囲の特徴を以下に

・究極の放置プレイピアラーニング

これが一番の特徴でしょう。最近は教育現場でも過保護にかまってしまう傾向があると思うのですが、その真逆です。誰も何もしてくれません。いろいろな意味でやりすぎなところもありましたが(無料だから文句は言えないし、いいさじ加減で次は見返してやろうと思う煽り設定)オープンマインドで人とコミュニケーションをとっていかないと成り立たない仕組みでした。25年前に受けた某ITコンサル会社の研修(CAPSと呼ばれていた)を思い出しました。あれも放置プレイでしたが、今回はそれに輪をかけたものだったかなぁと。これは通常の教育現場にも適用できるところがあるなあと思いつつも、昨今の保護者の要望や教育に関する世間の厳しい目を考えるとやり方間違えると大変なことになるなとは思っています。

・論理的思考力(普段から試行錯誤しながら考える力)が試される

2人とも最低限度のプログラミング経験や、最低限度の論理的思考力があったので内容を理解しながら進めることができましたが、それができないと常に後手後手になってしまい(カリキュラムの物理的な量が多い)、、なんとなくこなす(もしくは重要でないところに時間をかけ、重要なところに時間をかけれないなど)、、途中で課されるチーム課題にも貢献できない、、試験も解けない、、という悪循環になってしまう傾向が高いでしょう

それを抜け出すためには時間にフルコミットする、得意分野を見つける(私の場合 数学的な問題や実装できないけどおそらくこういうやり方で解けるのではというロジックを早い段階で全体に提示する)、仲間を見つける(これがまた難しく、レベルが離れすぎていても迷惑かけてしまうし、同じくらいだと結局あやふやで確証がつかめないまま進めてしまう)などが必要なのではないかと思います

・最終的には実力主義

不合格だったので偉そうなことは言えませんが、普段の進捗状況、チーム課題、試験の結果を含め、自分の頭で考えて、自分で実装することができる力がないと合格できないですし、合格したとしても入学後厳しい状況かなあと思っています(私の場合は最終試験の序盤ではまってしまいぬけだせませんでした... それが実力と言ってしまえばそれまでですが頭でっかちで普段から手を動かさないことが最終的に自分の身に返ってきました...)

ということでふわーっとしたレビューですが、何かの参考になればと思います。また息子とのコミュニケーション(おそらく今後これだけ密な1か月を共に過ごすことはない)を優先してしまったためスタッフの方や2月 piscine参加者の方ともっとコミュニケーションをとっておけばよかったなぁと反省しているところです

今はばたばたしており時間がとれない状況ですが、4月以降は42 Tokyoの運営スタッフの方に連絡をとってこの教育モデルを普及していくために何ができるかなど考えていければ嬉しいなあと思っています

1か月ありがとうございました!!



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