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映画 「牛久」

千葉の"牛久"にある入国管理センターのドキュメンタリー映画。
監督のトーマス・アッシュさんが収容者と面会する様子を、隠し撮りして公開したもの。(※入国管理センター:訳あって"不法滞在"とされる外国の人が収容される場所)

何日か前「ウクライナから20人受け入れ。まもなく成田へ到着!」が仰々しく中継されていた。
ああーよかったねえ、という状況にもかかわらずモヤモヤした。
ウィシュマさんのことを思うと、これに「えらいぞ日本!」って拍手してていいんかいな?
というわけで、今回の映画を観ることにした。

さんざん浮気して2年越しに読み終えた『魔女狩り』著・森島恒雄。
なにゆえこんな惨いことを?なんて言えないぐらい人類は変わってない。それぐらい魔女へのそれと、収容者へのそれが一致する。700年の隔たりなんてなんのそのです。
きっと、権力に酔っちゃった人にとっては、目の前の弱者がどんな人か?何を言おうとしてるか?なんてどうだってよいのだな。生死さえも。
国というシステムがそもそもヤバいと思うけど(代替案しらんけど)、やっぱヒエラルキーのてっぺんに居たがる人が、国のリーダーになっちゃうのも二重にヤバいのだな、と再確認。
どうかんがえてもキチガイに刃物やろその組み合わせは。バカなわたしでも分かるわ。

エラくなりたい人はエラくなれないシステムをつくってくれないか、どこかの天才さんよ。

https://www.ushikufilm.com/

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