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ひとりで出版社をやるって?「ほぼ日の學校」オンラインで島田潤一郎さんのお話を聞いた

本以外にも見たり聞いたりしたことで、記録しておきたいなと思うことがある。
そんなお話だった。


お話を聞く前に

私の本読みはとても雑であると思う。
その時の気分で読んで、内容もすぐに忘れてしまう。
でも、本に支えらえて生きてきたという実感が、とてもある。
丁寧に大切に本を読んでこられたであろう島田さんと、そこは同じだった。とてもうれしい。
やはり私は本が大好き。
でもお話を聞く前は、どちらかというと一人で出版社ができるのかどうか、はたまたそれで食べていけるのか、ということへの好奇心が大きかった。

ひとりで出版社ってできるのか?

島田さんは、夏葉社という出版社を、なんと、たった一人で運営しておられる。
私の知りたかったことの結論といえば、一人でもやっていけます。
そして、家族も一緒にご飯を食べることができるくらいの収入は確保できます。ということだった。
日々の仕事の様子は、お話のなかでわりと具体的な数字を挙げてお話しされています。
それも興味深い。

出版社を作ろうと思ったきっかけ

これには従妹が亡くなったことが直接の動機だと語られています。
島田さんが、どうしてそれで本を作ろうと思ったのか。そしてそれは誰のためだったのか。
結果として、誰かのために作ったものだけれど、それがまた別の誰かのためになっているというのが、素晴らしいと思いました。
丁寧な仕事って、意外な結果に結びつくこともあるのだな。

まとめ

とにかく誠実で丁寧なところがすごいと思った。そんなに丁寧に作られた本を、ぜひ手に取ってみたいとも思った。
爆発的にベストセラーを出すのではなく、細く長く読まれる本、そんな本を作られているのだなと。
最後の質問コーナーで、島田さんが最初に作られた本、「さよならのあとで」を、人にあげるたびに自分の本棚に補充する。というお話があって、そのお話にいいな~と思った。
(私にもそんな本があります。)

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