芥川龍之介 大正九年三月二十六日「御伽噺」
昔々ある男が御伽噺の本を出すのに百五十枚になったら出そう出そうと思っていました。
が、一年たつても二年経っても、中々百五十枚になりません。
その中にその御伽噺を読ませようと思った子供が皆大人になってしまいましたとさ。
」と云う御伽噺はどうです。
[大正九年三月二十六日 小島政二郎宛]
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?
昔々ある男が御伽噺の本を出すのに百五十枚になったら出そう出そうと思っていました。
が、一年たつても二年経っても、中々百五十枚になりません。
その中にその御伽噺を読ませようと思った子供が皆大人になってしまいましたとさ。
」と云う御伽噺はどうです。
[大正九年三月二十六日 小島政二郎宛]
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?