【詩】すきなもの
なんども
なんども
頁をひらいてしまう
そこにある
愛しいことばたち
あっちにも
こっちにも
散らばってしまったけど
嬉しいと思った瞬間
寂しいと思った瞬間
愛しいと思う気持ちを
どんなことばで紡ごうかと
書いてはけし
書いてはけし
そんなもどかしさも
こころの中では
いつまでも残っている
あの頃の写真
あの頃の笑顔
あの頃の懐かしい風景
逢いたくて
寂しくて
切なくなったとき
頁をひらいてみる
いつも片隅にあるもの
こころ惹かれるものが
いつも傍にある幸せ
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