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インナーチャイルド〜小さな私 〜その2



前回の記事の続きですので
良かったら〜その1〜も、どうぞ。

https://note.com/kobayuka/n/n29edfa7c5c76

夫は、私がどんな環境で過ごしていたのか?を
どのくらい把握していたのかは、わかりませんが

私の家庭環境と職場の環境は、メッセージのやり取りや電話でも話していました。

夫は突き放すことも、甘やかすこともなく
ただ「これからの幸せ」だけにフォーカスして
二人の時間を大事にしてくれました。

同棲を始めて約1年後に夫の両親、夫の妹と同居することになります。

同居することには、私はあまり抵抗はありませんでした。

と言うのも、血の繋がらない父親との同居を既に経験しているのと、父親以上に神経を使う人との同居は無いだろうな、と感じたからです。

今思えば、昔の経験でインナーチャイルドは生まれてしまったのかも知れないけれど、ちゃんと守ってくれていたのだなぁ、、と感じます。

同居が始まり、色んなことはありましたが、幸いにも義母も義父も、私を家族の一員として迎えてくれて、自分達の子供以上に可愛がって貰ったと思っています。

同居によって、私の居場所が出来て、私や小さな私も穏やかな日を過ごすことが出来ました。

子供も大きくなり、仕事が閑散期に入った頃、SNSの世界を知って行きました。

最初は恐る恐る見ているだけ、でしたが
好奇心旺盛なところが顔を出し、SNSでコメントをするようになって、コミュニティーにも入ることになりました。

ここから、私の人生の転換期となり、インナーチャイルドの存在を知ることになります。

暗黒時代を忘れようとしていた、と言うより
考える間もなく日々の生活に奮闘していました。

それでも、ちょっとしたきっかけで
ずっと蓋をしていた感情がムクムクと動き出し

「誰か、私の話を聴いて欲しい」

と思うようになりました。


「過去は変えられない」

ずっと呪文のようにインナーチャイルドに言い聞かせて、ずっと我慢させていました。
そして

「誰よりも自分が苦しんでいる」
「誰にも話せない」
「誰にも理解されない」

自分さえ我慢すれば、全てうまくいくんだから。

心の中では親を責めていても、何も行動出来ずにいた過去

家を飛び出して「今が一番幸せ」と言える様になったのに、小さな私は目を瞑ったままじっと我慢していたのです。

公には出来ない事なので、詳しくは書けませんが
今まで、ずっと我慢していた事を、心から信頼出来る人に、最後まで全てを聴いて貰いました。

涙と共に、小さな私は解放された。
そう感じた瞬間でした。

そして、私が一番「心が救われた」と感じたのは

「過去は変えられないけど、捉え方は変えられる」

忘れる事も我慢する事も出来ないなら
その時に負った傷を「今の自分」が癒してあげれば良い。

「頑張ったね」
「よく耐えたね」
「大好きだよ」

と、何度も何度も小さな自分を癒してあげました。

まだまだ我慢させてしまう時もあるけど
「今が一番幸せ」だと、声を大にして言える様になりました。

今、苦しんでいる人が居たとしたら、どうか心穏やかな日々を過ごせる時が来ます様に。

今日はこの辺で。






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