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インナーチャイルド〜小さな私〜その1

SNSを始めてから「インナーチャイルド」
と言う言葉を知りました。

「インナーチャイルド」とは、簡単に言えば
幼い頃に辛い経験などで出来上がった
「自分の中の傷付いた自分」です。

この「インナーチャイルド」の「小さな自分」は
とっても我慢強くて、ずっと大人になるまでひっそりと心の奥底で隠れています。

そして、大人になるまでに傷付けられたり暴言を吐かれたりした心の傷も全て背負って

「これ以上傷付かない様に」

と守ってくれているのです。

HSPの人は、この「インナーチャイルド」と一緒に過ごしている人が多いのではないでしょうか?

私も幼少期に「小さな私」が誕生していました。

HSPの方の中には、共感性が強い方が多いと思います。

これから少し、私の「インナーチャイルド」の話を書きたいと思います。

その際に、御自身の辛い体験と被ったりして辛くなるかも知れませんので、そう思われる方はここで読むのを止めて、楽しい記事を読まれる事をおすすめします。


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その頃はまだ「インナーチャイルド」の存在すら知らない時でしたので、子供らしく甘えたりわがまま言う事もなく、いつでも我慢我慢の日々でした。

自分が我慢すれば全てうまく行く

私さえわがままを言わなければ怒られなくて済む

自分には守るべきものがある

と「インナーチャイルド」いわゆる「小さな私」を置き去りにして周りの事ばかりを気にして大人になってしまいました。

そんな「小さな私」は、ちょっとした事で攻撃された!と勘違いして、悲しくて涙が止まらなくなったり、いつまでも悲しみの闇をぐるぐると引きずり、気分を変えることが出来ませんでした。

ある時は.自分の意思とは反する事を言ってる時が有った様で
「あの時、こう言ってたじゃない!」
と指摘され、そんな事を言った憶えが無いんだけどな、、と言う場面も有りました。

しっかりしないと!と意気込んでみても空回りして、肝心な事が出来ていない、の失敗続きで
人と関わる事が怖いと思う時期が有りました。

そして、私の転換期でも有ったと今では思うのですが、28才の頃、父がうつ病になり
家の中は毎日が緊張と暗闇の生活が続きました。

「私の人生はこの家で終わりたくない!」

と心の中で決意します。

それでも、しばらくは「小さな私」は反抗する事が出来ず、ただ ただ我慢の日々

そんな日も限界が訪れ、家を飛び出し賃貸のマンションでしばらく生活する事になります。

私は過保護とまで言いませんが、両親が厳しくて世間知らずで育ったため、ポンと勢いでひとり暮らしをすることになった私は、毎日通っいた会社に行くことが出来なくなってしまいました。

最初は、時間を間違えて1時間も早く到着することから始まり、仕事をしていても、一緒に働く人の言葉が無性に気になり孤独との戦い。

そうしているうちに、朝の支度をしてもドアを開けることも怖くて外に出ることも出来ないで時間だけが過ぎて、あっという間に夜になる、そんな生活になっていました。

母親に精神科へ連れて行かれ、でも結局は私の中では何も変わらず

「どうせ、先生に何を話しても私の傷は分からないでしょうね」

と冷ややかな自分がいました。

それでも「このままではいけない!」と、元気だった自分を思い出しながら徐々に復活して行きました。

この時に出会ったのが夫でした。

新しく就職した会社にも馴染めず「結婚して地元を離れる」ことで、やっと自分の居場所、安心出来る環境での生活がスタートしました。

長くなってしまったので、この辺にして次回にしたいと思います。

では、また。

#インナーチャイルド
#HSP
#HSS型







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