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【東京〜枕崎 新幹線を使わずJR在来線乗り継ぎの旅】 1日目

皆様こんにちは。

先日noteを始めるにあたっての挨拶の記事を書いたのですが、どうせこんな中身のない記事など誰も見ないだろうと思っていたら、予想よりも多くの反応をいただきました。ありがとうございます。これからも大した文章は書けませんが、趣味程度で頑張りますので、皆様も気楽に見ていただけたら幸いです。

そしてこの記事が人生で初めて書く旅行記となります。旅の初日となりますので、1日目の様子を書く前に、旅の概要や個人的な話についても少し書かせていただきます。


今回の旅の概要

題名でお分かりのように、東京を出発して、JR線をひたすら乗り継ぎ、JR線最南端の駅である枕崎まで向かうというものです。この旅を計画するにあたり、当初は青春18きっぷを使い、鈍行での旅も試みましたが、さすがに体力が持たないのではないかという一抹の不安から諦めました。素直に乗車券を買い、時には特急も使って移動しようと思います。

今回の旅をするにあたり、1つの制限を設けました。
それは新幹線を使わないということ。

実はこの旅を行う2週間前に、友人と北陸へ行ってまいりました。その際にサンダーバード号に乗ったのですが、在来線の旅っていいなと目覚めてしまいました。新幹線という乗り物は、それはそれは早くて快適で素晴らしいものなのですが、やはり移動という側面が目立ってしまうように思います。少しでも距離を短絡するためにトンネルを掘ったり、騒音の関係で防音壁が設置されたり。もちろん新幹線でしか見れない景色というものもあるのですが、旅情を掻き立てるという面で言えば、在来線には及ばないと思ってしまうのです。

まだ学生なので時間は十分にあります。少し時間はかかりますが、最果ての駅まで在来線だけで行ってみたいと思います。

ただしこの制限は枕崎に到着するまでとさせていただきます。枕崎から自宅に帰る際は、普通に新幹線も使いますし、なんなら鉄道ではない乗り物も使って帰ってこようと思います。その風景もお楽しみに。

旅行記を書くにあたって

この旅行記では、使った金額をできるだけ全て明示しようと思います。初めての記事でもお話ししましたが、私がnoteを書くに至ったのは、旅行の思い出を深く刻むという役割のほかに、あわよくば皆様が旅行の計画を立てる際の参考にしてほしいなという思いがあったからです。特にお金に余裕がない大学生などの方々にとっては、旅行へ行くにあたり、予算をいくらにするかというのは、重要なポイントだと思います。今回の旅行記が、そうした皆様の参考になれば幸いです。

ただケチな旅行をしたい皆様に寄り添います的なことを言った後にこのようなことを書くのはどうかと思うのですが、実は私にとってこの旅行は卒業旅行的な意味合いも含まれております。従ってお金の使い方が豪華になりがちになるかもしれません。その点はお許しいただきたいと思います。あとは旅行中買った飲料水とか、すごく細かい出費までは計算しきれてない可能性もあるので、その点はご了承ください。あくまでも参考程度でお願いします。

大宮〜名古屋

前置きはこの辺にして、1日目の様子をお伝えします。旅の始まりは東京駅、と言いたいところなんですが、残念ながら私は東京都民ではなく埼玉県民ですので、旅は埼玉県の大ターミナル 大宮駅から始まります。湘南新宿ラインを使いまして荒川を渡り、東京都を目指します。

旅のスタート
使用車両はE233系

1本目 大宮7:03発→新宿7:35着
湘南新宿ライン 快速 平塚行き(2823Y)

新宿駅に到着。先に本日の目的地を発表すると、本日は大阪まで向かいます。大阪までのルートとしては、代表的なのが東海道新幹線ですが、今回の旅では新幹線を使いませんので却下。それ以外では新幹線に並行する東海道線をひたすら乗り継ぐ18きっぷ利用者御用達ルートもありますが、ちょっと普通すぎるかなと思いまして、今回は中央線経由でまず名古屋まで向かいます。新宿から中央本線の特急に乗り込みます。

使用車両はE353系

2本目 新宿8:00発→塩尻10:27着
特急あずさ5号 南小谷行き(0005M)
指定席特急券(JREポイント特典)1940ポイント

特急あずさは基本松本行きですが、このあずさは、松本駅から大糸線に直通し、南小谷駅まで向かいます。白馬駅まで乗車する人を見越しての運用なのでしょう。実際車内には、スキー板や巨大スーツケースを持った外国人が大勢乗車してました。平日だし空いているだろうと思ってたのですが、座席は立川駅でほとんど満席の状態でした。なお、今回私はJREポイントを使って特急券を購入していますが、通常料金は2550円となります。

三鷹駅までは中央・総武線各駅停車と並走
高架区間の風景。実は横田基地に着陸する飛行機も写ってるんですが分かりますか?

途中の立川駅までは線路が高架の区間が続きます。窓からは富士山も望むことができました。車内の外国人観光客が、「oh, it's Fujisan!」と声をあげていました。その後列車は甲府盆地を爆走し、塩尻に到着。ちなみにこの列車では車内販売をやっていました。先日には天下の東海道新幹線が車内販売を終了しましたが、JR東日本は継続している路線も多いようですね。

塩尻駅では雪が多少積もっていました

塩尻駅では30分ほどの乗り換え時間があります。この時間を利用し、昼食を取ることにしました。塩尻駅には、有名な駅そば屋さんがあります。(多分)日本一入り口が狭い駅そば屋です。

笑っちゃうぐらい狭い入り口

元々なかったエレベーターが隣にできてしまい、入り口が狭くなったという話を聞いたことがありますがどうなんでしょう。中も1人入るだけで満員になってしまう狭さです。もっとも、入り口が狭いのは改札内だけで、改札を出て反対側には広い食事スペースが設置されています。今回は荷物もあったので、一旦改札を出て食べに行きました。注文したのは、地元名物の山賊焼きが乗った山賊そばです。

山賊そば 900円

想像の倍はデカかったですね笑。山賊焼きに蕎麦をトッピングしたという表現の方が正しい気がします。めちゃ美味しかったですね。

ここから先はJR東海が管轄する中央西線の特急に乗り換えます。一応路線の正式名称としては、東京から塩尻までは中央東線、塩尻から名古屋は中央西線と呼ぶようですね。今回購入した乗車券にも、中央東・中央西と表記されてました。

使用車両は383系

3本目 塩尻11:02発→名古屋13:01着
特急しなの8号 名古屋行き(1008M)
自由席特急券 2200円

木曽川・中山道と並行しながら、名古屋を目指します。この383系は窓が広いので、沿線の雄大な景色を存分に楽しむことができます。素晴らしいですね。ただ383系は2029年以降に新型車両への置き換えが決定しているみたいです。まあ5年以上先の話ですが、皆さんも乗れる時にぜひ乗ってください。

雪化粧をした木曽山脈は絶景です

2時間の乗車で13:01に列車は名古屋に到着。ここからは大阪まで東海道線の普通列車を乗り継いでいきます。まずは名古屋から新快速に乗って大垣を目指します。

名古屋〜大阪

使用車両は313系 撮影失敗

4本目 名古屋13:47発(32分遅れ)→大垣14:19着(32分遅れ)
新快速 大垣行き(2321F)

本来13:15発の予定だったのですが、途中駅での安全確認の影響で30分も遅れて名古屋を発車。結果的に大垣への到着も30分ほど遅れてしまいました。14:10の米原行きに乗り継ぎ予定だったのですが、乗ることができませんでした。9分だったら待ってくれるかなと思っていたのですが、残念。

使用車両は311系

5本目 大垣14:46発(5分遅れ)→米原15:21着(5分遅れ)
普通 米原行き(233F)

14:10の米原行きに乗り継ぎ予定だったのですが、乗ることができませんでしたので、1本後の列車に乗り換えです。でも東海道線は30分に1本の間隔で運転してますから、絶望感は全く無いですね。他のローカル線では1-2時間に1本のところも結構ありますから、東海道線は恵まれた路線ですよね。18切符シーズンのせいか、乗車率はそこそこ高かったです。

米原に到着。ここからはJR西日本の管轄となります。米原まで来れば大阪までの道のりは楽勝。特急列車顔負けのスピードで走る新快速で爆走すれば、あっという間に到着します。

使用車両は225系

6本目 米原15:47発→大阪17:16着(3分遅れ)
新快速 播州赤穂行き(3491M)

米原駅で窓側の座席を手に入れた私は、安心感と多少の疲れから眠りに入ってしまいました。そして起きたらもう京都駅。琵琶湖の景色を一切見ずに滋賀県を通過してしまいました。ちょっと後悔。その後も「あー新快速はえーなー」とスマホ見ながらボケーとしていたら、あっという間に淀川を渡り、列車は大阪駅に到着しました。新快速は本当に最高の列車です。強いて難点を言うなら、座席がちょっと固いことぐらいですかね。贅沢な悩みですが。

淀川を渡る新快速。河川敷には撮り鉄の方が何名かいらっしゃいました。

本日のJRでの移動はこれにて終了。予約している宿に向かいます。

大阪駅舎は本当に立派

いやーそれにしても大阪駅って本当に立派ですよね。大屋根の下で、多数の人と列車が行き交う景色は本当に見事だと思います。あと駅周辺もビルや商業施設がたくさん建っていて、いつ来ても大阪駅は凄いなと思います。個人的には東京駅や新宿駅よりも立派だと思うのですが、言い過ぎでしょうか。

戎橋からグリコを望む

その後宿にチェックインして荷物を置き、夕食を食べに難波にやってきました。道頓堀の有名な景色を写真に収めます。外国人観光客がめちゃ多くてびっくり。平日ですが、たこ焼きや串カツの店には行列ができていました。

スパイダーマンがアメリカから出張しにきていました。

難波周辺は活気がある街です。ただ大阪駅周辺がすごく綺麗な場所であるのに対して、難波周辺は正直かなり汚い街だなと思っちゃいました。結構ゴミ落ちてるし、なんかヘンな匂いするし、駐輪場が整備されてなくて、放置自転車が溢れてるところもありました。ここら辺は2025年の万博までに綺麗にしてほしいなと個人的には思っちゃいますね。

点心セット 1700円

夕食は551蓬莱本店の2階レストラン。点心セットを注文しました。やっぱり551はうまいですね。言うことなしです。

これにて1日目の行程は終了です。明日は大阪駅からのスタートとなります。1日目だけは当日中に記事を出してみようと思って、頑張ってキーボードを叩きました。明日以降は当日中に記事を出せないかもしれませんが、準備が出来次第アップしますので、お楽しみに。最後に本日の支出を報告して終わりたいと思います。では。
 
交通費 しなの特急料金2200円 大阪メトロ620円  
    あずさ特急料金1940JREポイント
交通費累計  2820円+1940JREポイント
(乗車券は枕崎まで購入しているので、枕崎に到着後計算します。)
飲食費 昼食900円+夕食1700円
飲食費累計  2600円

以上

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