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ピカソとシャネル

私は1920年代ごろの文化やアートに、とても惹かれます。
ヨーロッパ、アメリカ、日本。
美術館や何かの企画で、この時代の芸術に触れられる機会があれば足を運ぶことが多いですが、その時に見つけた面白いものをご紹介しようと思います。

私はその日ミュージアムショップで、あるDVDを手に取りました。
そして、1秒も迷うことなく「買い」でした。

ピカソとダンス

パリ・オペラ座のバレエのDVDです。
表紙には、《´20年代のモダニズムとバレエの融合。ピカソ没後20年にパリ・オペラ座が再現》と、書かれており1993年に収録したDVDでした。

2作品が収録されているのですが、ひとつはジャン・コクトーが台本を、
シャネルが衣装、ドロップ・カーテン原画をピカソが手掛けています。
もうひとつは、美術・衣装共にピカソです。

1920年代のおしゃれさが満載のバレエDVDでした。
シャネルのデザインしたスポーツウェア。今の時代に見ても素敵です。
ピカソの衣装に、舞台美術は、まさにピカソの絵の世界が立体化していました。

ピカソとシャネル。
二人の名前を同時に聞く機会ってあまりないと思うのですが、
DVDでいままで私が知らなかった世界を観られて感動でした。
家で仕事をしながらタブレットで映像を流しておくだけで、
素敵な仕事ができそうな気分になります。
(PCでDVDがうまく起動せず、このDVDのためにタブレットで再生できる機器を購入したのでした。)

もちろん、バレエも素敵でした。
このDVDは1993年のパリでの再現収録のものですから、30年前。
ということは、このバレエを実際にこの目で観るチャンスがあったということなんですよね。うーん、残念です。


パリ・バレエ座

「青列車」
台本:ジャン・コクトー
音楽:ダリウス・ミヨー
振付:ブロブスラワ・ニジンスカ
ドロップ・カーテン原画:パブロ・ピカソ
衣装:ガブリエル・シャネル

「三角帽子」
台本:グレゴリオ・マリティネス・シエラ
音楽:マヌエル・デ・ファリャ
振付:レオニード・マシーン
美術・衣装・ドロップ・カーテン:パブロ・ピカソ

最後までお読みいただいてありがとうございました。 スキいただけるとはげみになります(^^♪