はじめての自作キーボード(AJisai74)

長年使ってたキーボードが壊れかけてるので、新しいキーボードを探してたら自作キーボードキットというものが目に止まった。

とってもこだわりがあるってわけじゃ無いけど、普段使うものはそれなりにフィットするものが使いたいと思っているので挑戦してみることにした。

ちなみにずっと使ってたのはLenovoのトラックポイント付きキーボード。パームレストも無いタイプでかなり古いものだったけどコンパクトなのがお気に入りだった。

ずっとJIS配列使いだったので、「JIS配列にできること」とせっかくなので試してみたかった「分割タイプであること」を条件にして探してみた。

行き着いたのは「JISplit89」というサリチル酸氏の作成したキーボード。在庫切れとのことで諦めようと思った矢先、ちょうど新作のAJisai74というキーボードが出るということだったのでそちらを購入させていただいた。

今こそIT系の仕事をしているが、もともと大学の学部は電気工学系だった(情報系も入ってた)のでハンダ付けとか何年振りだろうと思いつつ組み立ててみる。

前置きが長くなったけどその記録を残しとこうと思う。

まずはAJisai74自体のキット

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「注意」ってテープはここだけダイオードの向きが他と違っているかららしい(ミスらしくちょっと値引きされてたのでありがたい)

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ネジとかの部品はちょこっと多めに入ってた

そして追加で必要なキースイッチとPro Micro2個を遊舎工房さんにて購入

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キーキャップはTALPKEYBOARDさんにてこれを。たぶんちゃんと合うはず。

というわけで組み立てていく。基本はこちらのビルドガイドに則っていくのでポイントだけ。

まずはPro Microの補強

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あ、斜めにちぎらないとこうなるのね…

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ここがたしかにこころもとないな

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ということで補強完了

コンスルーって何?付属のピンと違うの?ってなってたけど実物見て納得。

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基盤側のハンダ付けが要らなくなるのね

そして基盤の部品切り離し。切り離したところもフタ(?)になるのか。

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ダイオードを付けるための予備ハンダ、気を抜くとすぐハンダが撥かれる(フラックス買っとけばよかった…)

フラックスとビルドガイドで紹介されてたコテ台(コテ先拭うのに水を使わないタイプ)を追加購入してみる

ちょっと調べてみたらコテ先の選択が悪い?細かい場所なので細い鉛筆みたいな先にしてたけど違うのか。知らなかった。

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このコテ先で予備ハンダするとすんなり進む、そして水使わないコテ台がいい感じ(フラックス買わんでよかった…)

もうね。サクサクハンダ付け終了ですよ。
まあダイオードは各キーの74個+バックプレート左右2個ずつなのでなかなか多かったけど。
その後は大きい部品ばかりなのでラク。

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あとはねじ止めして、

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キーキャップ

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キーキャップは印字にまでこだわると沼にハマってしまいそう…

さて、先に組み立てきってしまったけど、ここからファームウェアの書き込み。

QMK ToolboxでPro Microにファームウェアを書き込んだけどVIAがデバイスを見つけてくれない…

Macの環境設定からキーボードの設定をしてみる→USB繋いで無い側のキーが反応しない?→両方のPro Microにファームウェア書き込まないといけないのか!

ってことでもう片方にもファームウェアインストール→OSに認識された!

でもVIAは反応しない…

VIAを起動したままいろいろ触ってみる→とりあえずキーマップらしきjsonファイルがビルドガイドにあったから認識させてみるか

→突然VIAが認識してくれた(キーマップ知らなかったからなのね)

とりあえず全キーが反応することまで確認できたので完成!

サリチル酸氏のページにはWindows版手順が書いてたけど、自分の環境はMacなのでMac版手順とキーマップの話はまた別途書こうかな。

書きました。

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