同期でいたい あとがき
思いがけず、長くなった恋愛小説でしたが、お付き合いいただきありがとうございました。
途中、この妄想引かれない!?と不安になりましたが、コメントやスキに本当に勇気づけられアップし続けることができました。ありがとうございます。
この話を書いたきっかけは、ドラマのコード・ブルーでした。
「同期のよさ」みたいなのがテーマの回があって、
(あーいいよね、彼ら同期感!でもこういうの、恋した時点で関係性変わっちゃうよねー…)と思ったのがきっかけです。
もしかしたら、「実体験?」と思ってくれた方もいるかもしれませんが、全て妄想です。むしろ妄想すぎてこわい。
オフィスラブな気持ちを恋愛お悩みサイトをのぞいて考えていたとき、「こういう情報読んだの久しぶりすぎる!」と思ったりしました。
一挙一動が気になったりして、片思いってつらいけど、それが楽しいですよね。
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二人の結末をどう思われたか分かりませんが、
女の子側からしたら、「おい!高木ぃいぃ!!」って感じですよね。
彼は、だめ男であり、真面目すぎる人なんです。
もう少し男気があったら、ナツキを恋人にしたかもしれないし、もっとちゃらんぽらんだったら愛人にしたかもしれない。
ナツキを可愛いとも思うし、大切に思うけど、だからこそかなぁ。
高木はナツキに、ぜーーったい手を出せないんですよね。
これはもう会ったときに決まってるんです。
彼はあんまりいい恋愛してこなかったタイプかなー。
でも、今回のことでもう腹をくくって、奈良で会った奥さんと田舎に帰って、幸せに暮らすと思う。
一方ナツキは、本来、幸せな恋愛が出来るタイプです。この四年は高木につかまっちゃいましたが…。
高木の名前が社員名簿から消え、やがて非常階段に行っても、うっすらした懐かしさしか感じなくなったとき、きっとナツキは幸せになれると思います。(見守ってくれてた人もいますし…恋愛になるかは知りませんが)
ちょっとまだ若い二人でした。
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二人の結末が頭に浮かんだとき、スーパーに行く途中だったんですが、かわいそうで、涙ぐみました…(笑)
どうにかして幸せな結末もあるのかなーと探したり、
恋愛ゲームみたいに、ルートを二つにして、読む人がどっちルートか選べるようにしようかなーとか(これ、いつかやりたい)。
色々考えたけど、やっぱり二人はこうなる運命だなーと思い、こうすることに。
だから代わりに、9-2.3あたり追加して、少し仲良しシーンも入れてみました。
あ、途中、地方やおめでた婚をあんまり良く言わない言葉がありましたけど、、
ナツキ側からすればそうも思っちゃうわ、ってことを表した部分なので、どうぞお許しを。
私も地方事務OLやってましたが誇りを持っていますし、おめでた婚のこともいいなって思います。
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今回、女性の方中心に読んでいただけたみたいなのが、とても嬉しかったです。
そして最初にも書いたけれど、コメントが本当に嬉しくて。コメントなければ途中でやめてました…。
ではでは、長々とお付き合いありがとうございました。
ナツキも高木も、これから本当の幸せをつかめますように!
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