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[Alexandros]のはなし。

 なにから語ればいいかわからないくらいずっと好きなバンドの話。
 飽きっぽいわたしがなんだかんだ高3の時からかれこれ約10年ずっと聞き続けている。たぶん飽きさせないパワーと向上心がある人達だからなんだろうと思っている。そして知らず知らずのうちにかなり影響受けていると思う。なんとかなるさ精神も努力も行動力も堅苦しい言い方になるけどドロスから学ぶことは多い。

そしてドロスの過去の曲を聞いたり、行ったライブのことを思い出すと自然と自分のその時の感情とか思い出を振り返ることになる。

 初めて聞いたのは「Where’s My Potato?」。ちょうど部活も引退して,受験勉強にやっと本腰入れますか~って頃だった。とにかく自分の受験勉強は音楽がお供だった。実家には子供部屋や書斎のような一人になれる部屋はなかった。テレビの音も話し声もどこにいても聞こえるような家だった。とはいえ、受験生の自分に気を使われたり、やりたいことを我慢されるのがとにかく嫌だったので図書館へ行くか、「音楽聞きながらやってるからテレビとか見て別にいいよ」と言ってイヤフォンで音楽を聴きながら勉強していた。そんな中、軽音部だった妹が定期的にTSUTAYAでかりあさって来た中にあったのが当時まだ[Champagne]の1stアルバム「Where’s My Potato?」だった。
 音楽に詳しいわけではないけど、癖になるリズムとメロディーラインに少年っぽいボーカルの声に「誰だこれ!」ってすぐ検索したのを覚えている。そして「奇抜な見た目かと思いきや普通の人たちだな」なんて思ったことも。(笑)
 そんなことはさておき、すぐさま別の曲も聞き、次の日の授業中も頭からメロディーラインが離れなかった。すっかりはまってしまっていた。

ああもうすでに長くなりそう。

 まあそれから受験勉強のお供BGMはしゃんぺになっていたということです。で、まだうかりもしていないのに福岡のライブのチケットを買ったり、「Mステとか出るようになるよ」と家族に謎のゴリ押しをしたり、学校帰りに近くの本屋に出ている雑誌立ち読みしに行ったりしていた。センター直前は「spy」聞いていたなあ~。緊張よりも「まあ悪くてもなんとかなるか、とりあえず1点でも稼ぐか~」という精神状態だった。

 そんなこんなで運よく志望校にもうかって、大学生活がスタートした。ちょうど大学生活スタートの時に出たアルバムが「Schwarzenegger」だった。これも神曲ぞろい。



 で、まあいろいろ省略するけど、ライブついでにひとり金沢や大阪旅行もしてひとり旅の楽しさも知った。社会人になってからは東京(千葉・埼玉)・高松・沖縄もライブで行ったな~。まあ行った場所のこと話をし始めたら旅行の話に脱線するのでやめておく。ああまたライブ旅したい。

 話はすっ飛んで、「いつかドロスのメンバーと握手する!ありがとうを伝える!」という毎年書いていたやりたいことリストの目標も2019年4月13日に達成した。サトヤスの勇退前のメンバー4人がいる時に叶ったのも本当によかった。もう感情が爆発して上手にしゃべれなかったと思うけど、これは本当に一生忘れられないし、ファンとしてもう悔いはない。そして、運がよかったとはいえ、夢は叶うと思った瞬間だった。

 今ではCMで聞いたりテレビで見ることも増えて、いろんな情報が追いつきませんが、年々有名になっていくドロスに負けてられないなと思ってきた。1回今の仕事を離れてみようと思ったのもいろんな要素があるけど、先に述べた目標を達成したこと、局所性ジストニアでメンバー勇退するっていう出来事、コロナでライブの形が変わってしまったことなどから「ありがたい状況にあるのは間違いないけど、やって後悔よりもやらず後悔の方がこわいんじゃないか」と思うようになった。

なんか話が飛躍してしまった。

とにかくわたしは[Alexandros]が大好きだ。


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