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Android開発ガチ初心者、公式チュートリアルに救われる

今年も高専プロコンに出ました。作ったのはこれです。Androidアプリです。

スマホに顔を表示し、Arduinoからサーボモータとかを動かしてモフモフのペットみたいにしようってやつです。キャラクリ機能とか掲示板機能とかもつけることになりました。今回はiOSへの対応はせず、USBの通信が容易そうなAndroidのみで開発することに決めました。賢明な判断です。

私はUSB通信以外の部分のアプリの開発を任されました。でも、Android開発なんてやったことがありません。それまでの私は、JavaScriptで阿佐ヶ谷姉妹を見分けるクイズを作ったり、


阿佐ヶ谷姉妹クイズ

いい奴だったよ…な画像を作れるクソみたいなアプリ作ったことがありませんでした。

いい奴だったよジェネレーター

全くわからないので、まずはチュートリアル的なものをやることにしました。無料のGoogle公式チュートリアルがありました。
Compose を用いた Android アプリ開発の基礎
JetpackComposeとKotlinを用いてAndroidアプリ開発を1から学ぶことができます。JetpackComposeを使った理由は、Viewを使った書き方があることを知らなかったからです。無知すぎる。むちむち。

コースの概要

見ての通り、ガチ初心者向けです。パソコンと数学の基本的なスキルがあれば大丈夫です。Kotlinの基礎から教えてくれます。Kotlin未経験、線形代数22点の私でも理解できました。

こんな感じ

ここがすごい!

  • 日本語

  • GitHubにお手本

  • のコードが載ってる

  • お手本ソースコードが間違ってない

  • 頻繁に更新される

  • 最新のAndroidアーキテクチャを学べる

  • Kotlinの文法、UIの組み立て方、Themeの設定、スクロールできるリスト、ViewModel、画面遷移、ローカルへのデータ保存、インターネットから画像を読み込む方法、バックグラウンドの処理etc…基本的なことを全部作れるようになる

  • 無料

ここがダメ!

  • 全部やると130時間くらいかかる

しかたないね


これはLazyColumn(縦に多くの要素を並べてスクロールできるリスト)で苦戦していたころのスクショです。本当は画像のサイズが均一になるはずでした。ガッタガタですね。

カス

苦しんでいるうちに8月になってしまいました。そろそろプロコンで出すアプリを作り始めないといけません。

とりあえず、必要な機能を洗い出すことにしました。 
私が実装する必要のある機能は以下です。

  • 画面遷移

  • ローカルへのデータ保存

  • ViewModelの作成

  • Themeの設定

  • Firebaseを使った掲示板機能

でも、掲示板以外さっき紹介したチュートリアルに載ってました。ありがたすぎます。ですので、基本チュートリアルとにらめっこしながら作っていきました。

夏休みは、パソコンに向かう日々。基本放置で遊んでいるCookie Clickerのプレイ時間が8月に一番長かったのはそのためです。

釈迦さん「Cokie Clickerだけは本当に時間の無駄だからやめたほうがいい」

辛かったのは、今年の夏の記録的な猛暑にもかかわらず、私の家にはエアコンという高度な文明の利器は存在しないということです。扇風機をゼロ距離で浴びる毎日。いくつの氷を冷凍庫から取り出しバリバリかみ砕いたか覚えていません。

暑いと思ったら、氷を食べなさい。

9月下旬からはほかの人が書いたコードの統合作業が始まり、コミットメッセージを適当に書いたのがバレました。夜ご飯を書くのはだめらしいです。ちゃんと更新内容を書きましょう。

そうこうしているうちに、何とか完成しました。プロコンに出したら、特別賞をもらいました。じゃんけん大会も優勝しました。
やったーーーーーーー


やったやったーーーーー

まとめ

去年のプロコンは力不足で大量の#defineを書くことしかできませんでしたが、今年は結構頑張れたと思います。
本当にこのチュートリアルのおかげです。ありがとうGoogle。
もう足を向けて寝られません。

これからは東以外を向いて寝ようと思います。

おしまい

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