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雨の日の彼女①

滝のようなあめ。
傘をさしたとしても自分を守れず
ずぶ濡れになるであろう小雨。

ある人はいう
「はやく雨なんかやめばいいのに」

またある人はいう
「雨なんかふらなければいいのに」

でも
ある雨の日にであった彼女はこう言った

「雨は好き。踊っているみたい」



「……〜地方は大雨が予想され、
外出は困難とされるでしょう。洗濯物は……」

毎日見ている朝のニュースの天気予報。
いつも飲んでるコーヒーの香り。
毎日朝届き読んでいる新聞記事。
適当に仕事に行って
帰ってくる。
そんな平凡な毎日。

平凡で平和な毎日をおくっていても
やはり刺激がほしい

空からお金が降ってこないかなー
とか
宝くじ1億あたりましたー!!!
的ななんか。

ありきたりではあるけどそんな刺激が欲しかった。
だが
刺激が欲しいとは言えど
お前は違う。

ぼくが刺激の中でもきらいなもの。
雨だ

雨が降るのだけはほんとに嫌いだった。

小さい頃に大雨でビシャビシャになったり
雨で濡れた地面の上を自転車で走ったら転んで
どこぞのアニメの天然キャラのように
すってんころりん

とことん雨に嫌われ
とことん雨を嫌う
人間の出来上がりだ。


スーツを着て
髪をセットし
腕時計をして
いつも通りの格好で
部屋をでて
鍵を閉めて

ただ1ついつも通りでないのは
傘を手にでかけるということだ。

外に出るとやはり雨が降っていた

気持ちも空模様もドンヨリしながら
傘をさして会社へ歩いていく

そして着いた頃にはびしょびしょだった
完全にぬれるなら
傘必要だったか……?
と内心思いつつも

オフィスに入り仕事を始めるのだった





紅夜です
ちょっとだけ物語?みたいなやつを書いてみたくて
かいちゃいました
書くのははじめてなのでいろいろごちゃごちゃです(苦笑)
すこしの暇つぶしにでもよんでもらえたらうれしいです


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