ラジオで危うく買いかけた、要因は意外性!?

普段から「これで本当に売れるのかな??」と疑問に思っているラジオショッピングで、買いそうになったのは私です。

「芝居がかってるなあ」。車内で聞いていたラジオで、ラジオショッピングが始まった時の正直な気持ちです。今日の商品は、テレビだそうですよ。「感謝祭の、め・だ・ま!商品で~す!!」どんどんテンションを上げるセールスマンとは対照的に、こちらはテンション下がります、わざとらしいなあ。しかし、ここで一つ気になることが。男性パーソナリティーの合いの手、やたらとテンションが低い。「今日は凄いですよ~!」「はい」「紹介できることが嬉しいです!」「なるほど」。。パーソナリティー、体調悪いんか??と心配になるくらいの低さ、どうなるのかと聞き耳を立てていたら、セールスマンが「このテレビ、とっっっても!色が!キレイ!なんです!」と言ったところで、雰囲気が変わりました。それまでテンション低かったパーソナリティー氏、「私は白黒の日本映画が好きなのですが、『黒』と言っても様々な黒があるんです。それをしっかり表現できるテレビは、素晴らしいっ!!」と熱く語り出しました。それを聞いて「そうなんだ、このテレビ、凄いんだ・・・」。気付けばすっかり引き込まれていたコウタロウ。危うく、テレビを買うところでした。

冷静になってなぜ一気に引き込まれたのか考えてみたら、3つの要因が浮かんできました。①「白黒の黒にも、様々な黒がある」という、自分が全く知らない世界の、しかも“それっぽい”具体例が出た。よくある“映画館のような迫力!”的なものとは一線を画す、初めて聞く例えだった。②自分が「こっち側」だと認識していたパーソナリティーから出た言葉だった。③そのパーソナリティーの語り口に、情熱に近いものを感じた。①②③、全てに共通するのは、「意外性」なのかな。

全て計算されているものかもしれないし、コウタロウが引っ掛かり易いだけなのかもしれない。「3つの要因」もあくまで仮説です。もう少し深く、自分が表現する際に使えるところまで持っていきたいので、「いや、要因はこれだよ!」という方、ぜひぜひ、コメントください。

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