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マスクいろいろ

COVID-19の影響でほぼすべての人々がマスクを着用している。一時期マスクそのものの供給が追い付かず、価格が高騰したが現在では様々な種類のマスクを手に入れることが出来る。

COVID-19対策という観点では様々な意見があるのは承知しているが、飛沫感染を防ぐためのマスクとしては使い捨てタイプ、洗って長期間使えるタイプ、スポーツ用に特化したタイプなどがありそれぞれの特徴について調べてみた。

使い捨てタイプ

医療用で昔から使われていたタイプで不織布素材のものが多い。この不織布についてはWikipediaには下記の説明がある。

不織布(ふしょくふ)とは、繊維を織らずに絡み合わせたシート状のもの(JIS L0222では、紙、フェルト、編物を含まない)をいう。

この不織布、材質は化学繊維が多く、ポリオレフィン繊維やポリエステル、ナイロンなどがある。ピッタマスクのようなウレタン素材のマスクや布マスクにくらべて飛沫を外に漏らさない性能は高いが、通気性が悪く呼吸がしづらいという傾向が特徴だ。ただし不織布マスクでもユニ・チャームの「超立体」のようなファッション性が高いものもあるし、耳が痛くならない、眼鏡が曇りにくいなどの付加価値を加えた製品も多く価格も高くないのが特徴だ。私個人のおすすめとしてはどの不織布マスクでも「日本製」のものだ。マスク供給不足の時期には中国を代表とする外国製マスクも多く市場に出回ったが、品質・性能の点で日本製が一番だ。

洗って長期間使えるタイプ

これもまた種類が多く、最近様々なタイプが出現している。古くはピッタマスクのようなウレタンマスクに始まり、今では様々な素材(接触冷感タイプなど)のマスクがリリースされている。繰り返し使うことを前提として開発されていることもあり、その耐久性についてもチェックして購入したい。洗濯機を使うのか、手洗いなのか、耳に掛ける部分が繰り返し洗うことで伸びでしまわないかなどの観点で、ユーザーレビューを確認しながら購入したい。

洗って使えるものにマスクのフィルターが分離出来るものがあるが、フィルターも別売りで交換できるものもある。まさに空気清浄機のような仕組みだが、このフィルター交換タイプのものには呼吸をし易くするためのベンチレーターがあるものもある。それぞれの特徴が自分の用途にマッチしているか、下調べして場合によっては店頭で手に取ってこれらを買い求めたい。

スポーツ用マスク

スポーツギアメーカーもマスクをリリースしている。有名なものだとアンダーアーマーやReebokなどがあるが、呼吸のしやすさを求めるために様々な工夫がなされている。アンダーアーマーのUAスポーツマスクは3,300円とやや高価だが、巷のレビューを見ると呼吸がし易いとなかなかの高評価だ。見た目はややゴツい、アグレッシブなデザインだが一度試してみたい製品だ。有名なスポーツギアメーカー以外にも、フィットネス関連メーカーも様々なマスクをリリースしているので、レビューや評価を参考しながら自分にフィットしたものを選びたい。

どのマスクを使うとしても…

COVID-19対策としてマスクを手に入れるのであれば、マスクとしての性能をまずきちんと確認したい。飛沫を外に漏らさない、あるいは外からの飛沫はきちんとフィルタリングすることに注目しよう。

もうひとつはサイズ。ヒトの頭の形は十人十色であるから、マスクの形が自分にマッチするかどうかはわからない。出来れば実物を試すようにしたい。街でマスク装着している人々を見ると、明らかにオーバーサイズのマスクを装着している人を結構見かける。マスクはファッションアイテムとも言えるが、医療用の「道具」であるから、正しく使う心がけがこれからも必要だろう。with コロナ時代の必須アイテムであるマスク、ちゃんと調べて使っていきたい。


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