変わったモノ・コト(コロナに関わらず)
新型コロナウイルスの感染拡大前後で色々なモノ・コトが変わったのは周知の事実だ。アフターコロナ、ウィズコロナ云々という記事は沢山ある。
それも含むが、私が生きてきた約50年の間で変わったモノ・コトを列挙していく。コメントするときりがないのでまずは箇条書きにて。
スーツ着なくなった(ビジネスカジュアルの浸透)
スニーカーを履いて出勤
リュックを背負って出勤
クールビズ&ノータイ
在宅勤務、リモートワーク
フレックス勤務
終身雇用制度の衰退と共に転職する人が増えた
職場の飲み会が減少、そもそも若者はあまり酒を飲まない
クルマを買わない(「社会人になったら自分のクルマを」と思わない)
大学入試のバリエーションが増えた(一芸入試やAO入試、大学入学共通テストを私学も利用)
音楽における媒体の変化(配信サービスの台頭)
小規模でも起業する人が増えた(SOHO、ベンチャー)
もちろん変わらないものも多く存在するが、ビジネスの世界で言えばモノ売りよりもコト売りのほうが圧倒的に増えてきたという印象だ。プロダクトよりもサービスをということ。例えばPC量販店でソフトウェアパッケージを購入するのでなく、サブスクリプションでサービスを購入するということがその一例だ。
また、そもそもステレオタイプというものが少なくなってきているように思う。ある一定の枠内のよくあるパターンではなく、バリエーション / ダイバーシティが大事にされるようになりつつあるのが現代社会の傾向だ。
ダイバーシティを認めて、個々のスキルを適材適所、必要な時だけに切り売りするというモメンタムも見逃せない。企業においては副業を禁ずるよりも寧ろ奨励して、その人材のポテンシャルを引き出すほうがその企業が魅力的に映るための要素であったりもする。
プロダクトの変遷はテクノロジーの進歩に合わせて変わっているので多くを述べないが、インターネットの出現とスマートフォンの普及が社会を大きく変えたことは間違いない事実だ。またその文脈でも大変意味がある製品、Apple社のiPhoneの登場は衝撃的で、その時のSteve Jobsのプレゼンは今でも私は視聴し、当時の興奮を思い出す。「これから何が起こるのだろうか」と。
私が社会人になってPCに触れたとき、そのPCのOSはWindows98だった。その登場から20年余り。IT業界もかなりの変遷を遂げた。今20代の若手が私くらいの年齢になったとき、そこにはどんな風景が描かれているのだろうか。
まだまだワクワクは止まらない。