COVID-19で変わったこと

新型コロナウイルス感染症、COVID-19はいまだに世界中で猛威をふるっていますが、この一年間で変わったこと、気づいたこと。

まず第一にリモートワークが進んだことがあるだろう。今までも働き方改革の旗の下、様々な施策や働きかけがあったが、COVID-19のさいでやむをえずリモートワークに移行せざるをえなくなった人が多かった。功罪はともかく「変わった」ことのひとつだ。

上記に伴い、そもそも仕事ってなんだっけ?という問い掛けも私自身にもあった。2月にとある外資系企業に転職し、ほぼフルリモートの状況で全開のパフォーマンスを求められて結果的に3ヶ月でギブアップした。上司が海外に居るとか、日本のマーケットが他国や地域と違うということもあったが、常にリモート、しかも外国人の上司とリモート環境で良いコミュニケーションを取れなかったこともこの会社を去った一因だ。
結果的に退職してから3ヶ月足らずで現職となるのだが、リモート環境下での転職活動は想像以上にタフで、常に仕事に関して考えていた。自分の能力、経験を仕事や会社を通して活かし、社会に貢献するという考えは固まっているが、ここがブレたり、近視眼的になってしまうと辛くなってしまう。
自分にとって大事なモノ、コト、人を再確認、再認識して今の環境の有り難さも同時に確認できた。

COVID-19のせいで色々な人間の側面を見ることが出来、嫌な面も沢山見るのだが、同時に思いやりや助け合い、人間の持つ崇高で貴重な良い面も多く垣間見ることが出来た。今尚医療機関や行政の現場で身を粉にして働く人々がいるが、彼らに対する配慮や感謝、尊敬の念をストレートに表現して伝えようとしているこの風潮は素晴らしいと思う。

ヒトはウイルス感染症に打ち克った経験が無く、これからも難しいだろう。ただしその智慧と団結力で被害を最小限、極小にまで抑えることが出来ると私は心の底から信じている。
年末年始は大人しく自宅でそれを迎える予定だが、来年の今頃は今よりずっと良い状況であることを切に願うし、それを祈りたい。

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