総選挙、終わる。我々は負けました。

お疲れ様です。
10/31総選挙、終わりました。

短文で書き込めるtwitterでは連続投稿をしておりましたが、選挙が終わった当日にブログを書き始め、何度も書き直しているのですが、やはり選挙結果がショックだったのか、何度もやり直し。。。


今、これを書いているのも、もしかしたら削除してしまうかもしれません。
それ程、今回の結果に胸をえぐられました。こんな気持ちになるのは郵政選挙以来だったかもしれません。
負けると分かっていた12年、14年衆院や、どうせ伸びないだろうと思っていた17年衆院、19年参院と違って、今回は本当に日本を守るために、国民を守るために結果を出さなければ、と意気込んでいただけに…です。


既に、立憲支持者とかなりやりあっておりますが、今回、立憲は10を超える議席を減らし、惨敗しました。
あれだけコロナ対策で国民をバカにした自民党が、党の顔を変え、躍動感のある総裁選挙を行い、雰囲気を変えたうえで解散をしかけてきました。彼らも議席を多数失ったわけですが、単独過半数を死守。
確かに大物を打ち倒したのは間違いないですが、それでも自民党政権を維持できる力を保ちました。

そしてあろうことか、都議選で見せつけられたように、行き場のない民意が、維新の会に流れたのです。
そのあおりを受けて、受け皿として評価されなかった立憲は、議席を減らしました。

こんな事が許されていいのでしょうか。
絶対的にあり得ない・腸が煮えくり返るような気持ちでした。吐き気すらもよおしました。

何度も、何度も、こんな事が起こらないように、せめて与野党が伯仲できるような構図を作るために、
維新という日本破壊の違法者軍団に議席を持たせないように、多くのコア支持者たちや候補予定者、議員と議論をぶつけ合いながら、時には罵倒されながら、やり返しながら踏ん張った四年間が踏みにじられました。

悔しくて、もうどうしたらいいのか分からない日曜日の夜でした。


私は、個人的には、立憲民主党が大好きです。
09年に政権交代を果たした時も、もちろん民主党に投票をしたし、事業仕分けが頭角を現した枝野幸男と蓮舫の姿勢に心を打たれ、彼らがどんどん出世していく中で、彼らが総理になる未来を夢見てきました。
どんだけバカにされても民主党・民進党を応援し、蓮舫が代表になった時は歓喜し、枝野が代表選に出る時は
「ようやく出てくれた!」と期待に胸を打たれました。そして、17年の立憲結党。。。

「心から応援できる政党が出来た…」と想い、政治垢を一つ立ち上げて、パートナーズや党員にもなり、
時間もお金もかけて、出来うる限りの支援を続けてきました。
そして同時に、結党時に福山幹事長が言った「立憲が間違ったとき、厳しくお叱りをいただきたい」という言葉を胸に、
期待をしているからこそ、間違っている時は厳しく指摘をしたし、質問をしたし、提案をしてきました。

よく言われるのが、「あなたのブログやtwitterを見ていたら気分が悪くなる。」「お前、立憲支持じゃないだろ」という言葉。
結党以来、支持率が減り続け、期待を失いつつある立憲の何が悪いのか、私は徹底的に研究をし続けました。
立憲に対する悪口を書いている人の言葉は一切見なかったですが、合理的な理知的な指摘や言及をとにかく見て回りました。

個人的に一切支持しない、(むしろ嫌いな)橋下徹氏や三浦璃麗氏のアカウントすらフォローし、発言をチェックしていました。
受け入れがたいけど、なるほど。そうかもしれない、、、と思われる指摘を時間を掛けてかみ砕き、解釈をして飲み込んできました。

それを支持者という立場から、パートナーズという立場から、党員という立場から、きちんとお金を払って、時間を割いて、
口出せる立場にきちんと立って発言をしてきました。それが礼儀だと思ったからです。
そして、やんわり優しく丸めた言葉で文字を綴っても、必ず見過ごされ、その意見は空気にように溶けていってしまう。だからこそ、強めの言葉で、まずは相手の胸に刺さるように、厳しく、嫌われるのを覚悟のうえで言葉を研いでいきました。ですが、多くの議員や候補者、支持者からは受け入れてもらえませんでした。仮に優しい言葉で他の方々と同じような言葉で指摘をしても、独自の頑固さを持たれている方々ですから、スルーされるか、上から目線でいなされるか、だったように思います。そうされてきた方を何人も見てきましたしね。


私個人に対してどういわれたのかは大した問題じゃありません。(もちろん悲しいけれど)
その結果が、4年間の成果が、結局これだったというオチに対して、心から怒りがこみあげてきているんです。


私は選挙を分析している人間ではないので、野党共闘が本当に必要か、不必要か。まだ答えはもっていません。
ですが、野党共闘を含めて、立憲の抱えている矛盾は、ここで解消をしてしまわないと、次の選挙に引きずってはいけないと考えます。

その第一が、執行部の退陣でした。
立憲が微増かもしれない、そんなニュースが出た段階で、「これは大いなる負けだ」と想い、代表含む執行部の辞任を求めました。
そして議席減という結果が出た時に、即日辞任を強く求めました。
”あの”グダグダだった自民党を倒すどころか、絶対安定多数を維持させてしまい、その批判票を”あの”維新に奪われてしまい、
野党第一党の立憲”だけ”が、議席を減らす。
こんな想定外過ぎる結果を招いた執行部は即刻退陣をすべきでした。

だから、何度も何度も、やり方を変えるべき、見せ方を変えるべき、言い方を変えるべき、もっと早く出すべき、説明をちゃんとすべき、、、
あらゆる足らざる部分を指摘し指摘し、繰り返してきたのにまったく受け入れてもらえず、支持者たちは現体制の維持だけを妄信し、
多くの国民から支持をえるような行動を一切取ってこなかった立憲の執行部は許しがたいのです。

政治は結果です。選挙で負けたんです。代表が責任を取らなくて誰が責任を取るんですか?
現体制を維持したいがために、これまでも、今も、執行部を責めないような支持者の顔ばかり見ていたから、
立憲は支持を失い、議席を減らしたのではないですか?

悔しくはないのですか?ここまでバカにされ、罵倒され、支持を減らして、どうして平気なんですか?
なぜ負ける事に慣れているのですか?なぜ勝とうとしないのですか?
ずっと負け続けて、それでも自分たちのかごの中で仲良しごっこをしているつもりですか?
はっきり言いますが、この期に及んで、執行部をかばった支持者たちは、立憲民主党のガン以外の何物でもありません。

結果、枝野さんは代表を辞任されました。議席減という結果が出たときにおそらく決意されたのだと思います。
しかし、微増だったら引責はしなかったと思いますね。
「枝野じゃないと立憲は崩壊する」とかばい続ける支持者たちに囲われていたら、たぶん逆に辞任出来なかったと思います。
だって、その人達は、枝野さんが引責したら、立憲を応援しなくなるかもしれないじゃないですか。
野党第一党の党首はそういうジレンマすら抱えていたでしょうよ。それだけのカリスマ性も確かにあったのですから。

だから、今回はちゃんと身を引かれて本当に良かったと思います。
ようやく、ごっこを繰り返すコア支持者の呪縛から解き放たれ、真に国民に見える”まっとうな政党”になる事が出来るんです。
だから、悲しいけれど、枝野体制はいったんここで終焉し、立憲は変わる必要があります。
”変えよう”というキャッチコピーは、立憲民主党自身にブーメランのように返ってきたと真摯に受け止めるべきです。
私は、敗者はそれだけの覚悟をもって受け止めないといけないと思います。それが負けた者への罰です。

このブログやtwitterで、何度もコア支持者たちを批判してきました。
あなた方が強烈に訴えて維持してきた体制は否定され、崩壊しました。あなた方はいつ反省をするのですか?
負けた側、間違えた側の人間として省みることはしないのですか?胸が痛みませんか?勝つ気は全くありませんか?
「しぐさ」という言葉を多用して身を守って、それで何かが生まれますか?
「枝野代表を降ろして、次は誰にするの?うまくいく保証があるの?」うまくいかなくて負けた人間の吐くセリフではありません。
恥を知りなさい。あなた方は社会人ですか?仕事で失敗をしたら責任を取らないのですか?それは社会人ではありません。

枝野代表は辞職し、執行部は一新されるべきです。方針も変え、野党共闘も見直される可能性もあると思います。
でないと、負けた側の責任は果たせません。私の応援してきた立憲民主党は否定されたのですから。


私個人の話に戻すと、
都議選のあと、twitterにて、「これまでのやり方じゃ総選挙で勝てない。変えよう。今のやり方を徹底的に批判する。
だけどもし、政権交代を果たせたとしたら、私の考えは間違っていた。潔くtwitterを辞める」と記しました。
多くの支持者から、「お前が辞めようが関係ない。」「興味ない。」「何言ってんの?バカ?」と言われましたが、
むしろ辞めたかったんですよ。政権交代を果たす、あるいは伯仲する勢力を得ることで、私の不安が杞憂であってほしかったんです。
「皆さんごめんなさい。私の指摘は間違っていました。偉そうな事を言った私なりのけじめとしてtwitterを辞めます」
と言いたかったんです。私の指摘が、不安が、間違っている方がよかったんですよ。今の立憲が国民から受け入れられている方がよかったんですよ。枝野立憲が自民党に近い数字をもって国会に臨み、岸田政権がオロオロして立憲の政策を呑むような展開になる方がよかったんですよ!

それだけ、立憲民主党に勝って欲しかったんですよ、心から!!

負けたしまった体制を維持したい方々は申し訳ないですが、しばらく黙っていてください。
これ以上、立憲を負かせるわけにはいかないし、議席を減らさせるわけにはいきません。
辻元さんの、平野さんの、広田さんの、、、その他大勢の議席を減らさせるわけにはいきません。彼らの議席を返してください。もちろん、政治家自身が一番悪いんです。間違い続けた彼らが一番悪かったんですよ。大いに反省をしておられる頃だと思います。落選した方々の中にも戻ってきて欲しい人材が山のようにいます。もちろん、帰ってこなくていい方もいますがね。

これ以上、自民党・維新の会の日本破壊を進めるわけにはいきません。お願いですから邪魔をしないで頂きたい。
負けた人間はしばらく黙っている。当たり前の話です。引っ込んでいて下さい。立憲のために、日本のために。


フルスペックの代表選が行われたあと、勝てる立憲民主党、矛盾を一つずつ取り外せる立憲民主党へのリカバーを強く求めます。
そして新代表のもと、打ち出される方針に注視し、引き続き厳しく指摘をしながら心から応援をしていきます。私の理想とする体制や政策じゃなくても私は心から応援をします。勝てるなら!勝てるのなら、自分の理想など、どうでもいい!それが日本のためになるのなら、それが一番なのです。
共に進める仲間も得る事が出来ました。立憲民主党で政権交代を目指します。

そして、私が心から尊敬する枝野さんが、遠くない未来に総理大臣になる事を願います。
そのために彼はいったん身を引かれたのですから。このい4年間のリスペクトを込めて、いったん身を休めてください。枝野さんは今も昔も、私の中ではナンバーワンの政治家です。尊敬しています。また心震わされる枝野幸男が戻ってくる事を心から祈っています。(4年間厳しい事ばかり言ってごめんなさい)


ここまでブログを読んでくださった方に心から感謝を致します。
共に進める方がいらっしゃれば、一緒に政権交代を目指しませんか?歓迎します。
そして「お前が黙っていろ」と思われる方がいらっしゃれば、それも一つの意見として承りますが、
《私たちは負けたのです》
この事実を一回噛みしめてからまたお話をさせてください。

ありがとうございました。

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